2017年11月にイギリス旅行をしてきたんです。期間は10日間。記憶が新鮮なうちにササっとブログに記録しときますね。「これからはじめてイギリス旅行に行くよ!」って人には薄く参考になるかもしれません。
もくじ
エティハド航空でロンドンへ
UAEの国営の航空会社「エティハド航空(Etihad Airways)」を利用。チケット代は10万円ほど。実はいつ帰るか未定の旅で、下手すりゃ予定のある2018年2月まで帰国しないつもりでした。そう、イギリスは観光ビザ(事前申請は不要)で6か月も滞在できるんです。
成田で他の飛行機がバードストライクの事故があり、出発が1時間遅れる。成田⇒アブダビ⇒ロンドン。約21時間のフライト。初のエティハド航空だったけど、USBやらコンセントが完備されててよかった。
チケット予約時に気まぐれで低カロリー食にしました。味は普通。食事を特別なものにすると、他の人よりも早く食事が提供されることを知りました。
写真はUEA(アラブ首長国連邦)の首長国アブダビの上空。アブダビ空港はトイレが少なくて困りました。
現地時間6時半。ロンドン・ヒースロー空港に到着。イギリスの入国審査は「めっちゃ待たされる」だの「厳しい」だの聞きましたが、そんなことありませんでした。待ち時間は10分くらいかな。
入国審査の質問は「旅の目的は?」と「どこ行くの?」の2点のみ。ほんの10秒。帰りのチケットも確認されなかったし。ただし、他の国の方で別室に移動されてる人や指紋をとられている人などチラホラ。日本人だから審査が甘いのかもしれません。
詳しくは別記事で書くけど、ヒースロー空港のこの店で買ったプリペイドSIMカードが不良品でエライ目にあいましたよ。でもイギリスに着いて10分でめっちゃ英語を喋らなきゃいけない事態になり、ここで英語の心理的ハードルが取れてよかったかも。
あとで分かるんだけどプリペイドSIMカードが不良品だったためiPhoneが使えず。イギリス到着早々にAppleストアへ行くことに。写真はノッティングヒル駅。
ロンドン市内の地下鉄やバスを格安で利用できる「Oyster Card(オイスターカード)」を購入。プリペイドカードです。suicaみたいなもの。5ポンドの預かり金を入れる代わりに運賃が半額くらいになります。これ買わなきゃ大損です。Oyster Cardを使えば地下鉄料金は東京と大差ない。
Oyster Cardの券売機は多言語対応していて日本語もOKだから簡単に買えます。
イギリスの地下鉄、見てのとおり汚い。ススだらけ。電車の中にはゴミがチラホラ。乗り換えはそれほど難しくない。
アップルストアはシェパーズ・ブッシュ駅(Shepherd’s Bush)にあります。時差で眠いのにアップルストアの開店前から並ぶ。別記事で詳しく書くけど、ここでiPhoneのデータが消え、3日間iPhone使えず。写真も撮れず。ガクリ。
3日後にやっと使えるようになったプリペイドSIM。電波が良いと評判だった「EE」を選ぶが地下鉄では電波入らず。
ロンドンの有名どころを観光
旅行では、まず王道スポットを周るのが鉄則。ってことで、日本からもってきた「地球の歩き方」を開いてリサーチ。去年のインドネシア旅行もそうだったけど、現地についてはじめて読む派です(笑)。
なんだかんだ言って「地球の歩き方」は便利。今の時代ネットで観光情報はいくらでも手に入るけど、紙の本ってフォーマットが有能なんですよね。電子書籍でもダメ。
ロンドン橋。おお、イギリスっぽい。
写真の尖った建築物が「シャード」。イギリスで最も高い建物らしい。
ウェストミンスター寺院。
セントポール大聖堂。
国連の専門機関「国際海事機関(IMO)」。
ビッグベンは改修中。「観光客は嘆き、現地人は珍しいから写真撮ってる」ってガイドさんが言ってました(笑)。ガイド頼んでないけど紛れ込んで聞いてたw
テムズ川。募金したら造花もらった。
秘密結社「フリーメーソン」の総本山、フリーメイソン・ホール(グランド・ロッジ) 。
フリーメーソンの博物館になっていて、お土産品とかも売ってます。
バッキンガム宮殿。衛兵交代式を見るための観光客であふれていました。
バッキンガム宮殿の目の前にある「セント・ジェームズ・パーク」。日本でいえば皇居的なスポットかな。かわいいリスが沢山います。
トラファルガー広場。猿岩石のゴール地点。
大英博物館。入場無料なのがよろしい。
大英博物館のエジプト展。
大英博物館の日本展示。
ロンドンの渋谷的スポット「SOHO」。クラシカルな建物ばかりで「大人」な雰囲気のロンドンにあって、「若さ」を感じる希少なスポット。歩いてるだけで楽しい。
ビクトリア駅。長距離バスの拠点「ビクトリア・コーチ・ステーション」の最寄り駅でもあるので、この旅で一番利用した駅です。
ロンドンを一望できる観覧車「ロンドンアイ」。1時間以上待ちそうな長蛇の列でした。
ニューヨークを超えて世界最大の金融街になった「CITY」。ただしイギリスのEU離脱でその立場は不透明になってる。金融くらいしか産業がないのにイギリスどうすんだろ。
テムズ川の大道芸人に勇気をもらった
ロンドンのテムズ川沿いには大道芸人さんが集まっているスポットがあるんです。
それぞれ凄腕パフォーマンスをしてて、結構楽しめました。
スコットランドの「バグパイプ」を吹く人。巨大一輪車パフォーマンスをする人。歌を歌う人など。。
これは巨大シャボン玉パフォーマンス。
いろんなパフォーマンスの中でも最も感銘を受けたのはコレ。
小さな箱に入って、猫だかモンスターだかのペイントをして、汚い声で「ニャー!」と鳴く。それだけ。本当にそれだけです。それだけでチップを貰えてて、「あぁ勇気さえあればどこでも喰えるんだな」と思いましたよ。
似たようなのを東村山市で見かけたら、それぼくなんでチップください(笑)。
ロンドンの街並みなど
ごくごく普通なロンドンの街並み。
ロンドンの消防車。
ロンドンでは自転車道路がかなり整備されていました。車道の端の青い部分が自転車道路です。
ロンドンの道路にあったバイクの停車場。地面に埋め込まれた鉄の輪っかにチェーンロックできる仕組み。
ロンドンの信号。日本と比べて横断歩道の白線がわかりにくい。
サークル式の交差点。
ロンドンのタクシーは有名ですよね。東京オリンピックに向けて日本のタクシーのデザインを一新するらしいですが、ロンドンのタクシーをモデルにしてます。
ロンドン中心部には乗り捨て可能なレンタル自転車が完備されています。
24時間で2ポンド(約300円)が基本料金で、30分以内にステーションに返せば追加料金なしで乗り放題。30分越えると延長料金が課金されるそうです。
ぼくも乗ってみましたよ。こりゃ楽ですね。特に観光客には最適。舛添さんが東京知事時代に「オリンピックに向けてレンタル自転車を配備する」と言っていたんだけど、アレどうなったんだろうな。
ロンドン郊外の街並み。
イギリスでやたら見かけるんだけど、日本で見たことがないエンブレムの自動車があったんです。調べてみたら「ボクスホール(Vauxhall)」というイギリスでしか販売されていない自動車メーカーらしいです。
ロンドンの美容院。
散髪しました。去年のインドネシア旅行でヘアカットして面白かったから、旅先で髪切るの恒例にすることに。カット代は1700円くらい。格安店です。出来栄えには満足。
スポーツ用品店でぼくが愛用するonのクラウドを発見。日本ではまだ流通してない最新モデル。デザインはほぼ変わらず。よかった。
イギリス発祥の折り畳み自転車メーカー「BROMPTON(ブロンプトン)」の店舗。
ぼくが日本からネット通販で利用したことがある「Evans Cycles(エバンスサイクル)」の店舗もみつけました。
期待したほど安くなかったですけどね。
イギリスの自動販売機。
ロンドンの名もなき小さな公園にあった「テーブル・フットボール」。こんなの置いてあるんすよ。
ぼくが愛してやまない広角レンズを落としちゃって、レンズに傷をつけてしまいました。で、現地で購入しようと思ったんだけど、売っていないんですよ。スマホ関連ショップを3店舗周りましたが、どこも売っていません。しまいには店員さんに「ナニこれ!!すげー!!!絶対に仕入れるよ!」って言われました。スマホ関連ショップの店員さんが広角レンズの存在を知らないって、、、ビジネスチャンスやで!!
東村山市の久米川駅にもあるエニタイムフィットネス、ロンドンにもありました。「365日24時間営業で全世界の店舗で追加料金なしで利用可能」ってコンセプトのジムが世界的に流行ってるんですが、エニタイムフィットネスはその筆頭です。
海外旅行に行ったら不動産屋をチェックするのが恒例です。古い物件が値下がりしないのがイギリスの特徴ですね。家賃も物価も東京よりちょい高いくらいです。なんとか住めそうです。
お客さんの画像からスマホケースを速攻で作るビジネス。
イギリスのアパレル店など
ロンドンのユニクロ。あまり繁盛していませんでした。
ロンドンの無印良品もあまり繁盛してなかった。
イギリス生まれのファストファッションブランド「NEXT(ネクスト)」。
イギリスで最も繁盛しているアパレル店は間違いなく「プライマーク(Primark)」です。プライマークはとにかく安いんです。写真のニットは2ポンド(約300円)!
レジで「この場で着用したいからタグを切ってください」と店員さんに言ったら、ハサミを使わずに力任せにブチぎられて驚きました(笑)。しかも何の傷もつかずキレイに取れていて2度ビックリ。
買いたかったけどサイズがなかったストレッチパンツ、18ポンド(約2735円)。
マリオのTシャツが売られていました。5ポンド(約760円)。
カナダに本拠地を置く「lululemon athletica(ルルレモン・アスレティカ)」。ヨガから着想を得てるファッションブランドです。日本にも原宿とかに何店舗かあるみたい。
15年ほど前からヨガが世界的ブームになって、もやは定着してますよね。で、セレブリティを中心にヨガファッションが流行してるってのは小耳にはさんでたんですよ。派生した流れとして「アスレジャー(Athleisure)」とかいって、ファッションにスポーティな要素を組み込むのが徐々に浸透してますよね。
で、ロンドンで「アスレジャー」は日本の何倍も浸透している印象でした。ヨガパンツを履いている女性をめちゃくちゃ頻繁に見かけるし、スポーツ店ではないスポーティーなアパレル店は非常に多いです。
「Superdry極度乾燥(しなさい)」というブランド。イギリスではかなり有名みたい。イギリスで何店舗も見かけたし、着用している人も見かけました。
日本人としては苦笑いしちゃうんだけど、ぼくらも変な英語を使ってるからお互い様ですね。これバカにしたら巨大ブーメランになって返ってきて即死することになる。
日本語をポジティブな文脈で使ってくれてるんだもん。感謝だし光栄ですよね。そういや去年の北京旅行でも似たような感じで日本語を使われてましたね。ありがたや。
日本と同じようにイギリスのお婆さまもシルバーカーを利用してるんですが、それがカラフルでGOODでした。花柄デザインで人気の「キャスキッドソン(Cath Kidston)」ってイギリスのブランドがあるけど、Cath Kidston風のシルバーカーですね。
イギリスの喫煙事情
イギリスに来て思ったのは、「歩きタバコをしている人が多い」ということ。
調べてみたらイギリスの喫煙率は16.9%(2016年イギリス政府発表)で、これは日本の喫煙率の18.2%(2017年度JT調べ)より少し少ないくらいです。「おかしいな」と思ったら、イギリスでは室内禁煙が義務化されているけど、屋外での喫煙(歩きたばこ)には寛容みたいです。
東京は歩きたばこは条例で禁止になっていますよね。イギリスでは歩きたばこには寛容だから、街を歩いていたら毎分単位でタバコの煙に覆われます。タバコの税金が高く、タバコひと箱が9ポンド(約1364円)するそうなんだけどね。
あとね、電子タバコもめちゃくちゃ見かける。それなのに日本で一番有名な「iQOS(アイコス)」は一度たりとも見ませんでした。どういうこと??
プレミアリーグの試合を観戦
まったく予定になかったんですが、プレミアリーグを観戦できました。
ロンドンの端にあるロンドンオリンピックスタジアム。ウエストハム・ユナイテッドの本拠地です。
ウエストハムvsレスターの試合です。岡崎選手の出場を期待してたんだけど、1秒も出ず。で、次の試合で岡崎大活躍(笑)。
チケットは当日未明にウエストハム・ユナイテッドの公式サイトで購入。55ポンド(約8350円)。観客席は前から3列目でピッチから近くサイコー。後ろの席の人が「Fワード」を連発して大声で喚き散らしてて、大当たりの席でした。試合は1-1のドロー。
長距離バスでバーミンガムへ
「さて別の都市に行こうかな」と地球の歩き方を眺めて決めたのがバーミンガムでした。バーミンガムはロンドンに次ぐイギリス第二の都市であり、イギリス屈指のインド料理激戦地区があると知ったのがその理由です。
イギリス国内の長距離移動はバスが一番安いです。というか安すぎなんですよ。3時間くらいの移動が5ポンド(約759円)とかだったりする。ほかの商品やサービスと比較しても、バス代金が異常に安い。採算取れてないんじゃないかと心配しちゃうレベルです。あんまり客もいないし。
長距離バスには当然のように無料のwifiが飛んでるし、コンセントもUSB電源もトイレもあります。インターネットで簡単に予約ができて、QRコードを見せれば乗ることができます。価格が変動制で、直前だと値段が高くなります。前日までには予約したいところ。
バーミンガム・コーチ・ステーション。アメリカ英語で「Bus(バス)」をイギリス英語では「Coach(コーチ)」と言います。
ロンドンから3時間ほどでバーミンガム到着。
美しい教会の横にモダンな建物がある。このギャップが面白いですよね。
バーミンガムにはトラム(路面電車)がありました。
かわいいな。
バーミンガムは早くもクリスマスムード。
クリスマスグッズを売る露店。
さてさて、バーミンガムにきた最大の目的であるインド料理街にやってきました。
インド料理街にあって、Google Mapのレビューでもっとも評判のいいカレー屋さんは「Apna Lahore」というパキスタン料理の店なんです。
2食たべました。このイギリス旅で上位にくる味でしたが、ぼくは東村山のロティー屋のほうが好きです。ただし2食たのんで食後のミルクティまでついて11ポンド(約1671円)というのは破格です。イギリスでは1食で11ポンドでも安いくらいですから。
リーズ。佳子様との奇跡の2ショットならず。
電車でリーズへ。
2017年9月から天皇家の佳子様がリーズ大学に通ってるらしいですね。あとで日本人旅行者に教えてもらったんだけど、ぼくはこの時点でそのことを知らず。佳子様はSPも付けずに普通に大学生をしていて、普通にリーズで見かけるそうです。
実はリーズ大学の校内を歩いたりもしてたんだけど、佳子様のことなんて知らないし、ただ「へぇイギリスの大学ってこんなかぁ」と写真も撮らなかったです。ガクリ。
ぼくがイギリス滞在中に、ヘンリー王子がアメリカの女優メーガン・マークルさんと婚約したんです。メーガン・マークルさんは白人と黒人のハーフで、お母様はスラム街出身らしいんですよ。つまり「血筋の悪い黒人のプリンセスはいかがなものか」みたいな論調があるんです。
ヘンリー王子婚約発表の前日には、オバマ前アメリカ大統領の娘、マリア・オバマさんが白人の普通のイギリス人大学生と交際発覚してて(キス動画がパパラッチされ)、、、なんか僕は庶民の出でよかったなとつくづく思いましたよ。こうやって自由に旅できるわけですし、どの人種の人と恋愛しても誰も文句を言わないでしょうから幸運です。
リーズの街並み。写真は特に観光地でもないです。イギリスは基本こんなデザインの建物で、日本人からすると街全体が美術館みたい。(でもすぐに飽きる笑)
イギリス旅行の食事とか
この旅で食べたものを紹介。基本的に外食が異常に高くて泣けてきます。スーパーは日本より安いくらいなんですが、とにかく外食は高いんですよ。日本が安すぎるって噂もありますが。。。
ロンドンのSOHOにあるフィッシュ&チップス専門店で食べたフィッシュ&チップス。ドリンク込みで15ポンド(約2279円)。まずくないけど普通。高いわ!!泣くわ!
サッカー観戦前に郊外のさびれたケバブ屋さんで買ったケバブ。6.5ポンド(約987円)。ボリューム満点で割安感あり。でも辛かった。
英国肉のハンバーガー。12ポンド(約1823円)。普通にうまいっすけどマクドナルドレベル。モス以下。
大変お世話になった格安スーパー「ASDA(アスダ)」の店舗上にあるASDAカフェで食べた「Traditional Christmas Dinner(伝統的なクリスマスディナー)」ってメニュー。5ポンド(約759円)とさすがの安さ。
ASDA愛してるよ。愛してるけど酷すぎるだろ。たぶん冷凍食品の野菜に上からソースかけただけ。それぞれの素材は一切味が染みていない。「伝統的」っていうけどさ、伝統すぎるんじゃない?100年前だったらごちそうだろうね。現代の基準でいえば悲劇の料理だよ。ダーククリスマス。笑ったよ。
「Sainsbury’s(セインズベリー)」というスーパーで買ったビーフ・ブリトー。3ポンド(約455円)。
このビーフ・ブリトーはおいしかった。イギリス旅行で食費を浮かせたければスーパーマーケットを利用するのが吉っすね。
バーミンガムのフードマーケットの端にひっそりと営業していたベイクドポテト店。
拳よりちょい大きいポテトにバターを載せただけ。2ポンド(約303円)。想像していた通りの味。ナイス。
バーミンガムの安宿の朝食。安宿ではこういった朝食が無料で付いていることが多いです。助かります。
UAEのアブダビ空港で食べたインドカレー。
今回のイギリス旅行でいちばん好きだった料理は、バーミンガムのジャマイカ料理店で食べた「ヤギ肉のカレー煮込み(カリーゴート)」です。8ポンド(約1208円)と比較的安いしバーミンガムに行ったら確実にまた行く。ヤギ肉はトロトロだし、カレーに外れなしですね。ぼくインディカ米、大好きです。
カレー好きとして調べたんだけど、いわゆるカレーパウダーを発明したのはイギリス人なんです。インドにはスパイスはあるけど「CURRY」ってのはなくて、植民地支配していたインドの複雑なスパイスをあらかじめ調合した「カレーパウダー」をつくり、それが世界に伝播したわけです。
で、ジャマイカもイギリスの植民地だったからカレーパウダーが食文化に浸透していて、「カリーゴート(ヤギ肉のカレー煮込み)」はジャマイカのソウルフードになっているそうです。
イギリス最大のカフェチェーン「COSTA(コスタ)」。
COSTAのカフェラテ。2.45ポンド(約372円)。あのね、ぼくは日本人だし国によって味覚の違いはあると思うんですね。そう思うんだけど、セブンイレブンのコーヒーマシーンを使わせてくれればイギリス人を虜にさせる自信があります。ああ、あと謎なのがイギリスにコンビニエンスストアがないんですよ。すごく不思議。
ロンドンのマクドナルドでバスの乗車時間まで時間つぶし。自動レジが導入されていました。どんどん人の仕事が消えますね。
マクドナルドのドリンク。Mサイズを注文したんだけど480mlほどでした。日本のLサイズと同等クラスですね。デカい。
スーパーのドリンク売り場。カラフル過ぎて怖い。久々にドクターペッパー飲めた。1ポンド(約151円)。
格安スーパー「ASDA」。お世話になりました。
スーパーの価格は日本と大差ありません。フルーツも安い。
ASDAの野菜売り場。
柿は「KAKI」なんですね。
肉は日本より安い。鶏一羽で2.15ポンド(約326円)。
ロンドンのショッピングモールにあった寿司屋さん。日本食屋さんはたくさん見ました。
たぶんイギリスでもっとも成功している日本食チェーン「wagamama」。シーフードラーメンが13.25ポンド(約2001円)。高すぎて震えた。
こんな宿に泊まっていました
イギリスは高いと思っていたんだけど、人気の観光地だけあって安宿も多かったです。
ここはロンドンの安宿(ドミトリー)。15ポンド(約2265円)。同室のスペイン人が、喜怒哀楽が激しくて笑いました(ひきつり笑いだけど)。電話でケンカ&大泣き、宿のシャワーが糞だとブチ切れてみんなが寝ている早朝に床に何かを叩きつける。みな寝てるのに音楽かける。世界にはすげー奴がいます。
みんな迷惑がってるんだけど、(お祈りしてたから)イスラム教の人がめっちゃ優しくスペイン人をなだめてくれたおかげで紛争は起こらなかったです。いやぁ有意義でしたよ。
これは日本人宿。14年間一度も日本に帰らずに旅をしている人、世界をまわりながらAmazon転売で稼いでいる人、オンラインカジノで生計をたててる人、今度インドで稲作をはじめる人などサイコーな人と過ごした時間は財産です。
これは今回の旅で一番いい部屋。45ポンド(約6797円)。
これは今回の旅でもっとも安かったバーミンガムのドミトリー。11ポンド(約1661円)。予約は毎回Booking.comを利用しました。9ポンドくらいまでならありますね。
予約は当日っすよ。当日にランチしながらスマホでBooking.comをみて予約です。先先まで予約すると自由度が減ってつまんないですから。
イギリス旅行でのクレジットカードについて
まず、イギリス旅行でクレジットカードは絶対にもっていったほうがいいです。
ほとんどの店舗でクレジットカードを利用することができます。地下鉄もクレジットカード利用できますからね。長距離バスや宿の予約など、ネットを利用すれば格安になりますが、それはクレジットカード決済です。現金で乗り切ろうとするとかなりコスト高になります。
10日程度の旅行なら1万円分を両替しておけば事足りるはず。なお、空港の両替レートは悪いので、主要駅や大きなショッピングモールの両替ショップの利用をオススメします。
カードブランドはVISAかMasterCardです。JCBやアメックスはほとんど使えません。VISAとMasterCardを1枚づつ持っていくのがベスト。
ぼくが実践してオススメなのは、「マネパカード(MasterCard)」の活用です。正確に言うとマネパカードはクレジットカードではなく「プリペイドカード」です。
まぁ、「事前にチャージした金額だけ使えるクレジットカード」という理解でOK。現地での使い勝手はクレジットカードと同様です。
マネパカードの良い点は、とにかく手数料が安いってこと。詳しくは公式サイトに譲るとして、海外旅行者向けのカードみたいなものなのです。普通のクレジットカードを使うよりだいぶお得です。そしてプリペイドカードなので、カードを紛失したりスキミングに遭ったとしても被害は限定的です。
マネパカードにもクレジットカードにも保険はついていますが、実際適用されるかわかんないし、「最悪チャージ分だけ」というのは安心感がありますよね。
んで、現地で主に利用するのをマネパカードにしつつ、サブで保有していたのは「楽天カード(VISA)」です。
このサブカードで気を付けたのは「海外旅行保険がしっかりついているカード」ってくらいです。楽天カードは「利用付帯」で海外旅行保険が付いています。つまり海外旅行の渡航代金を楽天カードで支払った場合に保険が有効となるってこと。
だからぼくは渡航当日、自宅から東村山駅までタクシーを使って楽天カード支払いをしました。これで保険ゲット。
クレジットカードによっては海外旅行保険が付いていないものもあれば、保険が付いていて、それが「自動付帯」のカードも存在します。事前にチェックしておいてくださいね。
ちなみに、ぼくは他に三井住友銀行カードをVISAとMasterCardの2枚を保有しているんですが、三井住友銀行カードは海外旅行保険が「自動付帯」なんです(すばらしい!)。利用しなくても、日本の家に置いていても保険対象になるので(公式に確認済み)イギリスには持っていかなかったです。
そう、あまりカードをたくさん持っていくのも嫌ですからね。
海外旅行でのクレジットカードについてまとめると、
・マネパカード(MasterCard)をメイン利用
・マネパカードとは別のカードブランドのクレジットカードも1枚持っていく
・そのクレジットカードは海外旅行保険が付いているものにする
・保険が自動付帯か利用付帯かも要チェック
です。
ああ、言い忘れたけどメインカードとサブカードの保管場所は分けてくださいね。1枚は財布、もう1枚はバッグの中とかみたいに。リスク分散です。
英会話について
ぼくはね、このブログの読者さんの平均的な英語力よりも低い自信があります。ただ、英語力あるのにやたら英会話に苦手意識を持っている人がいるので書いときます。
英会話についてですが、コツがるんですよ。一番のコツは「ビビるな」ってこと。通じなかったところで大惨事になるようなことは滅多にありません。ちょっと面倒な事態になる程度です。
だからね、自分からどんどん質問したほうがいいですよ。自分から話しかけることで「あ、こいつ英語しゃべれないな」と理解してもらえるので、相手の返答が丁寧になります。向こうから話しかけられる状況だと、普段通りのスピードで喋ってくるので、ぼくはほとんど理解できません。
そして数的不利の状況にもっていってください。つまり、ぼく1人に対して3人組とかに質問するわけです。
逆の立場を考えればわかりますよね。日本で1人でいる時に外国人の方に話しかけられたらちょっと身構えるじゃないですか。「ごめん、英語わかんない!」とか言って逃げちゃうかもしれません。
でも友達3人と一緒の時だったら恐怖心なく助けてあげますよね。それと同じです。だからあえて数的不利の状況で質問するの。3名とかいれば「たぶんこーいうことかな?」って勝手に話し合って理解してくれます。
繰り返しますが、英会話のコツは「ビビるな」ってことです。英語が喋れるからって偉いわけじゃないし、通じなくてもいいんですよ。他の人に聞けばいいし、困っちゃっても良い思い出になります。旅ってそーいう非日常を味わうためにしてるんですよね?違うのかな。ぼくはそうです。
ビビらなくなるコツもあります。それは英語を使うことです。実際に英語で話してみれば単語の列挙でも通じるものなんです。
「そーわ言ってもさぁ」って思ったでしょ?大丈夫。これにもテクニックがあるから。
あのね、「まずは答えがわかっている質問を店員さんにする」って実践してみてください。
例えば「今何時ですか?」「これはいくらですか?」「ビクトリア駅に行きたいんだけど、プラットフォームはどこですか?」など。実は答えを知っている質問を、店員さんにしましょう。当たり前ですが、店員さんは一般人より丁寧ですし、答えを知っています。
まずはそーやって慣れることで英語への恐怖心が薄まります。
こみいった話をしなきゃいけなければ、Google翻訳はめちゃくちゃ有用です。今回Appleストアでやたら専門的な議論をしたんですが、Google翻訳のラリーでした。お互いにタイピング合戦。
英会話についてまとめると、
(1)ビビらなきゃ通じる
(2)通じなかったところで困らない
(3)話しかけるなら数的不利な状況で
(4)店員さんに答えを知っている質問をするとビビりを解消できる
(5)専門的な話はGoogle翻訳をつかう
ということです。
そうそう、イギリス旅行をして「あー、英語がペラペラだったら色んな人と会話できてもっと有意義だろうなぁ」と思ったんです。だけど、その一方で「英語がペラペラだったら旅がイージーすぎて詰まんないだろうなぁ」とも思いました。
つまり「言葉が通じない体験」ってのも旅の醍醐味なんですよ。根底にそーいう考えを持っておけば言葉が通じないことがエンターテイメントになりますよね。トラベルという英語の語源はトラブルだって言いますしね。
イギリスについてのメモ
時差は日本より9時間遅れ。時差ボケ酷かった。
2017年11月現在、1イギリスポンドは148円ほど。
イギリスは曇りが多いらしい。ロンドンの気温は東京より少し寒いくらい。
治安はいい。夜中に一人で歩いても危険性を感じない。
感じの良い人が多い印象。質問をしたら笑顔で答えてくれる。
物価は全体的に日本と似たようなものだけど外食は非常に高い。
食事のクオリティは評判通り。
店員のサービスが悪い。明らかなミスも謝らない。お客のお行儀も悪い。いや日本が良すぎる。
(オフシーズンってのもあり)日本人観光客はあまり見かけなかった。
安宿は結構ある。貧乏旅行なら1日の総コスト3000円でしのげそう。普通に旅すると1日15000円はしちゃう。
日本人宿のクチコミで、インドとイランに行きたくなった。
イギリス旅行まとめ
はじめてのヨーロッパ。もっと長くいる予定でしたが、訳あって10日の旅となりました。
嫌になって早く切り上げたわけじゃないけど、ロンドンやバーミンガムなど大都市が中心の旅だったこともあり、旅行先としては正直好みではなかったです。洗練されてる都市よりゴチャゴチャしている都市が好みなので(笑)。
ただしまたイギリスいくかもしれません。観光じゃなく海外に長期滞在したいんですよね。その点で英語は苦手だけど公用語が英語ってのデカいです。ドイツ語やアラビア語と比べたらマシです。安心感がある。申請なしで6か月も滞在できるし。
まぁ今回の旅はおもしろい人たちと出会えたことが一番の収穫でした。影響されまくったので、この旅で人生が狂うかもしれません。
ではでは、今回もブログ読んでくれてありがとうございました!
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