Google検索流入アクセスが激減して14日後に復活するまでの話

ふぅ。そろそろアクセス激減から2カ月以上経ったかな。復活した今、穏やかな気持ちでこの記事を書ける幸せに感謝。そして少し前の僕と同じように今不安を抱えている人に僅かでも参考にしてもらえればと思いまして僕の体験をシェアします。

もくじ

概要(ざっくりこんな内容です)

アクセス激減の理由とは

2014年8月14日。Googleアドセンスの管理画面にメッセージが届く。「昨日の報酬が60%ほど急落しているけど、どうしたの?」的な内容。急いでGoogleアナリティクス(アクセス解析)を調べてみると、保有サイトの1つのアクセスが半減していることに気付く。マジかよ!!!

でも、この時点では少し不安になりながらも「お盆時期はアクセスが下がる傾向にあるからね」とか思ってました。しかし翌日、そのサイトのアクセスが更に減る。通常時の3分の1程度。この時点で「アカーーン!!」と認識して、真面目に情報収集や対策を開始。

そして14日後にアクセスが元の水準まで回復。めでたしめでたし。以下その詳細です。

アクセスが激減したサイトについて(僕にとってエース級)

アクセスが急落した理由

該当サイトについて簡単に説明しておきます。

・2013年9月に開設
・2014年8月14日にアクセス急落
・WordPressで構築
エックスサーバーのX10プランで運用
・サイトジャンルは医療系
・アクセス激減時点の記事数は900ほど
・急落前の2014年7月は月間76万PVほど

僕が保有しているまともなサイトは10数個。このサイトは僕保有のサイトの中で最もPVが多いサイトでした。収益面ではこのサイト以上に稼ぐのがいくつかあるんですが(自慢)、ダントツのPVです。

開設してから順調にアクセスが右肩上がり。それが嬉しくて鬼のように記事を投稿しまくっていたら更にアクセスが増えるという好循環になってました。マジでペロペロ舐めまわしたいくらいカワイイ存在。「1年経たずして月間100万PV突破するかも!」とか胸躍らせていた時に今回のアクセス激減でした。これはショック。

現状を把握するために、まずしたこと

(1)、ウェブマスターツールをチェック
ウェブマスターツール

アクセスが激減して真っ先に頭に浮かぶのが「これってGoogleのペナルティなの?」ってことです。なのでウェブマスターツールを真っ先に確認しました。

Googleのペナルティには2種類あります。人間が目視して下された「手動ペナルティ」と、検索順位を決めるルールが変更したことでアクセスが下落する「自動ペナルティ」です。手動ペナルティならウェブマスターツールにGoogleからメッセージが届き、示された問題の箇所を修正してGoogleに再審査リクエストを送ればいい。もし修正されていたら速やかにアクセスは元通りになる。

今回ウェブマスターツールに何も通知が届いていなかったので手動ペナルティではないみたい。だけど、自動ペナルティの可能性が浮かび上がりました。

 

(2)、自動ペナルティを受けているかチェック
panguin-tool

手動ペナルティなら対処法が明確なので対応がとりやすい。一方でややこしいのが自動ペナルティ。Googleから言わせたら「ペナルティじゃないですよ。よりよい判定基準で採点し直したらあなたのサイトが下落してアクセスが減ったんですよ」ってことになる。つまり、自動ペナルティは単純に魅力のないサイトだと判断されたって話。これだと復活は難しい。永久にアクセスが回復しない可能性もある。

自動ペナルティか調べる方法ですが、僕は「PANGUIN TOOL」というのを利用しました。これは「googleアルゴリズムが大きく変動した日」と「自分のサイトのアクセスが激減した日」が重なっていないか1発判定してくれるツールです。どんな内容の変動なのかもある程度は把握できるので対策も取りやすいです。

で、PANGUIN TOOLを使ったものの、自動ペナルティでもないっぽい。(PANGUIN TOOLも完璧じゃないので完全には信用できないのだけど)

 

(3)、マルウェアに感染してるかチェック
google マルウェアチェック

次に、マルウェアに感染してるかチェックしました。もしマルウェアに感染しちゃっていたら「危険なサイト」と認定されて、Google検索から排除されるらしいです。で、下記URLで対象サイトがマルウェアに感染されているか調べられます。

http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=(調べたいウェブサイトのURL)

当サイトを調べるなら、【http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=https://189-0000.com/】です。アドレスバーに【http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=(調べたいウェブサイトのURL)】を記入してアクセスすれば上記のような判定結果が確認できます。

どうもマルウェアにも感染していないみたい。うーん。わからん!迷宮入りだ。

原因不明。そして、やったこと。

discouragement-01

サイトをあれこれチェックしたものの、どれも白。一体なにが原因でアクセスが急落しているのか分かりませんでした。

この時、僕が思っていたのは「下手にサイトをいじくるとドツボにハマる」ということです。僕はそのサイトが有益であると信じて疑っていません。それは「訪問者のページ閲覧数」や「滞在時間」や「ソーシャルメディアでのシェア数」などのデータからも明らかです。なので、『一般ユーザーにとって有益なサイトなのだから、遅かれ早かれアクセスは復活するはず』と考えていました。

とは言え、指をくわえて復活を待っているのは精神的にキツイので、いくつか対策を実施しました。

まずは、サイドスペースに置いていたタグ一覧の排除です。タグ一覧は普通に便利だと思うんですが、コンテンツの重複に繋がると考えたんです。でも迷いましたよ。普通に便利だから。なので僕はアクセス解析をチェックしてました。試しにタグ一覧を外してみて「訪問者のページ閲覧数」が変動しなかったので外しました。もし明らかに「訪問者のページ閲覧数」が減るようなら掲載継続するつもりでした。

次に、更なる記事の投下をしました。普段以上に気合が入った記事を1週間のうちに35記事ほど投入しました。その後は息切れして普段のペースになりましたが、有益性を今まで以上に意識するようになりました。

そして14日後に復活。今思うこと。

resurrection_wide

まずは先輩ブロガーに感謝したいです。プチパニックを起こしたんですが、諸先輩方のブログ記事によって冷静に対応できました。そして勇気をもらいました。

たった今お困りの方に言いたいのは、単なる「ゆらぎ」かもしれないってことです。これは諸先輩方も報告されています。『アクセスが激減したけど特に何もせず放置していたら復活した』という例もゴロゴロあります。

注意したいのが、焦ってコンテンツを台無しにしちゃうことです。僕がタグ一覧の排除に慎重だったように、データを確認しながら施策をした方が良いと思います。向き合うべきなのは人間ですからね(^_^)

以上。たいした情報じゃありませんでしたが、先輩方に見習って僕の経験をシェアさせて頂きました。ご清聴ありがとうございましたー。

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