はじめに言っておくけどNetflix (ネットフリックス) は超危険です。ちょっと観だしたら夏休みなんかあっという間に終わっちゃう。いや、1年が終わっちゃう。すんごく危険なんだけど、とんでもなく魅力的でもあるので、ぼくが5つ星をつけたおすすめドラマ作品を紹介します。
もくじ
13の理由
『13の理由』はね、アメリカでSNSでの拡散数で新記録をつくったらしいんですよ。ニュースになってました。うん、あなたが高校生なら真っ先に見るべき作品。間違いなくハマる。いや30過ぎのぼくもハマった。
暗い話なんですよ。アメリカの高校生が主人公で、片思いをしていた女の子が謎の自殺しちゃうんですね。で、その女の子が自殺の理由を13個のテープに残していて、徐々に理由が解明されていくんです。
アメリカの高校生の生活とかよくわからんけど、異様にリアリティがあるんですわ。SNSで拡散するのも納得。スクールカースト、恋愛、進学、親、部活、アルバイト、アルコール・・・。高校生がこのドラマみたら友だちと語りたくなるだろね。いやー、凄いドラマ。
見事に着地成功(納得のエンディング)したのに、あまりに人気だからかシーズン2も作るって発表されています。ぼくも「終了でいいんじゃないか派」だけど、続編が公開されたら絶対に観る!!
あとさ、アメリカの若者のカリスマで、ゴシップ誌の常連歌手でもあるセレーナ・ゴメスが製作総指揮をとったらしいんだけど、実際どれくらい作品に関わったんだろ。もしかしたら彼女は映像作品の巨匠になるかもしれない。
火花
「火花」に関しては絶賛しかないっす。この記事で紹介する世界ランカーの海外ドラマと堂々とタイマンを張れてますからね。それが奇跡的、感動的で、大快挙、大傑作です。日本の連続ドラマだったらぼくの生涯ベストかもしれない。
映画や小説もだけど、素晴らしい作品はストーリーが完結した後を受け手が勝手に想像しますよね。まさにそれ。「神谷さん、あの後どうしてるかなぁ」って想像しちゃうもん。
で、ぼくみたいに絶賛する人ばかりだったからかNHKが権利を買って放送したんですよ。そしたら爆死しました。全然視聴率とれなかったみたい(笑)。
そりゃそうだよ。「火花」の何がすごいかって、動画配信サービスに最適化されて作られた作品なんですよ。地上波では100%楽しめない。1話見てまた来週まで待つとかアリエナイ。
アメリカでは動画配信サービスの作品が劇場や地上波の作品を凌駕しだしてるんですが、それは日本でも起きますね。対岸の火事だと思ってたけど「火花」で確信しました。今後の主戦場は動画配信サービスになりますよ。お金をかけられて、放送コードやスポンサーへの配慮が必要ないんだもん。当たり前です。
とにかくおすすめ。全10話。この夏、ぜひ観てください。
ハウス・オブ・カード
『ハウス・オブ・カード』は悪徳政治家が主人公で、どろっどろの政治闘争を描いたドラマです。
2013年にシーズン1が公開されて、瞬く間に大ヒット。ネット配信で初公開されたドラマシリーズとして史上初めてエミー賞を受賞するなど、ネットフリックの躍進の象徴的な作品です。オバマ大統領もファンを公言していて「次のシーズンが楽しみ!」と言ってました。
ぼくがネットフリックスに初加入した切っ掛けも「ハウス・オブ・カード」。なんだろな、流行りの言葉を使うと、一線を越えちゃっている作品。「あぁこりゃ地上波じゃ無理だ(笑)」みたいな。
マルコ・ポーロ
『東方見聞録』で知られる商人である冒険家、マルコ・ポーロをモデルとした歴史スペクタクル。モンゴルの皇帝フビライ・ハーンとの人間ドラマや戦いを描いたドラマです。
マルコ・ポーロは、シーズン2で終了しています。一応ストーリー的には切りはいいのだけど、まだまだ先を期待させる展開だったのに終了との公式発表がされてしまいました。
どうも、製作費をかけ過ぎたらしいです。シーズン2までで200億円かかってるそうです。下の予告編を観てもらえばわかるけど、まぁ金かけてますからね。シーズン2で終了していますが観る価値あります!
ブレイキング・バッド
「Breaking Bad」とは「道を踏み外す」という意味のスラング言葉らしいんだけど、タイトルの通り、超まじめな化学教師が薬物密造をはじめて裏社会でどんどん名を馳せていくってドラマです。
末期がんを宣告されたから家族にお金を残すためにはじめたヤクの密造なんだけど、その品質の高さから一気に裏社会を席巻してしまい・・・。と悪の世界に入っていく様はまさに「Breaking Bad」。
シーズン5まであって完結しています。ぼく的には「着地成功」。途中ダレるんだけど、終盤は盛り返してくれて最後もOKな作品です。
あ、「ブレイキング・バッド」はネットフリックス以外でも見られます。Huluでも見られる。
ナルコス
『ナルコス』は、実在したメキシコの麻薬王パブロ・エスコバルを主人公にしたドラマです。実際に起こった麻薬カルテルの抗争をベースに物語は進んでいきます。
なんだろな、要するに『ゴットファーザー』ですよ。コロンビア版のゴットファーザー。『ゴットファーザー』は最高の映画だけど、それが面白さが薄まることなく連続ドラマになってる感じ。ぼくの評価はひじょーーに高いです。2017年9月1日にシーズン3が公開されるみたいだけど今から楽しみです。
そう、「ナルコス」は、あんま知られていない作品なんだけど、『ゴットファーザー』『ハウスオブカード』『ブレイキングバッド』みたいな作品が好きな人は絶対にオススメ。
ネットフリックスは「吹き替え+日本語字幕」が可能
ぼくがネットフリックスを愛してやまない理由のひとつに、「吹き替え版で日本語字幕を表示できる」ってのがあります。これ、AmazonプライムビデオもHuluもWOWOWオンデマンドもスカパーもできません。
ネットフリックスは、そもそも吹き替え版が充実しています。AmazonやHuluの倍はあるんじゃないかな。そんで、吹き替えや字幕を自由自在に設定できるんですよ(もちろん対応していない作品もある)。
ぼくがネットフリックスを観るときは、だいたい何か他のことをやりながら観てるので「吹き替え版+日本語字幕」が大変助かるんです。
「日本語吹き替+英語字幕」ってのもできますから、英語学習にもなります。そうそう、学生さんは「英語を勉強したいの!!」と言って親を説得してネットフリックス加入させてもらえばいいっすよ(笑)。月額650円ですから、マジで教材代としてはお買い得だと思います。
ちなみに英語以外にも中国語、ポルトガル語、韓国語に対応していることが多いです。
入会したら即解約!セコい手法を教える
せこい手法なんだけど、ぼくは入会するたびに速攻で解約手続きをしています。
というのも、Netflixに加入していてもさすがに毎日は見ないわけですよ。で、解約しても契約した1カ月間は視聴できて、契約終了で自動的に視聴できなくなるって仕組みだから、続けて契約するとしても数日分は得するってことです。
意味わかりますかね?
例えば8月1日に加入したとします。ぼくは加入手続きの直後に会員ページから解約手続きをします。解約手続きをしても8月31日までは視聴できて、8月31日いっぱいで視聴できなくなります。
毎日Netflixを視聴しているわけではないので、9月3日とかにNetflixを見ようとすると「アカウントを再開する」ってアナウンスが表示されるんですね。それをクリックすれば再加入できます。
「9月3日に加入したわけですから、10月3日まで視聴できますよ。3日分得したでしょ?」って話です。ね、セコいでしょ?(笑)
この手法をオススメする背景として、「Netflixはアカウント解約もアカウント再開も超簡単」なんですよ。再加入にまた個人情報を入れ直すとかだったら面倒くさいからやりません。パーソナライズされた各種設定は10ヵ月間保存されますしね。
解約方法は、「ログインしたら⇒アカウント情報⇒メンバーシップのキャンセル⇒キャンセル手続きの完了」でOK。3クリックで解約できます。再開手続きも3クリックくらい。超簡単です。
無料期間ありで再開できることも
Netflixで加入⇒解約⇒再開というのをこれまで10回は繰り返してきたんですが、先日はじめてのオファーを提示されました。「1か月無料でアカウントを再開」というオファーです。
文字通り、1カ月間無料でNetflixを楽しめちゃいます。新規入会だと1か月の無料体験サービスが付いているんですが、元メンバーに対しても1か月の無料体験オファーを提示してくれるんですね。
やっぱNetflixは入会したら速攻で解約するのが吉ですよ!
まとめ
とりあえず以上です。こうやって作品を並べると自分の好みがわかりますね。美男美女がでてくる恋愛ドラマには興味なく、社会派というか犯罪系が好きみたい。
ぼくがピックアップした作品の中に「あっ!コレわたしも好き!」ってのがあった人、ここで紹介してないオススメのドラマがあれば是非おしえてくださいませ。
ではでは、またですねー!
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