もくじ
今あたなたにミャンマーをおすすめする理由
まず結論を言っておきます。ミャンマー旅行、めちゃおすすめです。できるだけ早くミャンマーに行くべきです。ええ、本当に。
サクッとミャンマー旅の魅力を挙げるとですね、こんな感じ。
- とても安全(治安がいい)
- シャイでやさしい国民性
- 異国感が強い(いろいろ変)
- 変化している(5年後は手遅れ)
- 旅がしやすくなっている
- ビザ免除中(今がチャンス)
ミャンマーは治安がいい
旅するうえで治安って超大事ですよね。ぼくは安全性はけっこう重要視しています。どんなに魅力的な場所も治安悪いと聞くと腰が引けちゃう(ブラジル行きたいんだけどなぁ)。
ほんでミャンマーですよ。ミャンマーって犯罪統計を発表していないらしいんですけど(ガクリ笑)。
日本の外務省の安全情報を確認すると基本的に「レベル1」でした。アメリカの外交安全保障局の2018年版のレポートもミャンマーの危険レベルは「1」。「通常の予防措置」です。
政府発表の治安情報ってポジショントークが入っていてあまり信用できないんですけどね。まぁまぁ要するに治安について言いたいのは、
「治安いいけど油断大敵だよ!だけど、思わず気を抜いちゃうほどに治安はいいよ!」ってことです。
ミャンマーを30日間ひとり旅をして犯罪と呼べるものに遭遇したのは「ぼったくり」くらい。そのぼったくりも片手で数えられるほどだし、「タクシー運賃を相場の2倍にふっかけられる」みたいなかわいいもんです。
「治安」みたいなデリケートな話はあまり無責任には言えないけど、2019年前半の時点ではミャンマーは比較的安心して旅ができると思います。それがぼくの正直な感想だし、最近の旅人のネット情報をみても大体そんな感じ。
日本ではミャンマーといえばロヒンギャ問題が報道されていますよね。確かにロヒンギャ問題は由々しき自体なのですが、幸か不幸か民族対立とかあるような地域には外国人は立ち入れません。
普通にミャンマー観光をするだけなら「かなり安全だ」と感じるはずです。
ミャンマー人の国民性(シャイでやさしい)
旅する国の国民性って重要だと思います。特に1人旅は。
で、ミャンマー人ですが「シャイで優しい」ってな印象をもちました。
ベトナム🇻🇳のハノイ、愛想や人あたりがミャンマーと明確に違いますね。
ミャンマー🇲🇲だと、目が合うとお互いににっこり微笑んでうなずくように頭を小さく下げる。これを1日20回はやってた。
ハノイではまず目が合わないし、合ってもすぐに目をそらされます。 pic.twitter.com/2EVySiYJKq
— タカタロウ@東村山市 (@189_0000) 2019年1月7日
「目が合うとお互いに笑顔でうなずく」って欧米でわりと根付いている文化なんですけど、ミャンマーも同様です。
ミャンマー人は日本人並みに英語力が低いため、向こうから積極的に話しかけてくることは少ないです。しかし、こちらから話しかけるとみな笑顔で親切に対応してくれます。
そう、ミャンマーで態度悪い店員さんとかほとんど遭遇しませんでした。旅の中で腹をたてるシーンはかなり少なかったです。
異国感が強い(わかりやすい)
ミャンマーは異国感が強いのがGOODです。だって顔に白いお化粧(タナカ)をしている人いるし、
男性もスカートみたいなの(ロンジー)を履いているんですもん。姿かっこうから奇妙なんです。
お寺や遺跡はゴロゴロあって、基本的に金ピカです。ど派手。
ミャンマー語(ビルマ語)は丸っこくてかわいいけど意味不明。
こんな感じでミャンマーは異国度が強いんですよ。パッと見で異国なの。ただ街をブラブラ歩くだけで楽しめます。
変化している(5年後は手遅れ)
「わたしが初めてミャンマーに来たのは4年前。その時はヤンゴンも95%の男性はロンジー(スカートみたいなの)を着ていました」
こう話していたのはミャンマーで働く日本の方。今はヤンゴンのミャンマー人男性のロンジー率は50%くらいです(ぼく調べ)。たった4年でこの変化。あと5年後もすれば大幅に異国度が低下するのは間違いありません。
たとえば2018年12月に着工されたヤンゴンのミャンマー韓国友好橋。この巨大な橋が完成すると、現在はフェリーでいくしかなかった貧困地区(DALA)との行き来が容易になります。実質的にヤンゴンが拡張することになるわけで、とんでもない経済的なインパクトになるでしょう。
旅がしやすくなっている
これは「変化している」って部分の良い側面ですが、プリペイドSIMだとか宿泊施設などが近年だいぶ安くなっています。
そうそう、数年前のミャンマー旅のブログ記事とか見てると「プリペイドSIMが1万円以上するとか」「安宿が少なく、宿泊費がかさむ」とか書かれていました。
幸か不幸か2019年現在のミャンマーは、かなり安く旅できる国になっています。
期間限定で日本人の観光ビザ免除中
ミャンマーは2018年10月より1年間(2019年9月30日入国分まで)、日本人と韓国人の観光ビザを免除しています。
ミャンマーの観光ビザの申請費用って免除前は40ドル(オンライン申請は50ドル)だったみたい。つまり5千円ちかくは節約できちゃいます。ビザ申請って手続きも面倒くさいし、これは本当に助かります。最高っすよね。
ビザなし入国の場合、最大の滞在期限は30日間。ぼくは今回の1人旅でギリギリいっぱい滞在したわけです(^_^)
ミャンマーひとり旅 写真で一言
そんじゃ、当ブログ恒例の写真で一言レビューを書いておきますね。なんでも時短の時代ですから、ザーッと写真を眺めてミャンマー旅の雰囲気を味わってくれればと思います。
ちなみにミャンマーの通貨チャットは、2019年1月現在100チャットあたり7.21円ほどですが、この記事では為替手数料も考慮して100チャット7.5円で計算しています。
タイとの国境の街、ミャワディ
今回タイ-ミャンマーを陸路で入国。タイの国境都市メソート(Mae Sot)までバンで行き、メソートのバス停からバイクタクシーで国境まで行きました。
入国手続きをした先には橋があり、ここを渡ればミャンマーの国境都市ミャワディ(Myawaddy)です。橋を渡る途中から明確に風景が変わるのが面白いですよ。
ミャンマーに到着したと思ったら、くまモンがいました笑。特段ぼくをお出迎えしてくれたわけでもなく、ただ単に子供がくまモンの着ぐるみをきて遊んでるだけです。
ミャワディではタイバーツからミャンマーチャットに両替している両替所ばかりで、ドルを両替してくれるところは1か所しかありません。(もちろん日本円はダメ)。
両替レートはヤンゴンのほうが良いので必要な分だけ両替するのが吉。交通費も含めて1日20ドルくらい使う計算で両替しとけば余裕です。ぼくは3日後にヤンゴン到着の予定で60ドルだけ両替。
ミャワディの街をぶらぶら散策。ミャワディでは外国人を一人も目撃しませんでした。タイとの国境なのでタイ人はいるはずだけど欧米人とかいなくて、外国人が珍しいのか割とジロジロ見られます。
観光客が一切いないこと、周囲のミャンマー人が興味ありげにジロジロ見てくる感じ。たまらなく楽しかったです。
「写真を撮っていいですか?」と聞くと、基本的に快諾してくれます。
ミャンマーの子供。ミッキーマウスのタナカ(ミャンマー伝統の化粧)をしていてかわいいですね。
市場で食べた「モヒンガー」というミャンマーの国民食。500チャット(約38円)。
謎のフルーツを興味深く見ていたら、タダでいただきました。ほとんど味がないんですよね。これ。食感はライチ。名前ご存知のかた教えてください。
お魚はちょっと臭いますよね。
ミャンマー風チャーハンを食べていたら大雨が。
この旅でも宿探しは基本的にBooking.comとAgodaを利用していました。しかしミャワディでは宿の登録が全然ないんですよ。合計で3軒だった。しかも50ドルくらいして高いから焦りました。結局は道行く人に聞いて歩いたら大通りに安宿がありました。
ミャワディからバゴーまで移動
ミャワディからヤンゴンまで一気に行こうとも思ったんですが、バゴー(Bago)という街で途中下車することにしました。バゴーまでの運賃は13000チャット(約975円)。
バンは30分後に出発すると聞いてたんですが、結局3時間ほど待つことに。待ってる間に尼さんが托鉢に来りしましたよ。
バンに同乗したミャンマー人の親子。かわいい。
バンの出発があまりに遅いので、上のお兄さんと食事に。このヌードルは1000チャット(約75円)。
車内はぎゅうぎゅう詰め。居心地は悪いんですが、同乗したミャンマー人の皆さんが優しいんです。ミカンやガムやチマキなどをご厚意でいただきました。
休憩での食事の風景。ミャンマー語は一切喋れないけど、片言の英語と笑顔でエンジョイしました。
バゴーに到着
バンはバゴー(Bago)という街で降りました。ヤンゴンから70キロほどの街です。今から紹介するけど、このバゴー、かなり良かったです。オススメ。
バゴーに到着した時点でSIMを入手しておらず、夜中だったのでSIMも買えないためバイクタクシーのおじさんと一緒に安宿探し。5件目くらいにやっと見つけたのが「EMPEROR MOTEL」。シングルルームが13ドル(約1450円)。
バゴー2泊目はEMPEROR MOTELの向かいにある「Mya Nandar Hotel」に宿泊。シングル12ドル(約1340円)。
バゴーの朝。
バゴー2日目。まず実施したのはプリペイドSIMを購入すること。ぼくはバゴーで唯一のショッピングモール「ICON(アイコン)」でプリペイドSIMを買いました。
屋台みたいなところでもSIMは売っているんだけど、命綱のSIMは安全第一で開通させたいので、大きなショッピングモールで実施しました。正確な価格は覚えていないんですが、30日間&3Gで8000チャットくらい(約600円)だったかな?安かったです。店員さんに丸投げしてSIMを開通してもらいました。
ショッピングモール「iCON」の最上階には映画館があり、若いカップルを中心にたくさんのお客さんがいました。
バゴーの象徴的な仏塔「シュエモードー・パヤー」へ。ミャンマー最大の高さを誇る仏塔です。
シュエモードー・パヤーにはブッダの髪の毛が2本納められているらしいです。
シュエモードー・パヤーにいた物乞い少年。ぼくは声をかけられたら基本すべての物乞いの人に少額のお金をあげるのですが、インドネシアのように1人にあげたら殺到されて身の危険を感じるようなことはミャンマーではありませんでした。
シュエターリャウン寝仏。
シュエターリャウン寝仏ではタブレット端末を使ってインターネット生配信をしているお坊さんがいて時代を感じました。
観光スポットでたびたび遭遇したのが「謎の紙幣」を売る売り子さん。これはミャンマーを制圧していたころに「軍票」というもの。仮の紙幣としてミャンマーで一時期使われていた紙幣みたいなものみたいです。売り子さんはぼくが日本人だとわかると「ぜんぶで1500円!」みたいにセールスしてきます。
バゴーの市場。かなり貧しい印象です。
トラックの荷台から野菜をおろす人たち。
バゴーのお魚屋さん。
バゴーのアパート。
ヤンゴンには日本語学校がたくさんあるんだけど、ここバゴーにもありました。チーサン日本語学校。
バゴーで会話したミャンマーの家族。
散髪はここ最近の旅の恒例イベントなんですが、ミャンマーではこの床屋さんで切りました。
イスに座って何ひとつ注文していません。むしろ言葉を発していません。それなのにどんどん切ってくれて、ご覧の出来栄えです。カット代金は1000チャット(約75円)。
この旅で屈指の思い出スポットがチャカッワイン僧院です。「地球の歩き方」にも3行くらいしか紹介されていないマイナースポットなんですが、ここは本当にオススメ。
チャカッワイン僧院は400名から500名の若き僧侶が修行をしている場所です。僧院としてはミャンマーでもかなり規模が大きいみたい。
で、朝5時と昼11時に食事を見学できるとの情報を得たので、ぼくは朝5時前に訪問しました。それが大当たり。まず観光客が誰一人いない。上の写真は朝礼の様子です。少年僧侶がこっくりこっくりと半分寝ながら連呼に応えていたりして面白かった。
そして5時からの食事です。食事スペースも自由に入れました。
なんと僧侶の食事が終わったらぼくにも同じ食事を提供してくれました。もちろん無料です。
僧侶のみなさんは朝食後にバゴーの街中を托鉢しに行きます。
ぼくはミャンマーのいろんな都市で托鉢をみたけど、チャカッワイン僧院の托鉢がもっとも規律正しくて美しかったです。
他の都市の托鉢は、そもそもこんなに僧侶の列は長くないし、その列も乱れているし、僧侶同士で楽しそうに喋りながら歩いてたりしてます。チャカッワイン僧院の托鉢はガチ。ストイック。圧巻でした。
バゴーから鉄道でヤンゴンへ
ミャンマーで長距離鉄道に2度乗ったんですが、どちらも購入時にパスポートを求められました。バゴーからヤンゴンまで70キロほど、所要時間は2時間、運賃は1000チャット(約75円)でした。激安。
今わかったけど、ぼくが買ったのアッパークラスチケットだったんですね。自由席に適当に座ってました。自由席なら一体いくらだったんだろ。とはいえ、アッパークラス席は座席がクッション性があるシートになるだけです。
こちらバゴー駅。
ぼくが2時間過ごしたノーマル車両です。
トイレもありました。トイレの排泄穴が外に繋がっています。つまり垂れ流しです。これ17年くらい前のマレー鉄道も同様だったんですよね。今はマレーシアはかなり発展して信じられないけど。
あと実は、この時にお腹を壊してしまってかなりトイレ使いたかったんですが、やっぱ我慢しちゃいましたね。
あたたかい風にあたりながらミャンマーの風景を眺めるの時間は贅沢でした。
電車で危険にあそぶ少年。ぼくのカメラに気付きピースサイン。
ヤンゴンをぶらぶら観光
バゴーから2時間ほどでヤンゴン・セントラル駅に到着。
ヤンゴン・セントラル駅は長距離列車の始発駅にもなるので、ひとり旅をするなら利用する機会が多いと思います。
ヤンゴンを散策。
この女性はシラミを取っているんじゃないかと思われます。しばらく見ていたけど、ずっと頭をいじってた。
ヤンゴンの街路樹に仏壇的なのがあります。
ヤンゴンの中心にあるマハバンドゥーラ公園。
ロヒンギャ問題を取材していたロイター通信のミャンマー人記者2名が拘束されたらしく、マハバンドゥーラ公園で抗議集会が実施されていました。
マハバンドゥーラ公園に掲げられていた看板。下水処理システムを日本が支援しているらしいです。
ミャンマーでは蹴鞠的な遊び「チンロン」をやっている男性たちをよく見かけました。たまに驚くほどうまい人もいます。
ぼくが訪問した時期は乾季でほとんど雨が降らないはずなんですけど、なんどか突然の雨に襲われることも。
ヤンゴンにはご覧のような豪華なマンションもちらほらあります。
ヤンゴンの環状電車。5駅先まで乗ったんですが、100チャット(約7.5円)でした。
電車は日本の支援みたいです。電車の外観にも内部にも「日本の支援ですよ!」ってアピールを恥ずかしくなるほどしてました笑。
滞在中に「電車そのものだけではなく日本の運行システムを導入する」とのニュースをみました。近い将来、遅延がなくなるかもしれませんね。
ヤンゴンも夕方ごろになれば大渋滞。なぜだかヤンゴン中心部はモーターバイクの運転が禁止されているんです。渋滞をすり抜けてくれるバイクタクシーは安いし渋滞をすり抜けてくれるので個人的に大好きなので残念です。
昼間から路上でぐっすり寝ている自転車タクシー(サイカー)の運転手さん。こういうのでも治安の良さは理解できますよね。
ミャンマーの路上でよく売られていたアボカド。日本では見たことがないほど大きく立派なアボカドなんですよ。ぼくは結構アボカド好きだからスーパーで買うんだけど、メキシコ産が多い印象。
実際に調べてみたら、メキシコが世界第一位のアボカド輸出国でした。そんでミャンマーは2014年度のアボカド生産量ランキングで圏外。上位69位以内にも入っていないの。2016年までアメリカから経済制裁されていたし、輸出のルートがないのかもしれませんね。
メキシコより地理的に近いし、平均年収も低いので生産体制や輸出ルートを確立すれば産業になりそうだけどな。実際、日本の業者がミャンマーのアボカドに興味というニュース記事(2016年度)もあった。
ミャンマーには世界で最も危険な格闘技と評される「ラウェイ(Lethwei)」という競技があるんです。要するにリング上でやる喧嘩みたいな感じ。グローブを付けないし、頭突きもありのキックボクシング。
ヤンゴンにあるラウェイのジムに見学目的で訪問したんですが、ちょうど休憩タイムでした。再訪問するつもりが結局いけなかったです。
路上に体重計を置いてるおじさん。1回の計測で100チャット(約7.5円)とるビジネスです。結構います。ベトナムにもいました。
路上の本売り。そしてピンクの袈裟を着た尼さんが頭の上に荷物をのせてます。
今回のミャンマー旅では、現地のスポーツジムに合計15か所は訪問しました。で、はじめて訪問したヤンゴンのジム「Training Ground Fitness」でテレビ撮影をしていました。撮影の合間にタレントさんと写真を撮ってもらいました。
あとで一般ミャンマー人に聞いてみたんですが、上の黒シャツの女性とこの男性はかなりの有名芸能人らしいです。
水泳をしたくて「パークロイヤルホテル」という割と高級なホテルに訪問したら、何やら卒業式に遭遇したんです。「何という学校ですか?」と学生に英語で質問してみたら日本語で返事をされてビビりました。
「専門学校メトロITビジネスカレッジ」という長崎の専門学校のヤンゴン支部の卒業式だったようです。だから皆さん日本語ペラペラです。卒業生の3分の1ほどは日本で就職するとのことです。
日本人の先生たちともお話しさせていただきまして、「卒業式にも参加しませんか?」とお誘いいただいたんですが、なにぶん小汚いかっこうをしているので丁重にお断りしました。とはいえ、あつかましくも卒業式の写真を一枚だけ撮らせていただきました。
ヤンゴンの屋台。たんぱく質をとりたいから、肉系屋台は助かります。そしてこのくらいの女の子は普通に労働しています。
ミャンマーには噛みタバコの文化があり、街には噛みタバコの屋台がごろごろある。
ヤンゴンのアウンサンマーケットで知り合った日本語を学ぶアミン君。お兄さんが日本人と結婚していて、福岡で宝石商をしているらしい。
アミン君が目の前で噛みタバコを噛んでくれた。
日常的に噛みタバコをしていると歯に歯垢みたいなのができるみたい。たぶん歯科クリーニングをすれば落ちる。ぼくも噛みタバコに挑戦してみたけど、石鹸を食べてる感じ。そして舌が痺れるし頭がクラクラした。
これまたヤンゴンの路上で知り合った彼は、日本で8年間料理人として働いていたらしく日本語ペラペラ。ミャンマーに帰って自動車ビジネスで成功し、今はお金持ちらしい。日本の思い出や政治や経済について2時間ほど話しました。
ヤンゴンにて日本語で声をかけられたミャンマー人青年。黒シャツの彼は沖縄の琉球大学に留学経験があり、3か月後には広島県にある船をリフォームする会社で働くそうです。
「海外で日本語で声をかけられたら警戒しろ」ってのは旅人の常識なので、ミャンマーにおいても常に警戒していました。ただし結局この旅でペラペラの日本語で話しかけてきたミャンマー人は、ぼったくりとか詐欺師はいませんでした。日本語をしゃべれる人が、好意を抱いて喋りかけてくれているパターンでしたね。治安いいです。
Shangri-laホテルのジムを利用しました。ここのジムはプールもジャグジーもサウナも付いていて1日利用が15ドルです。
「ザ・ロッジ・ヤンゴン」という安宿のドミトリー。この旅では基本的にドミトリーで数回だけシングルルームに宿泊って感じでした。
宿泊費ですが、ドミトリーなら400円くらいから、シングルルームなら1000円くらいからですね。宿はBooking.comとAgodaを利用してその日の昼頃に予約していました。
宿には無料のタナカ(ミャンマー人が顔などに塗るお化粧みたいなの)があったりします。
ヤンゴンのダラ地区へ
ヤンゴン南部には川をはさんでDALA地区という地域があります。ここは貧困地域で治安が悪いらしいんですが、ヤンゴン中心部とガラッと風景が変わるので、時間に余裕があるなら訪問する価値があります。
また、DALA地区にはフェリーが運航しているのですが、このフェリーは日本のODAによって提供されたために日本人だと無料です。
ミャンマー人は1000チャット(約75円)、外国人は2000チャット(約150円)、日本人は無料です。運行時間は5分ほど。30分ほどあれば往復できるので、DALA地区には立ち入らないでフェリーにだけ乗るのもアリですね。
ヤンゴン中心部ではモーターバイク禁止だけどDALAだとOKみたい。
サイカー(バイクタクシー)のオーナーと運転手。DALAのサイカーによるぼったくり被害が多いらしいので、ずっと断ってたんですが写真右のオーナーがめちゃしつこく、結局乗ることに。ちなみに、サイカーは危険だとネット記事に書いてあることを伝え、値段などを明確に説明する動画を撮影させてもらいました。
やなりダラ地区はヤンゴン中心部とまったく風景が違います。
ほとんど開発されていない。
漁師の集落。
途中で運転手さんにお願いしてサイカーを運転させてもらいました。2キロほど。自分で運転するほうが楽しかったですよ。
ヤンゴン中心部とDALA地区を結ぶ「韓国ミャンマー友好橋」。韓国政府が160億円くらい融資してるそうです。完成予定は2021年。この橋によってDALA地区はもちろん、ヤンゴンは大きく変わるでしょうね。
ミャンマー最大の観光都市バガン
バガンは「ミャンマーの京都」「ミャンマー最大の見どころ」「世界3大仏教遺跡」などと評されている場所。1000を超える遺跡があるそうです。
ヤンゴンからバガンへはバスで行きました。バスチケットはヤンゴン中央駅の迎えあたりにチケット屋さんがたくさんあるので、そこで。2万チャット(約1500円)だったかな。夜20時発で朝5時にバガン着でした。
朝5時にバガンのバスターミナルに到着すると、タクシーやバイクタクシーの運転手にめちゃ営業をかけられます。上の写真はバイクタクシー運転手さん。バス停からバガン遺跡見学の拠点になるのがニャウンウーまで行きたいんだけど、時間があり余っているので日の出スポットを経由することに。
日の出まで時間があるのでバイクタクシー運転手さんの家に訪問。ミャンマーでお宅訪問という貴重な体験となりました。
バガンの日の出スポットは何か所かあるみたい。ぼくが行った場所には200人はいた。
日のでは「まぁキレイだけども、、」って感じっすかね。
宿泊したニャウンウーの「ウット モン ティット モーテル(Wut Hmon Thit Motel)」。朝食付きのシングルルームが1507円。朝7時ごろにアーリーチェックインさせていただいたのですが追加料は必要なく助かりました。
モーテルの目の前には電動バイクレンタル店があります。1日6000チャット(約450円)で借りました。
電動バイクは最高っすね。シンプルに乗り物として楽しい。
バガンは遺跡が山ほどあるので、電動バイクで走りながら風景を楽しめます。
ミャンマーの仏像は基本的にゴールドなのでインスタ映えします。
ミャンマーは発展途上国の中でかなり識字率(90%超え)が高いそうなのですが、働く未就学児はけっこう目撃しました。写真はバガンの遺跡の前で物売りの母親と一緒に営業する子ども。
旅先で出会った旅人に「どこがオススメ?」と質問すると必ずといっていいほどバガンの名前があがります。そしてぼくも同じ。バガンおすすめです。圧倒的な遺跡群の中を電動バイクで快走するのは最高でした。
バガンからマンダレーに移動
遺跡都市バガンからマンダレーへバス移動。マンダレーはミャンマー第二の都市です。
マンダレーまでバスで5時間半。9000チャット(約675円)でした。
運よく助手席に座ることができ、ミャンマーの風景をたっぷりと楽しめました。
マンダレーをのんびり観光
ミャンマー第二の都市というだけあってマンダレーはなかなか発展しています。
マンダレーの踏切。ミャンマーの踏切は自動化されておらず、踏切師(?)の方が人力でゲートの開け閉めをしていました。
どこの国でも、どこの街でもお客でにぎわっている店に行けばハズレは引きません。写真はインド料理屋さん。ここのマトンカレーは絶品。
マンダレーで利用したスポーツジム。1日2000チャット(約150円)。
にんにく屋さん。
ミャンマーは日本の中古車で溢れていました。愛媛県松山市にある山本塗装店さん。あなたの中古車はミャンマーで今も元気に卵を運んでいますよ。
夜6時半ごろ。信号待ちの車にたいしてお花を売っている少女。写真を撮っていいかと聞いたら恥ずかしそうに笑う。お花は1つ1000チャット(約75円)。買いました。
マンダレーの寺院「チャウットーヂー パゴダ(Kyauktawgyi Pagoda)」。
「クドードォパゴダ」という名の寺院。ここに世界最大の仏教典があるそうです。その仏経典、見学しなかったけど笑
マンダレーの街中で日本の霊柩車を目撃。日本で絶滅の危機にあるド派手な霊柩車がミャンマーに送られて、ミャンマーでも霊柩車として活躍しているそうです。
マンダレー最大の観光スポットの「マンダレー王宮」。
マンダレーヒルという丘があって、この頂上からマンダレーを一望することができます。
マンダレーでは合計4泊して、3泊は「AD-1 Hotel」を利用しました。AD-1 Hotelは建物は古くて、設備がキレイとは言い難いんだけど、朝食と値段だけは素晴らしいです。
このシングルルーム(ツインベッドだけど)が6.8ドル(約750円)。もちろん温水シャワーもトイレもエアコンも扇風機も付いています。
屋上のテラス席で食べるAD-1 Hotelの朝食。ボリューム満点です。もちろん朝食は無料。宿泊費に含まれています。
アマラプラ、インワにバイクでGO
AD-1 Hotelで125ccバイクをレンタルしました。1日15000チャット(約1125円)。バイクに乗ってマンダレー周辺の都市「アマラプラ」「インワ」を周ったわけです。
ウーベイン橋の下を快走。ほんとバイクは最高ですね。真夏の陽気だから風が気持ちいし、好き放題、自由に街を見て回れます。
古タイヤを使って遊ぶミャンマーの少年たち。
ミャンマーのだるま的存在「ピッタインダウン」です。こんなのが名もなき道路の脇にあったりします。
人生ではじめて海外の高速道路を運転したし、人生ではじめてヒッチハイクしている人(若き僧侶)を乗せました。
ガソリンを補給したりね。ぼくは旅でこーいう初体験を求めています。ちなみにガソリン価格は1リットル当たり885チャット(約66円)。
ミャンマーで最大級の僧院らしい「マハーダンダーヨン僧院」。約1500人の若き僧侶が修行しているそうです。僧侶たちがかわいそうに思えるほど観光客があふれていました。僧院を見学したいならバゴーをおすすめします。
マンダレーからインレー湖近くのニャウンシェに
マンダレーからインレー湖観光の拠点となる「ニャウンシェ」に移動。
移動で利用したバン。これで朝9時から夕方16時までの7時間の移動。山岳地域を走ったのでキツかった。
インレー湖観光の拠点となるニャウンシェは小さな観光都市。観光客のためにカスタマイズされている感じでした。のんびりとした雰囲気。気温はヤンゴンより5度から10度くらい低くいし、日本でいう軽井沢みたいな避暑地です。
街の中心部にフットサル場があった。
初日に利用したGYPSY INN。ぼくは何の気もなくagodaで選んだんだけど、ここでヤンゴンの安宿であった日本人の旅人と再会。
さらに受付前の共有スペースで1人でスマホをいじっていたら別の日本人に声をかけられます。なんでも、翌日に「カックー」という観光スポットに行きたいんだけど、自動車をチャーターするしか行く方法がなく、高額なのでシェアしてくれる人を探しているとのこと。ぼくは「カックー」の名前も知らなかったんですが、楽しそうなので一緒に行くことに。
成り行きでカックー遺跡に
チャーターした自動車は、アルファードだかヴェルファイアだかトヨタの高級ミニバンで驚きましたよ。ニャウンシェからカックーまで、自動車で2時間ほど。自動車のチャーター費用は5万チャット(約3750円)で、これを2人でシェアしたわけです。
ちょっと面白かったのは、カックーまでの移動中にバイクに追突されたこと。ブレーキが間に合わない感じで突っ込まれて、車内ぼくらはノーダメージなんだけど車にはハッキリとした傷がついてしまったんですよね。高級車だし「これヤバくない?このバイクの運転手の青年、破産するんじゃない?」と思っていたら、車の運転手さん深くため息をつきながら「もういいよ」と許してやってました。やさしいな。
カックー遺跡(Kakku Pagodas)、到着です。
カックーは、つい数年前まで外国人の立ち入りが禁止されていた場所らしいです。
カックーはミャンマー政府に自治権を与えられているパオ自治区にあり、パオ族が住んでいます。黒服で頭にバスタオルを巻いているような人たちがいるけど、これはパオ族の正装とのこと。
カメラ映えする遺跡です。
カックー遺跡の入り口右側には水溜めがあり、ここが絶好の撮影スポットです。
カックー遺跡な何もないところにポツンとあるんです。だから遺跡の外はこんなのどかな風景が広がってます。
インレー湖でたべた「トーフ料理」。この地域では「トーフ」という、日本の豆腐にそっくりな食べ物があるんです。おいしいですよ。
インレー湖、ボートトリップ
宿泊していた「Bright Hotel」にてボートトリップのツアーに申し込み。8時間の基本コースで1人6000チャット(約450円)という安さ。ボートの貸し切りをすると2万チャット(約1500円)とのこと。
朝8時に出発。8名くらいの観光客で2隻のボートのトリップすることに。
実を言うと、ボートトリップにはまったく興味がなくて、チケットを買う時に「最短コースで8時間っすか!?30分くらいで帰ってこれないですか?ちょっとインレー湖を見れればいいんですけど」と言っていたくらいなんですよ。今思えばその時の自分に「お前はアホか」と言いたい。なぜならこのボートトリップが最高だったから。
インレー湖ではたらく人々。
ボートトリップにも色々あんのかもしれないけど、ぼくが参加したやつは、5つくらいの観光スポットをボートで訪問する旅でした。
インレー湖の周囲には水上に建てられた屋敷がたくさんあんですね。こちらはシルバー細工の工房です。
こういうスポットにボートで乗り付けて、30分とか観光して次に行くって流れです。
こちらは蓮布の工房。知っていましたか?蓮の茎を折ると繊維質が出てきて、それをよると糸ができるんです。
蓮の糸で作ったスカーフ的なやつ。100ドル。なかなかな値段です。
インレー湖にあるガーペー僧院。
インレー湖でこんな感じに売られていた食べ物。
細い竹みたいなのの中にモチ米を入れて蒸したんだろうね。竹は手で簡単に割れて、モチ米を取り出せる。竹の薄皮も付くから手がベタベタしないんです。味は特についていない。2本1セットで300チャット(約23円)。2セットで500チャット(約37円)。
タバコ製造の小屋も訪問。
こういった工房見学スポットには必ずお土産も売っていて、明らかに「買ってね」という意図がわかります。ただしここはミャンマー、セールスは仕掛けてきません。まったくウザくない。
首長族の「カヤン族」とも会うことができました。首長族ってタイとミャンマーにいるんですね。
ミャンマー人なのかな?もしかしたらタイ人かもしれませんが、小さな観光客もカヤン族と一緒に写真をとっていました。
水耕栽培ってやつですかね。湖に浮かぶトマト畑です。驚きました。
インレー湖の周辺にある水上住宅。
水浴びをしている人々。
繰り返しますが、ボートトリップは8時間の基本コースで1人6000チャット(約450円)でした。朝8時から夕16時ごろまでの旅。トリップの途中で夕日スポットだとかの追加オプションを誘われます(ぼくは断りました)。かなり満足度が高かったので、ボートトリップはおすすめです。
インレー湖からヤンゴンに移動
3日間のインレー湖観光をしたらヤンゴンに戻ることに。ミャンマー政府がつくった「何もない首都」と評されているネピドーという都市も興味があったんですけど、いかんせん現金が少なくなったので。
インレー湖観光の拠点となる都市ニャウンシェからヤンゴンまでは長距離バスを利用。移動時間は13時間半(夜6時発で朝7時半着)で、価格は1.9万チャット(約1425円)。
ちなみにVIPクラスです。写真のこれがVIPシート。もっといいバス会社もあるそうですけどね。車内は冷房ききすぎ。ちなみにこの日はクリスマスイブ。
ヤンゴンのバス停に到着。タクシーのお兄ちゃんを振り切って乗り合いバスを利用。たしか2000チャット(約150円)。
年末年始のヤンゴンをぶらぶら
バガン、マンダレー、インレー湖と観光地をまわって、ふたたびヤンゴンに帰ってきました。もはや安心感がある。
この日はクリスマス。ヤンゴン中心にあるマハバンドゥーラ公園で盛大にクリスマスイベントが開かれていました。
「ミャンマーは仏教国なのになぜ?」と思い現地でインタビューしまくったところ、やはり参加者のほとんどは仏教徒。つまり日本と同じようなノリです。宗教関係なく楽しいイベントとしてクリスマスやってんですね。
夜中12時までライブやってんですよ。1万人くらい集まってた。
クリスマスライブで最高に良かった歌手を関係者入り口で出待ちして2ショット写真を撮ってもらいました。でも、あとでこの歌手がモノマネ歌手だと判明しました笑。
ショッピングモール「Junction City」には年末セールで人がたくさん!
ヤンゴンの「Sule Shangri-La Hotel」の裏道に「平和(な)コンビニ」を発見。これテレビ東京の「未来世紀ジパング」のミャンマー特集で紹介されていた店なんです。ぼくは番組を観てて覚えていたので偶然発見したときは興奮しました。
軍事政権下のミャンマーを飛び出して日本ではたらいていたミャンマー人が、日本に日本人妻などを残してミャンマーに帰り、ミャンマーでビジネスで成功したというストーリー。ぼくが行ったタイミングでは、その主人公の男性は日本に一時帰国していたんだけど、同じく日本語ペラペラの妹さんとお話しできました。引き続きがんばってほしいです。
年末年始も地元のジムで汗を流しました。ジムは言葉不要でコミュニケーション取れるからいいっすね。ここは1デイ2000チャット(約150円)。
年末年始になってもヤンゴンの街中はそれほど変化ありません。
昼寝しているサイカー(自転車タクシー)の運転手。いやされる。
そういえば、ミャンマーでも韓流ドラマは人気のようでした。韓国のメディア戦略は素晴らしいと思う。日本もがんばれ。
ボージョーアウンサン・マーケット(Bogyoke Aung San Market)にて開催されてたダラ地区アーティストの展示イベント。ミャンマーで働く日本人画家の若菜さんも参加されていて、すこしお話しできました。すてきな方です。
ゴールデンロック観光へ
ヤンゴンからゴールデンロック(チャイティーヨー・パゴダ)へ。
ゴールデンロックへのもっとも楽な方法はバスなんだけど、バス旅はけっこう飽きてたので鉄道で行くことに。
前日にヤンゴンセントラル駅の近くにあるチケット売り場で1200チャット(約90円)で標準席を購入。朝7時15分発のはずが電車の故障で出発が2時間遅れる。
チャイットー駅についたら、乗り合いバスにてゴールデンロックの麓にある街キンプンまで。2000チャット(約150円)。屋上席はめちゃ楽しい。
キンプンについたら頂上までのバスに即乗る。このバス、運転荒すぎで、もはやアトラクションでしたね。運賃は3000チャット(約225円)。
年末だから国内外から観光客が殺到してんですね。
すんごい人。
なんかのバラエティ番組で「日光で木刀が売られているように、どの国でも観光地には謎に武器のおもちゃが売られている」って検証してたけど、ここミャンマーでも武器のおもちゃ売っていました笑。
さてさてゴールデンロックです。
ゴールデンロックの前で金箔が売られていて、皆さんが金箔を張るものだから触るとこうして金箔が付くんです。
ミャンマー旅:記録動画
ゴールデンロックの動画以外はトークなしだし、エンタメ性は低いんだけど、雰囲気は伝わると思います。
ミャンマーの伝統舞踊【2018年12月バゴーの寺院で撮影】
ミャンマーのバゴーの市場(5分33秒)
【Myanmar Bago】チャカッワイン僧院の朝食(1分52秒)
【Myanmar Bago】チャカッワイン僧院の托鉢(1分19秒)
【ミャンマーの長距離鉄道】バゴー駅にて撮影(1分12秒)
【Myanmar railway】ミャンマーの長距離鉄道の車内風景(1分42秒)
MyanmarのYangonの街中の風景(6分25秒)
ヤンゴンを走る自動車たち【日本車が多い】(1分58秒)
ヤンゴンの環状電車:車内の様子【日本の中古電車】(1分22秒)
2018年ヤンゴンのクリスマスイベント(3分35秒)
IRON CROSSのモノマネ歌手(2分54秒)
ミャンマーのバガン遺跡群(1分55秒)
バガンの日の出(43秒)
マンダレーの道路の様子(3分31秒)
ミャンマーのインレー湖にある蓮布工房の映像(2分45秒)
インレー湖のボートトリップ。最後に首長族も。(4分2秒)
ミャンマーでトラックの上に乗車してみた(5分16秒)
ゴールデンロック周辺の様子【2018年12月29日】(2分48秒)
ミャンマーのバンブーダンス【ゴールデンロックにて撮影】(2分13秒)
【Myanmar貧困地】ヤンゴンのダラ地区、自転車タクシーからの映像(5分20秒))
Myanmarヤンゴンの鉄道【陸橋から撮影】(44秒)
1月1日から蕁麻疹発症。ヤンゴンの病院へ
写真は1月1日。年が明けたばかりのヤンゴン。意外にもヤンゴン市内で年明けを盛大に祝うようなイベントは見かけなかった。
いきなりキツめの写真、失礼します。ちょうど1月1日に「なんだか顔がかゆいなぁ」と異変は感じていたんだけど、どんどん悪化していきまして、次第に胸のむかつきなんかも出てきました。
蕁麻疹は、顔、腕、足にでました。「こりゃマズイぞ」と思い、宿のスタッフさんに聞いて病院に行ったのが1月3日です。
大病院でもない、普通の皮膚科クリニックです。対応してくれたのは50前後の女性医師。壁には欧米人と2ショットの大学の卒業写真が掲げられていたので、たぶん海外の医大を卒業されているのだと思います。英語も伝わりました。
ぼくは事前にメモを作成。「いつ発症し、どんな症状なのか」、「自分の国籍、年齢、旅の概要など」、「まず医療費の概算をしりたい」などをGoogle翻訳を使い、ビルマ語と英語を併記したメモを受付や医師にみせたのでスムーズに進みました。
先生はあーだこーだ説明してくれたんだけど、正直、原因は理解していません。(ぼくの語学力の問題)
当初は3日分の薬をくれ、顔の腫れは2日ほどでスッと消えました。ただし右腕はしぶとく残っていたので再訪問。さらに10日分の薬をもらいました。薬をわざわざ分包してくれて助かりましたよ。結局ぼくが日本に帰国する1月11日ごろにはほぼ症状は消えました。
日本に帰国してから念のため日本の病院でも診てもらったんですが「薬が強すぎる」と注意されましたね。ただし、「ミャンマーのような常夏の国だと紫外線で皮膚が強くなるので、ミャンマー人には丁度いいのだろう」とのことでした。
ミャンマーでの食事、食べ物
「シャンヌードル」、1200チャット(約90円)。
シャンヌードルはミャンマー料理の中でも、わりとどこにでもあって、日本人でも比較的癖を感じずに食べられる料理だと思います。「迷ったらシャンヌードルで。」みたいなところありました。
「ワッタドゥト」という料理。豚と串という意味らしい。1串100チャット(約7.5円)が相場。
ワッタドゥトは何度も食べました。豚のいろんな部位をチリソースで食べるシンプルな料理です。おいしいですよ。
ヤンゴンの深夜の屋台で食べた、ガーリックライスとフライドエッグ添え。たしか800チャット(約60円)。ガーリックライスが大変おいしく同じのをお代わりしました。
マンダレーの道路脇でおばちゃんが売っていた「ミャンマー風ピザ」あるいは「ミャンマー風お好み焼き」みたいな料理。2枚で500チャット(約38円)。これだけで腹いっぱいになります。
ミャンマーの国民食と呼ばれる「モヒンガー」。800チャット(約60円)。
バッタみたいなのの揚げ物。見学していたら1つ試食させてもらいました。過去に似たようなもの食べてたんで、あのサクサク感ふたたびって感じ。
屋台で売っていた幼虫。生きている幼虫が売っていました。どうやって食べるかは謎。
ヤンゴンの屋台で食べた揚げ物。屋台はそこら中にあるので助かります。
ヤンゴンでお寿司の屋台がチラホラあります。
1パック2000チャット(約150円)でした。生ものはなく安心しました。そして味はちゃんとお寿司でしたよ。おいしかった。
学校の前とかに出没するアイスの屋台。1つ200チャット(約15円)。うまい。おすすめです。
たこ焼きみたいな揚げ物。15個くらい食べました。
蒸し芋の屋台はわりとありました。なかなかおいしくて、3回は食べたかな。1つ400チャット(約30円)。
蒸し芋。何も言わないと芋の皮をむいて、最後に塩とオイルをかけてくれるんです。悪くないんですが、正直なんもかけないほうが好き。なので2回目の注文から塩とオイルは断るようにしました。まぁ食体験としては有意義なので、塩オイルありをぜひチャレンジしてみてください。
ミャンマーのカレー定食的なの。2000チャット(約150円)。
焼きとうもろこし。直接炭火に放り込んで焼いてた。300チャット(約26円)。
パン、お米、タピオカ、ヌードル、ゼリーみたいなのにココナッツミルク(ココナッツワインと言っていたが)と練乳と氷を混ぜた食べもの。路上でよく見かける。400チャット(約30円)。ココナッツミルクは癖がなく、甘い。普通においしいです。
ダラ地区を結ぶフェリーで販売されていたヨーグルト。普通のプレーンヨーグルトに激アマの黒糖をかけたやつ。うまい。
ミャンマーのいたるところで目撃したチキンのチェーン店「Five Star」の焼きハム的なの。
赤いバナナをはじめて食べてみたけど甘さ控えめでした。おいしくない。ホームレスの人にあげました。
中国料理店で食べたヌードル。確実にうまい。たんぱく質多いのが助かる。
スイカ。しっかり甘い。めちゃうまい。
ミャンマー旅に関するQ&A
ぼく自身がミャンマー旅行前に疑問に思ったことや、旅の最中や帰国後に質問されたことなどをシェアしておきます。ここに掲載していない質問があれば下記コメント欄よりどうぞ。
ヤンゴンは年中真夏の陽気です。5月から9月は雨季でかなり雨が降るみたいですね。11月から4月の乾季に行くのが良いかもです。
だいぶ前から在宅で仕事をしているので場所を選ばずに仕事はできるっぽかったんですね。で、新しく軽量ノートパソコンを購入したので去年5月に訪問して気に入ったフィリピンでも行こうかなぁと思ったんだけど、ミャンマーが期間限定でビザ免除していると知ったのでミャンマーにも行くことに。
ただしミャンマー旅は早々に切り上げてフィリピンに行く予定でした。でも、ミャンマーをえらく気に入ってしまったのでビザ期限いっぱいの30日間滞在しちゃいました。
ちなみに、ラオスが142ドル、カンボジアが150ドル、ベトナムが155ドル、タイが322ドル。ミャンマーがASEAN諸国で最低賃金みたいです。
ミャンマーで日本人旅人と会ったら旅の概要を聞くことが多いんですが、1週間って答えが多かったです。1週間でバガンとインレー湖を周るって人もいました。キツイけどたしかに周れるはずです。
なので、最短プランでバガン観光だけに絞れば4日間でもOKですね。でもやっぱ1週間は欲しいですけど。
ぼくの場合、日本からミャンマーまでの交通費は、行き(成田⇒バンコク⇒陸路でミャンマー)で2万円ほど。帰り(ヤンゴン⇒ハノイ⇒成田)で1.8万円ほど。往復で4万円弱でした。
やっぱ航空券の値段はタイミングで大きく変わりますね。特に直行便はANAだけなので価格の揺れも激しいです。
ヤンゴン便は成田以外にもバンコク、クアラルンプール、ハノイ、プノンペン、シンガポールなどの東南アジアの主要都市から出ています。そちらの国も数日観光できると最高ですね(^_^)
時間に余裕があったり英会話ができるなら現地のホテルや旅行会社でブッキングすればいいかなと思います。
でも、スケジュールに余裕がなかったり日本語通訳を手配したい場合は現地ツアー予約専門サイトのVELTRA(ベルトラ)で事前予約しておいたほうがいいですよ。
観光地の安宿ドミトリーなら400円くらいからあります。シングルルームなら1000円くらいからですね。ともに朝食付きで。
食事は屋台なら1000チャット(約75円)ほど、個人店舗なら2000チャットから3000チャットほどなイメージです。
移動費の電車は爆安、バスは激安です。有名な観光スポットでは外国人料金を取るところがありますが、まぁそれも考慮してもお金をかけずに観光できる国です。
ただ日本語を勉強している人や過去に日本で働いていた人とたまに遭遇します。ぼくは30日旅をして10回くらい日本語話者と遭遇しました。
あと、観光名所で物売りの人が「オニイサン、カッコイイネ」とか言ってくることはありますけどね。それは違いますね。
ありがとうございます:チェーズーテンバーテー
ありがとう(軽い感謝):チェーズーベー
こんにちは、こんばんは:ミグラーバー
おいしい:アヤダーシーデー
ばいばい(軽い別れのあいさつ):タッター
お会計おねがいします:シンメー
かんたんな挨拶くらいしか覚えられませんでしたが、現地語を使うと好意的に受け取ってくれるものなので旅が楽しくなりますよ。
ぼく財布もっていなくてポケットにお金を直入れしてんですけど、ヤンゴンで夜中に歩いていた時に10000チャット(約750円)を落としちゃったんです。ぼくは気づいていなかったんですが、後ろを歩いていた中学生ぐらいの少年が教えてくれました。周りに人がいないのでバレずに自分のものにできる状況なのに教えてくれました。
感激したんですが、旅の中でミャンマー人の優しさを実感していたので「やっぱりなぁ」とも思いましたね。そーいう人たちです。
で、その結果は、若い女の子のグループにお金をもらっていました笑。どうもお金がないと勘違いされたみたいです。優しいですよね。
古い施設だとこんなの。和式トイレの横に水桶が置いてあるだけ。臭いです。ちなみに写真はバゴー駅のトイレです。
次はわりとスタンダードなトイレ。宿は必ずといっていいほど洋式水洗トイレです。お尻を洗うシャワーホースと、トイレットペーパーを捨てるゴミ箱があります。
アメリカドルからミャンマーチャットへの両替はどの都市でもできます。為替手数料は2~3%。ただしピン札以外だったり、数字の小さな紙幣だとレートを下げられます。
おすすめの両替所はヤンゴンのShangri-laホテルの裏路地にあるWhiteBayというところ。ここはドルレートが1番よかったし、日本円も両替OK。円からチャットの為替手数料3%ほどでした。
ATMは観光都市ならどこでもあるのでクレジットカードを使ってキャッシングするのも良いと思います。日本語対応のATMもありました。
クレカなくても旅はできます。でも、1枚くらいは持っておいたほうがいいとは思いますね。ちなみにVISAがもっとも普及しています。
ぼくは現地で買いましたが、ミャンマーで使えるプリペイドSIMを買っとくと便利かもしれません。
で、上で書いた通り、実際にヤンゴンの病院にかかることになりました。医療費や交通費など全額を保険金として振り込んでいただきました。クレカの保険金請求初体験だったんですけど簡単ですね。
ぼくは「ミャンマーに行こうかなぁ」くらいしか決めていない旅だったので、バンコクに着いてから「さてどうしよう?」と思っていて、偶然見つけたぐちをぐろーぶの記事をみて陸路でミャンマーに入国しました。
上でもチラッと書きましたが、ミャンマーは激変中なので3年前のブログ記事とかじゃ情報が古かったりするんですよ。その点ぐちをぐろーぶの情報は新鮮なので参考になると思います。
幸か不幸かそーいう負の側面は外国人に見せないために、立ち入り禁止区域とかあるんです。だから普通に旅をしていたらロヒンギャ問題とか一切気づきません。
まず1つ目はググる。たとえば「ミャンマー 皮膚科」みたいにネット検索すればいいですよ。ポイントは英語でも検索すること。日本語よりも確実に情報が豊富ですから。
2つ目は宿のスタッフに相談する、です。宿のスタッフさんは毎日旅人と接しているわけで、いろんなトラブル解決策も知っているんですよ。だからきっと力になってくれますよ。
この2つは万国共通で通用する方法だと思います。あ、中国はGoogle使えないか笑。念のために在ミャンマー日本大使館のリンクを貼っておきます。
ミャンマー旅行ブログまとめ
冒頭の言葉を繰り返しになりますが、ミャンマー旅行、めちゃおすすめです。
ビザ免除中ですし、どんどん発展しているところなので、今ちょうど行き時だと思います。いや本当に。ぜひ次の旅行先にミャンマーを検討してください。
それでは今回も長い記事にお付き合いありがとうございました。良い一日を。
パック旅行でもなければ短期旅行でもない。30日の長期ひとり旅をしたぼくだから伝えられることがあると思います。「はじめてのミャンマー1人旅を計画している人」にはドンピシャな記事です。
かなり長い記事ですが、バーッと写真を眺めるだけで参考になるようにしてあります。