もくじ
この記事の注意点
この記事の注意点を3つ書いておきます。以下の前提条件を理解していただいたうえで参考にしていただけたら幸いです。
注意1:画質はかなり落としています
「Pixel3のカメラ性能を知ってもらおう」という趣旨の記事なのに申し訳ないですが、掲載画像の画質はかなり落としています。
Pixel3はかなりの高画質なので30分の1くらいまで落としています。
- 閲覧速度アップ
- それに伴う検索エンジン対策
- サーバー負担軽減
などが目的です。
実は当ブログで使用している画像は(過去記事も含めて)大幅に画質を落としています。
それは、
- 当サイトの訪問者さんの7割ほどはスマホで閲覧している
- 画像圧縮ソフトが優秀なので、あまり支障がない
という背景もあり、「問題ないだろう」との判断にいたりました。
カメラ性能を見ていただく記事なのに画質落してゴメンナサイ、でも問題ないと思います!
ということです。
実際のところ画像圧縮でどれだけ変化があるか実例を挙げておきます。
↑上の画像は圧縮なしの生画像です(クリックで拡大)。データ容量は3.67MBあります。
↑これが圧縮済みの画像。データ容量は120KB。
およそ30分の1までデータ容量を圧縮したわけですが、まぁ問題ないっすよね。言われなきゃわかんないレベルかなーと。
注意2:「自動」で画像補正しています
この記事に掲載しているすべての画像は、Googleフォトによる「自動」の画質補正を実施しています。
そう、Googleフォトには画像補正の機能が備わっており、合計13パターンのバリエーションがあるんです。ぼくは「自動」で画質補正をしています。
もちろん自分自身で調整することも可能なのですが、面倒くさいのと「自動」でもかなり良い感じになるんです。
こちらも実例をあげて紹介しますね。「自動」の画像補正がどんな感じかご確認ください。
↑画像補正なし(圧縮済み)。
↑「自動」で画質補正(圧縮済み)。
↑画像補正なし(圧縮済み)。
↑「自動」で画質補正(圧縮済み)。
なかなか良い感じですよね。AI技術によって「これは夜景だな」「これはラーメンだ」くらいには判別して、適切な画像補正をしてくれるっぽいです。
そのカメラ性能は多くの称賛がされていますが、「Googleはハードウェアを軽視しすぎだ」といった批判も聞こえます。
最近のハイエンドスマホはカメラが3つ4つ付いているわけですが、Google Pixelはシングルレンズなんです。それなのに他者ハイエンドスマホに勝る美しさを実現しています。
例えるならフェラーリを軽自動車が追い越すみたいな。「おいおい、軽自動車の運転手が優秀すぎるだろ!」みたいな。
つまり、ソフトウェアが圧倒的に優秀ってことです。被写体が何なのか、どのような場面なのかを瞬時に理解して、最適な画像処理をして写真を完成させる。
そう、だから「Pixel3は、お化粧が過ぎる」「現物をありのまま写すという既存のカメラの概念を超えた」と言われることもあります。
ぼくの雑感ですが、カメラ玄人は「いかがなものか」と言い、カメラ素人は「なにこれ最高じゃん」と言っている印象です。ぼくはもちろん後者。
注意3:ぼくは写真ど素人です
ぼくは写真撮影について完全なるど素人です。カメラ撮影について学んだことはありません。はっきり言って下手糞です。
それでもGoogle Pixel3を使うことでかなりマシになったとは断言できます。
よかったら上記ミャンマー旅の記事をチェックしてみてください。これは今回の台湾旅からわずか半年前のできごとです。すべての写真はiPhone6sで撮影しています。
なんだかミャンマー旅の画像は薄暗いっすね。台湾旅の画像が明らかにレベルアップしています。その原因は使っているカメラだけ。
なんも考えずにPixel3で台湾を撮影した
さてさて、ここからが当記事のメイン。Pixel3でなんも考えずに撮った台湾写真を公開していきます。
桃園空港から高速鉄道に乗って1時間ほど。台北の中心地にある台北車站駅(Taipei Main Station)に到着しました。
台北駅はかなり近代的でした。
台北駅をでたところにあった小さな店ではじめての台湾飯。
台北市内をぶらぶら歩いてたらやたら繁盛している屋台があったので食べてみた。
牛肉麺。うまい。
餃子の屋台があったので食べてみました。おいしい!台湾人は親切な方が多いです。同席した男性が餃子のタレを作ってくれました。
ポートレートモードで撮影。ポートレートモードは背景をボカシてくれます。ボケの強さも撮影後に調整することができます。
Google Pixel3には夜間モードというのがあって、夜の風景が抜群にキレイ撮れます。台北市内は夜も賑やか。散歩がたのしい。
↑こちら10倍ズームで撮影。
台湾旅で一番驚いたのは「gogoro」という電動スクーター会社でした。
「gogoro」は2015年に創業したらしいのだけど、既に台湾中にバッテリーステーションが1245ヶ所以上あるみたい。上の写真はファミリーマートの前にあったgogoroのバッテリーステーション。
↑こちら夜景モードで撮影。たぶん普通のスマホカメラだったら、かなり暗い写真になっていたはず。
gogoroスクーターの本体価格は一般ガソリンスクーターより少し高いくらいで、月額制でバッテリーやサービス価格をチャージを提供しています。台湾に現在128,000台のgogoroスクーターが走ってるらしいです。
gogoroスクーターは製品デザインが秀逸で、単純にかっこいい。gogoro利用者を何人か観察しましたが「イケてる若者」が利用していました。
今年3つの企業にgogoroのバッテリーシステムを開放し、その内の1社はYAMAHAとのこと。これヤバいですよね。恐ろしい。だってバッテリーステーションというインフラを抑えられちゃったらYAMAHAは単なるメーカーに成り下がるじゃないですか。部品メーカー、下請けですよ。
うわぁぁ。アプリも秀逸。わかってらっしゃる。抜け目ないです。これは負けた。。。。Google Pixel3がそうであるように、今後の製品はハードウェアよりもソフトウェアのほうが重要度が増すのは確実です。電動スクーターもエンジン性能なんかよりも、ソフトウェアによる顧客体験の向上のほうが評価される時代です。
gogoroは既に石垣島でビジネスを展開しているとか。「日本オワタ」と思いましたね笑。
バッテリーはテスラと同様のもの。天才起業家イーロンマスクが率いるテスラモーターズよりもgogoroのほうがビジネスとして完成度が高いと思いました。
アプリにはちょっとしたゲームみたいなのも実装されていました。わかってるぅぅ!
店員さんが「gogoroはあくまでもエナジー企業であって、電動スクーター事業は手始めにすぎない」みたいなことを話していて震えました。「株式上場は来年にもするだろう」とも話していたので今後も要チェックですね。
台北の夜。やはりPixel3は夜間撮影に強いですね。
ああ、これはセブンイレブンだ。コーヒーだけじゃなく黒糖タピオカなんかも売っていました。
アイスカフェラテを購入。テイクアウトでお願いしたら紙製のバッグをくれました。
こんな感じ。かわいい。
ヘイベア・カプセルホテル (Hey Bear Capsule Hotel)という宿を利用しました。1泊1200円くらいだったかな。おすすめ。
「五灯奨猪脚飯」という豚の豚足がウリの定食屋さんで朝食。
豚足の煮込み、うまい。大満足。
ぶらぶら歩いていたら市場があったので残策。台北は散歩しているだけで楽しめる街ですね。
「蓮霧(レンブ)」というフルーツ。これインドネシアで食べたことありますが、味の薄いリンゴみたいだった。
お肉屋さん。
台湾マンゴーがウマい。これ買って空港のベンチで丸かじりしていたら日本人ギャルに羨ましがられました。
マンゴーにも色々種類があるんですね。黄色いマンゴーは濃厚で甘みが強く、上の赤いマンゴーはやや酸味がありました。どちらもうまい。
紫色のとうもろこしが売られていました。
台北の公園をいくつか見かけたんですが、謎のオブジェがあることが多かったです。アートに理解がある国なのかなぁと。
淡水河沿いの歩道橋をぶらぶら。
自由に使えるっぽいバスケットボールコートやテニスコートがありました。すばらしい。
台湾には世界最大のロードバイクメーカー「GIANT」の国です。
ミャンマーで「スノーアイス」をはじめて食べて感激。ようやくスノーアイスの母国である台湾に来たから食べてみたんですが、デカすぎましたね。
台湾はひとり当たりのバイク保有台数が世界一なんですよね。バイク大国だから、バイク専用道路もあります。
台湾のスーパーで売られていたインスタントラーメン。パッケージがかわいかったので撮影。
台湾の電車の窓から見た謎のほこら。ググってみたら台湾のお墓らしいです。
なんも考えずにPixel3でフィリピンを撮影した
フィリピンは去年も行っていてブログ記事にしたので少なめです。夜景やポートレートモードで撮った写真を中心に載せておきます。
マニラのコンドミニアムからみた夜景。
コンドミニアムのプール。Pixel3の夜景モードは優秀です。
ここはセブ島にある教会だったかな。
今回はじめて訪問したブスアンガ島。フィリピンは島ごとに街並みがガラッと変わるので何度も楽しめそうです。
ブスアンガ島の民家へ続く道。
パワラン島のエルニドの夕暮れ時。
マニラで食べた豚肉料理。ポートレートモードで撮影。
ファーストフード店のラーメン。
ブスアンガ島にあるフランシスコ B. レイズ空港で食べたホットドッグ。ポートレートモードで撮影
ブスアンガ島にあるレストランの薄暗いテラスにて夜景モードで撮影した肉料理。
ポートレートモードで撮影したカフェラテ。
こちらのカフェはアイスカフェラテが1杯99ペソ(約209円)でした。ドーナツはおまけ。
冷房完備、Wi-Fi完備、店内は広く長居できる雰囲気でパソコン作業をしている人もチラホラ。フィリピンのカフェはいくつも利用したけど、相場はそんな感じ。ノマド作業はしやすいかと。
フィリピンのインターネット速度は日本と比べたら遅いけど、まぁ許せるレベルです。
たとえばフィリピンでは現地のSMARTという会社のプリペイドSIMを利用しましたが、マニラで速度測定したら13.4Mbpsでした。ちなみに、ぼくが日本で利用しているBIC SIM(IIJmio)は36.7Mbps。10MbpsあればYouTubeなども楽しめるので、つまり問題なしってことです。
屋台のやきとり。
フィリピンのペプシ缶のデザインがかわいかった。
ぼくはやたら荷物が少ないんですが、バッグの重量を測定したら3.4キロでした。500mlのミネラルウォーターやプロテインやEAAパウダーを詰め込んでてコレですからね。旅先で出会う旅人にいつも驚かれます。
必要最小限の荷物しか持っていかないというのが鉄則で、「必要なモノがでたら現地で買う、不要なものがでたら現地で捨てる」ってスタイルです。
マニラのカジノ。
マニラの市場。夜景モードで撮影。
フィリピン最大級のファーストフード店「Jollibee(ジョリビー)」は、マクドナルドとケンタッキーを掛け合わせたみたいな店。
今回の旅では飛行機にトータル5回乗りました。写真はセブ島からパラワン島エルニドへ移動中の車窓から。
小学校の前にいたアイスデザート屋台の一品。普通においしいけど量が多すぎだった。
フィリピンの首都マニラにあるニノイ・アキノ国際空港は世界のワースト空港に選ばれたことがあるような空港なのだけど、空港から市街地までの高速道路ができたので、渋滞面はいくぶんか改善している感じ。
ちなみにタクシーの運転手さん情報だと「この高速道路は日本が作った」らしいけど、詳細は不明。
最後に有益情報をシェア。ニノイ・アキノ国際空港は入り口が複数あるのだけど、一番奥の入り口はめっちゃ空いているから並ばずに入れる。
と言いますのも、、、7時45分発の便に乗るため5時40分に空港に到着したら空港の中に入るための大行列。30分以上はかかりそう。そこに警備員がやってきて「1000ペソ払えばすぐ中に入れてやる」と。500ペソに値切って渡したら奥の通常入り口に連れていかれ、すぐに中に入れた。VIP向け入り口とかじゃない、誰でも利用できる通常入り口です。
つまり、「一番奥の入り口はめっちゃ空いている」という情報を知っていたら警備員に500ペソ支払う必要はなかったということです。
iPhone6sで撮影したフィリピン画像
こちらは一緒に旅をした友人が撮影した写真。すべてiPhone6sで撮影したものです。
Pixel3の画像と比較すると、全体的に暗く鮮やかさも欠けますね。Pixel3は何も考えずに撮影してもいい感じになります。
ただし、2015年9月25日に発売されたApple iPhone6sと2018年11月1日に発売されたGoogle Pixel3とを比較するのはフェアではないことは明記しておきます。
Pixel3のカメラ性能まとめ
Google Pixel3はカメラ性能を確認してもらうために先月の台湾とフィリピン旅行の写真を見てもらいました。
- 画質を30分の1くらいまで落としている
- 「自動」で画像補正している
- カメラど素人による撮影
という3点を考慮してくださいね。
ぼくは写真に惹かれてGoogle Pixel3を選んだところがあるのですが、結果、大満足でした。
ソフトウェア処理でここまで美しく撮影ができるのはえげつないですよね。ソフトウェアってことは、今後も同じ機種のままカメラ性能が進化する可能性が大なわけです。実際、いま絶賛されている夜景撮影モードは発売後に追加された機能です。
また、Pixel3の特典として「2022年1月31日までGoogleフォトへ画質を落とさずに写真や動画を保存できる」というのも見逃せません。Pixel3では4K動画も撮影できるわけですが、4Kも無制限ですからね。動画撮影している人はこの特典だけでも購入する価値ありますね。
Pixel3の廉価版である「Pixel3a」も発売されたようだし、カメラ性能を重視している人はGoogle Pixelはおすすめです。
ではでは、今回は以上です。
なにか聞きたいことがあれば下記コメント欄よりどうぞー。
ぼくは2019年5月6月にフィリピンと台湾に旅行したんですけど、今回は「フィリピンと台湾旅行をシェアしつつ、Google Pixel 3のカメラ性能の実力を披露する」って趣旨の記事です。
Pixel3およびPixel3aのカメラ性能に興味がある人には参考になるかもです!