西武線沿線うどんラリー2018に参加したので、お店の特徴や個人的なオススメ店などレビューを書いておきます。
もくじ
西武線沿線うどんラリー2018とは?
西武鉄道が主催しているうどんのスタンプラリーです。
2018年度は西武線沿線の駅周辺にある17のうどん屋さんが参加していて、6つスタンプを集めたらオリジナルお箸を貰えます。ダブルチャンスで抽選で40名ににオリジナルどんぶりが贈呈されます。開催期間は2018年3月1日から4月22日までです。
うどんのスタンプラリーの参加方法ですが、参加店に行けばパンフレットが置いてあるからスタンプ押を集めるだけ。
うどんラリー2018で行った店を写真付きレビュー
野口製麺所(東村山市/東村山駅から徒歩11分)
野口製麺所は地元の東村山市の店ってこともあって、ぼくは何度も行ったことあります。
今回ぼくが注文したのは東村山地粉肉汁うどん。800円+大盛り100円です。表現が難しいんだけど、ツヤがなくサイズが不均等なぶさいくなうどん、好きです。素朴でおいしいうどんです。
連れ合いが注文したのは、しっぽくうどん。900円。高知で寒い時期に食べられているうどんだそうです。野菜たっぷり。
野口製麺所は休日だとめっちゃ混んでいるし、注文してから提供までの時間が長いんです。だけど天ぷらやおでんをセルフ式で取って食べられるので嬉しい。写真はおでんの玉ねぎと大根、各80円。おでんの串は1つ120円。
■野口製麺所 基本情報
住所:東京都東村山市野口町4-46-1
営業時間:11時から15時 18時から20時
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)
駐車場:ある
三丁目の手打ちうどん(狭山市/武蔵藤沢駅から徒歩7分)
武蔵藤沢駅東口から徒歩7分ほどの場所にある「三丁目の手打ちうどん」。
うどんラリーのパンフレットには「お袋が打つ昔懐かしのうどん」とありました。実際、高齢女性が厨房に立っていてこの”お袋”がうどんを作っているようです。フロア仕事をしていたのは息子さんかな。40代くらいの男性が元気よく接客をしてくれていました。
お座敷席は掘りごたつ式で足を中に入れられるので楽です。小さなお子さんを気にせず連れていけそうな雰囲気の店です。
ぼくが注文したのは肉つけ麺の並盛(750円)。いい感じに弾力のある麺に魚介のダシもミックスされた肉汁はぼくの好みです。王道、正統派、教科書的な肉汁つけうどんに感じました。
■三丁目の手打ちうどん 基本情報
住所:埼玉県狭山市水野1266-49
営業時間:(月火木)11:30から14:30 (金土日)11:30~14:30 18:00~21:00
定休日:水曜日・第2火曜日
駐車場:ある
なんかん(狭山市/入曽駅から徒歩5分)
店名は川越言葉で「きかん坊」を意味するそうです。関東の小麦粉をつかった太麺と北海道の小麦粉をつかった細麺から選ぶことができます。
ぼくが注文したのは「肉汁うどん(750円)」。パッと見は王道な肉汁うどんに見えましたが、つけ汁は若干トリッキーでした。油揚げ、ナルトが入っているのが特徴。
薬味にネギとわさびが用意されていました。薬味は絶対に後半に入れましょうね。特にわさびは薬味として強烈なのでつけ汁が台無しになります。(ぼくは肉汁うどんわさび不要論者なのだけど今回その思いが強くなった)
コシがあり太さが微妙に違う手打ち麺。ぼくが一番好きなタイプです。厨房の横には手打ちルームがあり、タイミングが良ければ手打ちをしているところを見学できます。
■なんかん 基本情報
住所:埼玉県狭山市南入曽419-1
営業時間:11時から14時 17時から20時
定休日:月曜日
駐車場:ある
うどきち(所沢市/狭山ヶ丘駅から徒歩7分)
うどん以外の部分で印象的だった「うどきち」。まず店舗が普通の民家なんですよね。店自体は5年前に近くの商店街にオープンしたんだけど1年前にこちらのオーナーの住宅兼店舗に移転したそうです。
うどきちの入り口の写真を載せたけど、まるで実家。小平市の『福助』みたいな店内を想像したんです。まるで友達んちに遊びにいたった感じになるかと思いきや、店内はチェーン店顔負けのそれでした。
メニュー表から接客までチェーン店のそれ。戸惑いました。ぼくが注文したのは「肉汁うどん(780円)」。もち麺と田舎麺の2種類から選べます。ぼくは田舎麺を選択。
実に変わった麺でした。うどんの断面図はひし形じゃないかな。左右にヒダが付いているような麺でした。ネギと肉汁脂たっぷり。焦がした油揚げが珍しい。つけ汁は甘め。ダシ割も用意されていました。
■うどきち 基本情報
住所:埼玉県所沢市和ヶ原1-691-62
営業時間:11時30分から14時30分(14:15ラストオーダー)
定休日:水曜日(祝日の場合営業、木曜代休)その他不定休(第2第3火曜日が多い)
駐車場:ある
長谷川(練馬区東大泉/大泉学園駅から徒歩2分)
長谷川はラリー参加店の中で唯一、食べログの「うどん百名店2017」に選ばれている店。評価も3.68と非常に高い。
ぼくが注文したのは「糧うどん冷もり(780円)」+大盛り(150円)。もう見た目からして美しい。小麦も野菜も地元産を使っているとか。しっかりコシのある麺でした。モッチモッチ。
肉汁はやさしい。尖ってない。こりゃ万人受けするわ。薬味としてある大根おろしも素晴らしい。うまい。こりゃ人気が出るわけだ。
■長谷川 基本情報
住所:東京都練馬区東大泉4-3-18-102
営業時間:11時30分から14時30分 18時から20時30分(L.O.20:00)
定休日:月曜・第1火曜(祝日の場合は翌日)
駐車場:近くに有料コインパーキング
長谷沼(川越市/本川越駅から徒歩2分)
本川越駅からすぐの場所にある「長谷沼」。ズバリ言っちゃうと今回紹介する店で一番おいしかった。
ぼくが注文したのは「肉汁つけうどん(800円)」。つけ汁を見た瞬間に「キタコレ!」って思いました。見た通り、すんごく濃いんですよ。肉汁と魚介だしが通常の3倍濃縮されている感じ。贅沢。ぼくの好みにドンピシャ。理想的なつけ汁。男ウケすると思いますよ。最高。
うどんも美しい。コシばっちり。つけ汁、すんごく濃厚なのにデカい器にたくさん入っているからたっぷり残すことになった。これは贅沢だしもったいないとも思いました。
残念なことにダシ割が用意されていない(言えば貰えるのかもしれないけど)。ただね、つけ汁が強烈に濃いから、仮にダシ割あったとしても、器にすりきりいっぱいダシ割入れても濃くて飲めないと思うけど。とにかく、こんな旨いつけ汁を残すのは忍びない。持って帰りたかった。
■手打うどん 長谷沼 基本情報
住所:埼玉県川越市中原町2-1-13
営業時間:【平日・土曜】昼 11時30分から15時(L.O14:30) 夜 17時30分から21時(L.O20:30) 【日曜・祝日】昼 11時から15時(L.O14:30) 夜 17時30分から20時(L.O19:30)
定休日:水曜日
駐車場:近くに有料コインパーキング
古久や(飯能市/飯能駅から徒歩8分)
飯能市にある「古久や(こくや)」は今回のうどんラリーで最も行列をつくっていた店。もちろん行ったタイミングにもよるはずだけど、ぼくが行った土曜日の12時ごろだけど30分待ちました。
「古久や」の店舗は古民家を利用しています。店内はお座敷席オンリー。小さい子用のイスも用意されていたし、子ども連れでも気兼ねなく行ける雰囲気の店です。
注文したのは肉つゆうどん(710円)の大盛り(50円)。長谷沼ほどではありませんが、肉汁は濃い。小さな器に具材がたっぷり入っています。麺が機械打ちだったのが意外だった。コシは弱め。古久やは全体的にボリューム多めです。割り湯も用意されているので、最後まで楽しめます。
■古久や 基本情報
住所:埼玉県飯能市八幡町6-9
営業時間:11時から14時10分
定休日:日曜日・祝日
駐車場:店の横にある
大地のうどん(新宿区/高田馬場駅から徒歩7分)
今回のうどんラリー参加店は武蔵野うどん系や讃岐うどん系が多くを占める中、ちょっと毛色が違うのが「大地のうどん」。福岡発のニューウェーブうどん、豊前うどん系のお店です。
店内カウンター席からはうどんマシーンの天ぷらを揚げている様子を眺められました。ああ、あとめちゃくちゃ感じいい接客をしてくれました。フロア接客の店員さんのコミュニケーション能力が欲しい。
豊前うどん系の店は東京にもいくつか誕生しているそうですが、ぼくは初体験。豊前うどんは「打ちたて切りたて茹でたて」「透明な麺」「大きなゴボウ天ぷら」といった特徴があるそうです。
ぼくが注文したのは「ごぼう天うどん(580円)」。迫力抜群。ごぼう天の食べ方に迷いました。まずはスープに付けずにかぶり付き、その後スープに浸していただきました。
ごぼう天の味は正直想像を超えるものはないんだけど、天ぷらうどんってシンプルに旨いじゃないですか。大地のうどんのごぼう天うどんもシンプルに旨くて、エンタメ性もある。
580円という価格も驚異的。今回うどんラリーで短期間に色んなうどん食べ歩いているわけだけど、ぼくの相場観からするとプラス200円とってしかるべき。あんなデカいごぼう天をのせて580円って、コスパが異常です。駅そばか!いやー、スゴイです。ありがたい。
■大地のうどん 東京馬場店 基本情報
住所:東京都新宿区高田馬場3-22-14 アビテヒデミ 101
営業時間:11時から15時30分(L.O.15:25) 18時から22時30分(L.O.22:25)
定休日:水曜
駐車場:なし
羽だ(西東京市/田無駅から徒歩4分)
「羽だ」はうどんラリー参加店で唯一の富士吉田うどん系の店です。
注文したのは「肉もりうどん(700円)」。ぼくは静岡県で働いていたことがあって、富士吉田も営業範囲だったので富士吉田うどんはよく食べました。懐かしいな。富士吉田うどんの特徴であるキャベツ盛り。そして手打ちではなさそうな均等で美しい麺でした。
■羽だ 基本情報
住所:東京都西東京市田無町3-10-16
営業時間:11時30分から15時 17時から22時
定休日:水曜日と第3木曜日
駐車場:ない
うちたて家(豊島区/池袋駅から徒歩5分)
平日の11時ちょっとすぎに行ったんですが、ほぼ満員状態。ぼくが食べ終わる頃には列ができていました。お土地柄なのか中国人のお客さんが多く、中国語を話せる店員さんがいたのも印象的でした。
ぼくが注文したのは「肉汁うどん(830円)」。「うちたて家」という通り、麺は打ち立て切りたて茹でたてです。店の内外から麺を打つ様子を見られるのも嬉しい。
『武蔵野うどんは太麺と肉汁が定番』みたいな言説を見聞きするんだけど、ぼくは太麺ってところにずーっと疑問をもっているんですよ。
どこから太麺と定義するのかも議論の余地があるんだろうけど、ぼくの基準で言わせてもらうとほとんどの武蔵野うどん店の麺の太さは「普通」の域を出ていない。「気持ち太め」ってレベル。
ほんで「うちたて家」ですよ。ここは間違いなく太麺。誰がどう見ても太い。極太。うどんラリー参加店平均の2倍の太さはあるんじゃないかな。
どれくらい太いかというと、芯の方は冷たいからね。茹できれてないです(笑)。そんで普通に食べられない。太すぎるから一本一本食べることになる。麺を一本持つとズシリと重い。好き嫌いわかれるかもだけどぼくは好き。大好き。最高。理想的。
肉汁はカツオ出汁がしっかり効いています。好き。すごく好き。うまい。トータル大変おいしい。素晴らしい。
■うちたて家 基本情報
住所:東京都豊島区南池袋3-13-17
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休
駐車場:ない
すずしろ家(練馬区/練馬駅から徒歩3分)
平日の12時半ごろ訪問。ぼくが注文したのは「肉汁つけうどん(750円)」。驚いたのは注文してから1分も経たずに提供されたこと。駅そばもビックリな爆速提供です。ちなみに接客も駅そばと同じ感じの「最低限の接客」。
うどんラリーのパンフレットには『参加店の中で1、2を争う力強い弾力が自慢』と書かれているけど逆ですね。むしろコシがない部類。もしかしたら茹で置き麺を提供されたのかも。麺が微妙に捻じれているのが特徴。
最大の特徴は肉汁の肉の量。色んな店で肉汁うどんを食べてきたけどトップクラス。川越の「藤店うどん」に次ぐくらい肉が沢山入っていました。うれしい。
■すずしろ家 基本情報
住所:東京都練馬区豊玉北5-15-5
営業時間:11時30分から14時 18時から22時
定休日:水曜
駐車場:ない
のり平(入間市/入間市駅から徒歩14分)
店主には確認とっていないですが、東村山市の人気うどん店「きくや」と姉妹店との情報がありました。確かに麺の量をLで表示するあたりは、きくやと同様ですね。高齢女性の店員さんが楽しそうに営業しているのもきくやに似てる。
注文したのはカレーつけ麺の4L(800円)。麺の分量ですが、たぶん3Lが通常の並レベルだと思われます。
「きくや」は人気店だから言っちゃうけど、ぼくは好みじゃないんです。だからきくやの姉妹店と聞いて良い予感はしなかったんだけどカレーつけ麺、おいしかったです。
カレーうどん自体何年ぶりだろう?滅多に食べないんですが、奇をてらうところはなく王道のいいカレーうどんです。
平日の11時40分ごろに伺ったんですが、ほぼ満席状態。ぼくが食べている間に行列ができていました。入間市の住宅街にあるのに凄いことです。
■のり平 基本情報
住所:埼玉県入間市豊岡4-4-18
営業時間:11時00分から(麺がなくなり次第終了)
定休日:月曜
駐車場:店の前
その他のラリー参加店
その他のラリー参加店も一言添えて紹介しておきますね。
- がむしゃら(入間市/仏子駅から徒歩19分)
男らしい肉汁うどん。
- むぎきり(小平市/一橋学園駅から徒歩4分)
住宅街にあるアットホームな雰囲気の店。平打ち麺。
- irico(国分寺市/国分寺駅から徒歩4分)
若い店主がつくった新しい讃岐うどん。
- 喜多一(所沢市/航空公園駅から徒歩3分)
天ぷらぶっかけ(900円)が評判みたいです。
- 涼太郎(所沢市/所沢駅から徒歩4分)
大人の炙りチーズ肉うどん(1050円)という尖ったうどんを提供しています。
個人的にオススメな店
個人の感想ですよ?個人の感想だけど、ぼくは川越市の「長谷沼」。迷わずここ。あの極端なほどに濃厚なつけ汁はぼくの好みドンピシャ。ほんと好き。長谷沼には行ってほしい。ぼくもまた行く。
次点で「うちたて家」。ここの極太麺は最高としか言いようがない。太麺が好きな人は絶対に行くべき。後悔はさせません。
あと、飯能市の「古久や」は店舗が古民家で店舗自体にコンテンツ力があったのでいいかも。小さな子供を連れて行きやすい店でもあります。
高田馬場の「大地のうどん」は最近キテる豊前うどん系の店なのでうどん通はいかなきゃいけない店でしょうね。ラリー参加店で1,2を争うほど地価が高そうな場所で営業しているのに1,2を争うほど低価格でうどんを提供していることにも脱帽です。
西武線沿線うどんラリー2018まとめ
写真は特典のお箸。うどんラリーのお陰で未開の店舗をたくさん周ることができました。短期間でいろんな種類のうどんを食べることで比較する楽しみが生まれるんですね。
ありがとうございました。どんぶり当たりますように。
「長谷沼」「うちたて家」おいしそうですね。
たしかに雰囲気で「古久や」、意表をついて「大地のうどん」が気になるところでしょうか。
「うどきち」の自宅開放型チェーン店対応、見てみたいような、見たくないような(笑)。
このくらいの距離感でも、人力で回られたりするんですか?
さすがに飯能は無理かと思うんですが…
先日「羽だ」に行ってきました。
リンク張らせていただいてよいでしょうか?
どんぶり当たるといいですね(笑)。
長谷沼、うちたて家はオススメです。どちらも過剰なところがあって超個性的です。古久やは知り合いと車で行きました。誰かと一緒に行くと楽しい店かと思います。池袋のうちたて家は自転車、本川越の長谷沼は徒歩でした。
ぼくは運動も好きなので、移動距離で訪問店舗を決めたりするんです。「行きたいグルメ店リスト」を作っているんですけど、店名と一緒に自宅からの距離もメモしてあります。
「今日は片道2時間くらいの店がいいな。徒歩なら10キロから15キロくらい、自転車なら30キロから40キロくらいの店にしよう」みたいな風に行く店を決めたりしています。今リストを確認したら、一番距離が遠いのは埼玉県本庄市の「六助うどん」で自宅から63キロでした。
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