近い将来、日本で売られている95%以上の卵が消滅するよって話

先日ラジオで「ケージフリーエッグ」について知ったんで、ちょっくら調べてみました。

日本は95%以上がバタリーケージ卵

「ケージフリーエッグ」って聞いたことあります?

「ケージ」とは籠(かご)とか檻(おり)という意味です。つまりケージフリーエッグとは「籠を使わないで産まれた卵」とか「檻から解放されて産まれた卵」のことです。

日本語で「放し飼い卵」「平飼い卵」とも言うんですが、こんな言葉があるってことは、そう、檻に入れられて産まれた卵があるんです。

batterycage バタリーケージ

何となく知っていますよね?鉄の牢屋みたいなところにニワトリを何重にも重ねて並べて卵をポンポン産ませている鶏小屋。これ「バタリーケージ」って言うそうです。管理が簡単で生産性が高いらしく、日本で作られている卵の95%~98.9%はバタリーケージ卵です。

batterycage 残酷

このバタリーケージが世界的に非難を浴びてるんです。要するに「かなり残酷じゃね?」って話です。

いやいや、僕も思うんですよ?『でた残酷って議論!そりゃ家畜や酪農なんかは残酷だって。何だかんだ言っても最終的には殺すんだもん。そこは言い訳できないから動物には本当にゴメンナサイだけど、正直いちいちケアしてたら生活できないじゃん』って、そんな派です。

battery cage

でもね、ニワトリの実情を知っちゃうと心が動かされます。

ケージ内のスペースですが1羽あたり平均はB5サイズ(257mm×182mm)ですって。窓のない鶏舎の狭いケージの中に一般的には8段、最大15段ものケージを積み重ねるそうです。爪も伸び放題で、毛も抜け放題。そこで一生卵を産み続けるのって・・・僕だって「こりゃ酷いわ。地獄だわ」って思うもん。

もちろんね、ケージフリーなら全てがOKでニワトリはHappyだって話じゃないんですよ。

問題は根深くて、ケージフリーであってもバタリーケージと同じく他の鶏を傷つけないようにクチバシを切るとか、採卵鶏は肉として美味しくないからオスは無価値でオスのヒヨコは生きたままシュレッターで潰すとか、メスも年取って出産率が落ちたら殺処分するとか、いろいろと残酷な現実が指摘されているんだけど、まだマシって話です。

世界標準になりつつあるケージフリーエッグ

動物愛護団体などの長年の働きかけもあり、ケージフリーエッグが浸透してきています。まず最初にヨーロッパ各国でバタリーケージが禁止されました。

1991年、スイスが禁止。1999年、スウェーデンで禁止。2005年、フィンランドで禁止。2007年、ドイツで禁止。そしてベルギー・オーストリア・オランダなどでも規制が進んでいたのですが、2012年にはEU(欧州連合)が産卵のためのバタリーケージを禁止しました(ただし350羽未満の飼養農家、採卵鶏の繁殖農家は適用除外)。

この波は世界中に伝播していきます。オーストラリアのタスマニア州でバタリーケージの段階的廃止が決定。アメリカのカリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州、ミシガン州、オハイオ州で従来型バタリーケージの禁止を州法で制定。

バタリーケージ廃止企業

企業単位でもバタリーケージ卵の取り扱い禁止が進んでいます。オーストラリア最大手スーパーのWoolworths(ウールワークス)、世界最大の小売企業ウォールマート、大型会員制小売店コストコは自社ブランドの卵をケージフリーに移行。

アメリカのサブウェイ、バーガーキング、スターバックス、マクドナルド、ダンキンドーナツ、ケロッグ、ネスレ、ウェンディーズ、デニーズ、クリスピー・クリーム・ドーナツ、タコベルなども段階的にバタリーケージの使用を止めると発表しています。

追記;

2016年4月5日にアメリカのウォールマートが「卵をすべてケージフリーに切り替えた」と発表しました。アメリカのウォールマート全店と関連会社の会員制スーパー「サムズ・クラブ」でも同様に全てケージフリーエッグに切り替えたそうです。ウォールマートはアメリカの食品販売の25%を占める超巨大小売店です。この影響力は非常に強いです。

日本ではまったく進んでいない

日本は国民一人あたりのタマゴ消費量がメキシコに続いて世界第2位のタマゴ大国です。

それなのに普通の日本人は「ケージフリーエッグ」なんて言葉すら聞いたことがないはず。僕もそうでした。後で書くけど、大手スーパーの担当者ですら「ケージフリーエッグ」や「平飼い卵」という単語を知らなかったりするんですから当然です。

でも調べれば調べるほど「日本もこの世界的なムーブメントには逆らえない」と思えてきました。アメリカのグローバル企業がバタリーケージの使用を相次いで止める発表しているのはデカいです。

今のところ日本市場は除外されています。でもそれって色んな意味で非効率だから日本市場もバタリーケージ卵を禁止するのは時間の問題だと思います。国際貿易の時代、バタリーケージ卵を使った加工食品は輸入禁止とかもありえるかもしれません。あるいは欧米の消費者に問題視されて炎上するかもしれません。

そうだなぁ。過去の反省からか健康志向・環境志向に転換しつつある日本マクドナルド社なんかが口火を切るんじゃないですかね。アメリカのマクドナルドは既に廃止を発表していますし。

日本マクドナルド社のような有名企業が「ケージフリーエッグしか使用しません!」とか発表すればニュースになるから、バタリーケージの問題点が一般人にも周知されるはず。その後はドミノ倒しのように他の企業も追随して、国としての規制へと進んでいくと僕は予想します。

ケージフリーエッグを買える店を調べてみた

こうなるとケージフリーエッグを買ってみたくなりますよね。そこで東村山近隣のスーパーを片っ端から調べてみました。

・置いていなかった店

イトーヨーカドー 東村山店
オザムラーレ東村山店
コープ 東村山駅前店
サミット 富士見町店
マミーマート小平小川店
西友 久米川店
イオン 東久留米
ダイエー 小平店
ESBI 久米川通り店
エコス TAIRAYA奈良橋店
カネマン野口店
生活クラブ生協デポー東村山
BIG-A 東村山本町店
あまいけ 久米川店
ヤオコー 東大和店
おおた 久米川店

イオンとダイエーは担当者さんが「ケージフリーエッグ」や「平飼い卵」という単語を知らなかったです。はい、卵担当がです。西友はウォールマート傘下になったのでケージフリーエッグが置いているのかと期待したんですけど置いていませんでした。やっぱ日本市場は別なんですね。デポー東村山は自然志向なので置いてそうなイメージでしたが置いていませんでした。

・置いてあった店

そら屋
いなげや東村山市役所前店
いなげや所沢西武園店
【追加】ヨークマート東村山店
【追加】JA東京みらい東村山

そら屋で買ってきた

東村山 そら屋

「そら屋」は東村山税務署の隣にある自然食材を扱っているお店。「あっ!あの店ならあるかも!」って思いだしたんですが、やっぱありました。

佐藤ファーム そら屋

店の目立つ場所に卵が置いてありました。

東村山市 平飼い卵

価格は1個57円、6個314円、10個457円。紙パックにデポジットとして20円課金され紙パック返却時に20円が返却されるそうです。

さとうファーム そら屋 東村山

卵の生産者である「佐藤ファーム」についての書かれた冊子などもあります。この卵はそら屋の中でも売れ筋だそうです。

東村山市 ケージフリーエッグ

「解放鶏舎にて平飼い(土間飼い)」だそうです。詳しくは生産者・佐藤ジョージさんのブログを確認ください。かなり「まとも」に育てられているっぽいです。

東村山市 平飼いたまご そら屋

6個入りを買ってきました。同封のペーパーには飼料原料なんかもしっかり記載されています。

住所: 東京都東村山市本町1丁目21-23
電話番号:042-392-6385
HP:http://soraya.ne.jp/

いなげや東村山市役所前店で買ってきた

いなげや東村山市役所前店

いなげやが取り扱っているのは意外でした。大手スーパーは軒並みダメだったのでビックリです。僕的に「立地が良いだけのスーパー」だったんですが好感度アップです(ヒドイ言いぐさ)。

いなげや東村山市役所前店 卵売り場

大手スーパーだけあって、卵の種類も豊富です。

いなげや 平飼いたまご

ありました、「鳥羽田農場の平飼いたまご」。6個で284円です。

いなげや東村山市役所前店 卵

プレミアム卵として有名な「ヨード卵光」は6個で328円です。平飼いたまごより高いですよ!ちなみにヨード卵光の飼育環境を調べてみたんだけど、ホームページにばっちりケージに監獄されているニワトリが写っていました。

いなげや東村山市役所前店
住所:東京都東村山市本町3-42
電話番号:042-398-7141
営業時間:9:00~22:45

【追加】ヨークマート東村山店で買いました

ヨークマート東村山店

ふらっと立ち寄ったヨークマート東村山店で「平飼い有精卵」を発見しました!

ヨークマート 有精卵

6個で307円です。

ヨークマート東村山 平飼い卵

有精卵とはオスとメスを一緒に自然交配可能な飼育環境で飼育しているたまごらしいです。

ヨークマート東村山店
住所:東京都東村山市恩多町5-47-5
電話番号:042-394-1551
営業時間:9:00~22:00

【追加】JA東京みらい東村山で売っているとか

もとはし農場

2016年4月29日に開催された中央公園の「春の祭典」に行ってみたんですが、出店のひとつに放し飼い卵(平飼い卵)を販売しているところがあり即買い。普段は東村山市警察署の向かいにある農協「JA東京みらい東村山」で売っているそうです。

もとはし農場 放し飼い自然卵

価格は6個で350円です。今まで紹介してきた中で最も価格が高いですね。ただ西東京市の「もとはし農場」で作られているらしいので、近場の安心感があります。

もとはし農場のホームページには飼育環境の説明のほか、動画などが貼られています。西東京市のもとはし農場には直売所もあるそうです。

JA東京みらい東村山
住所:東京都東村山市本町1-16-5
電話番号:042-393-5270
営業時間:AM9:00~PM4:30
定休日:日・祝日と年末年始

3種類の卵をガチ比較

せっかくなのでガチ比較してみることにしました。写真向かって左から「安売り卵(単価22円くらい)」、「鳥羽田農場の平飼いたまご(単価47円くらい)」、「佐藤ファームの卵(単価52円くらい / 10個入りなら単価46円くらい)」です。

たまご比較

まず明確に違うのは、卵の殻の固さです。さとうファームの卵はダントツに固い。鳥羽田農場の平飼いたまごは逆に薄い。安売り卵は「いつもの」って感じ。

卵の見た目ですが、佐藤ファームの白身が黄色っぽいのが印象的でした。とは言え、『卵の殻の色や黄身の色って飼料によって変わるので「色が濃い黄身は良い」とか言うのはナンセンスなんだよ』って聞いたことがあります。白身も含めて見た目じゃ卵の良し悪しはわからないのかもしれません。

佐藤ファーム 平飼いたまご

次にニンニク卵黄だったかのCMで見たことがある黄身掴みをやってみました。まずは佐藤ファーム。普通に掴めました。

鳥羽田農場の平飼いたまご

次、鳥羽田農場の平飼いたまご。速攻で黄身が裂けました。掴めたもんじゃありません。

安売り卵 黄身を掴む

安売り卵ですが、これも普通に掴めちゃいました。

平飼いたまご 白身の弾力

白身掴みもやってみました。ここでは鳥羽田農場の平飼いたまごがダントツに掴みやすかったです。

卵味比べ

次に味比べです。生のままの卵の黄身と白身をそれぞれ味わってみました。結果、まったく同じ味。

たまご味比べ

レンジで1分チンしてからの味比べです。結果、まったく同じ味。トータル、僕には3種類の卵の良し悪しはわかりませんでした。うーん、ガチ比較ならではのしょぼい結論です。まぁ僕、味音痴なので(苦笑)。味とかって問題でもないし。

まとめ

・世界の先進国ではバタリーケージの禁止がもはや既定路線

・日本は今も95%以上の卵がバタリーケージ卵

・大手スーパーの担当者すら「ケージフリーエッグ」という言葉を知らない

・グローバル企業がケージ卵の使用中止に動いている

・近い将来、日本でもバタリーケージ問題が注目され、消えるだろう

・日本で平飼い卵を取り扱っている店は非常に少ない

・東村山で平飼い卵を買うならそら屋かいなげやへGO

・平飼い卵はケージ卵の2倍ほどの価格

・味比べをしたけど正直違いはわからなかった

以上、失礼しましたー!

追記:タマゴだけじゃないみたい

ニワトリについての歴史や文化、生態や食材としての扱われ方、ビジネスや疫病についてなど詳しく網羅的に書かれた『ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥』って分厚い本で知ったんですが、ニワトリ産業は闇が深いみたいですね。

人類に多大なる貢献をしてくれているのに牛や豚より扱いがだいぶ酷い。やっぱ卵だけじゃないみたいです。食肉としての扱いもかなり残酷。ちょっとね、これ読むのは注意が必要ですよ。罪悪感に襲われる本です。

鳥インフルエンザなど疫病対策にも平飼いは有効みたいです。

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15 件のコメント

  •  よく調べられましたね。

     鶏って、家畜の中でも、一番ひどい扱いをうけている動物です。

     採卵鶏のヒナの、卵の産めないおすは、生まれたその場で殺されるのですが、その方法がすごいです。
    シュレッダーで粉々にしたり、ビニール袋に詰めて押しつぶしたり。

     年間1億羽以上のおすのヒナが、こういうやり方で、「ごみ」として処分されているそうです。

     ひどいですよね。

    • 殺処分はおっしゃる通りのやり方ですがゴミとして捨てられる訳ではないですよ
      肥料や加工されて他の動物への餌にされてますのでゴミではありません
      殺処分については心は痛みますが現状人が生きて行く上で仕方がない所が有ります(興味のある人はyoutubeで動画が有ります)
      生産側はより安くより早くより沢山という具合になりますし消費者である私達はより安く買いたいと言う欲求が有ります
      海外じゃ少しヒヨコになりかけてるゆで卵を食べてる国もありますし鶏の扱いはかなり酷いですね・・・

    • 鈴木さん

      コメントありがとうございます!
      いや、僕もぜんぜん知らなかったので驚くばかりです。
      映画『ファストフードネイション』や『いのちの食べかた』も観ましたがショッキングで、僕も食生活を改めなきゃと考えています。

  • タカタロウさま

    イギリスで動物福祉の勉強をしています。

    ケージフリー卵を変えるお店と置いてないお店、担当者の反応など、とても参考になりました。

    さらに卵の比較を見て、いろいろと感じることがありました。

    こちらの卵、やはり殻がしっかりしています。卵に鶏の毛が付いていたりして、とても自然な印象です。6個入りで£1.2~1.8(180〜260円)ほど。

    日本にケージフリー卵を普及させたく、タカタロウさまの取り組みがとてもありがたかったので、思わずコメントしました。

    どうもありがとうございました。

  • 素晴らしいです。ありがとうございます。
    日本でケージフリー卵(すべてのケージをなくしたい)の運動をしています。
    とても素晴らしい情報ですので、ぜひ多くの日本の消費者に読んでもらえるように、
    シェアしたいです。よろしいですか。

    またどうしたら日本の一般の方々にこのような情報が広がると思いますか。
    よろしくお願いいたします。

  • バタリーゲージに否定的な意見を持つ人がいても良いとは思います。しかし、法的な規制などでその意見を全ての消費者に強制するような流れにはなってほしくないです。飼育方法の表記を義務化するなどほかの解決策があると思います。

  • 卵に鶏の毛が付いていたりして、
    それ表面洗浄も消毒もしてないのでサルモネラ菌に感染する可能性かなり高くなりますよ。
    鶏は総排泄腔と言う生殖器と肛門が一体になった器官から卵を産むので表面にサルモネラ菌がどうしても付きますそれを洗浄もしないと言うのは生食をしてはいけない卵です。

  • 最近鶏や乳牛、家畜たちの環境を知り、消費者は何も知らされてなかったんだとショックを受けました。
    安心、安全な食と言うのは人間主体の考えで動物のことは考えてないのか・・
    一個10円の激安卵、一パック198円の牛乳。考えてみたら生き物の代償の上に人間は美味しい思いや楽をし過ぎてます。
    給料は一円ももらえない動物にとってストレスのない環境優先の業者さんたち、頑張って欲しいし、応援したいです!
    スーパーで売られる安くて有り余る肉、魚、卵、よくよく考えたら異常です。私たち消費者も少しは意識を変えないと。そして日本も法整備してください。
    沢山調べて下さり、ありがとうございます。

  • 有用な情報をありがとうございます。
    勉強になります。
    真摯に取材をされていて好感が持てます。
    その上でコメントをさせていただきます。
    私は、畜産の現実に近いところで仕事をしております。
    自分で家畜を飼っているわけでは無いのですが、現実をよく知っている方だと思います。
    畜産業は経済活動ですから、需要と供給のバランスの中で成り立ちます。
    現在、日本で平飼い式の卵を供給可能な生産者さんは、多分、1万羽前後以内の規模かと思います。
    1万羽前後までは、ほぼ家族経営で行けると思います。
    ところが、採卵業界は集約化が進んでいるために、多くの生産者さんは、10万羽以上だし、価格をリードしている農場では、1箇所で100万羽の飼育もしています。
    日本の採卵鶏の飼育羽数は、人口とほぼ同じです。
    つまり1億羽以上います。
    農地に対する規制や、糞尿処理に対する法律、悪臭や衛生害虫に対する住民の理解度を考えると、国内では、平飼いにした時の面積の確保は、ほぼ無理だと思います。
    全く無理。
    平飼いにした場合は、大規模経営にとっては完全に不利になるでしょう。
    つまり、生産の90%以上を占める規模の養鶏場は、大きな方針転換となります。
    土地面積に縛られて規模縮小と従業員の解雇が行われるでしょう。
    需要と供給の関係から、本当に卵1個の値段が500円以上の時代になるかもしれないです。
    そもそも、畜産の歴史は狩猟と言う危険で不安定な労働からの解放が始まりで、人間が利用でき無い雑草や廃棄物を飼料として与えて、人間が利用可能な肉や卵、ミルクに換て得るという、大発明だったわけです。
    ノーベル賞級の発明です。
    おかげで、多くの人の命が救われて来ました。
    今でも食料に苦しむアフリカでは、家畜は富の象徴です。
    人間の分業が進んで、家畜を飼う特殊技術を持つ職業が畜産業です。
    アニマルライツは大切です。
    しかし、その主張が平飼いとか、放し飼いが正しいと言うならば、現在の分業体制から外れていただくしか無いと思います。
    ご自分たちで、実際に経済活動として飼育して見て、雄雛の取り扱いはどうすべきか?とか、継続して産卵をさせるにはどうするか?とかの改善案を出して見るのが筋でしょう。
    ペットを飼う目線では、万羽単位の管理は出来ません。
    相変わらず畜産は抗生物質漬けなどと思っている人が多いので、非常に誤解の多い産業です。
    農業に携わる人たちは、口下手が普通ですので、発信を怠って来ました。
    反省です。
    飼料のほぼ100%を輸入に頼って、従って食料もほぼ100%を輸入している事になる日本は、悠長なことを言っている場合では有りません。
    「パンが無ければケーキを食べれば良いではないか?」
    苦労知らずの王妃はどうなったでしょうか?
    私は、世界の食料の動向に気を配っているので、日本のアニマルライツの主張は、苦労を知らないお姫様のわがままに感じます。
    日本は、分業によって大国になって、円が強いので、今のところ食べ物に不自由は無いのですが、今後がどうなるか分かりません。
    中国の購買力が半端なく伸びていて、日本の商社が飼料を買い負けています。
    飼料の国際相場が高止まり。
    農業技術は特殊技術ですから、一旦止めると復活が難しいものばかりです。
    アニマルライツの前に、ファーマーズライツをお願いします。
    今年は卵価が安くなると予想されています。
    卵1個の利益は1円も無い時が多いのをご存知ででょうか?
    EUのアニマルライツは、周辺国からの安価な卵の輸入阻止のための方便と見られています。
    関税外障壁ですね。
    彼らは、つい数十年前まで、奴隷を使っていた人たちで、まだまだ根深く白人至上主義が有ると言います。
    EUへの移民は、安価な労働力で合法的な奴隷制度とも言われています。
    そんなことをやっている人たちの主張を鵜呑みにする前に、日本式の関税外障壁をうまく考えてもらいたいです。
    と言うわけで、すみません。言いたい放題でした。
    この記事には感謝申し上げます。
    ありがとうございました。

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