もくじ
1日20キロカロリーが1キロの脂肪にかわる
雑誌『ターザン』を立ち読みしてて「うぉ!!」って口にだしちゃったんだけど、脂肪1キロを減らすのに必要なのは7000から7500キロカロリーだそうです。
でね、これを365日で割れば約20キロカロリーなんですよ。
いやビビりません?1日20キロカロリーの積み重ねが1年後には1キロ増えてたり減ってたりするわけです。たった20キロカロリーです。そんなもん
- 3回に1回だけエスカレーターを階段に変える
- 毎日飲んでいる缶コーヒーを7回に1回だけ烏龍茶にする
- 食後のデザートを月に2回だけ我慢する
- 週に一回だけ散歩する
- ご飯を一口だけ我慢する
こーいうのどれかひとつ実践できたらクリアできます。なんだか超イージーですよね。楽勝じゃないっすか。イケそうな気がする。
僕も何度もダイエットしてきていい加減気づいたんだけど、ダイエットを失敗しちゃうのは短期目標のハードなダイエットをするからなんですよ。短期間で必死に努力して我慢して痩せられても、心身ともに負荷をかけているわけだからリバンドしちゃうの。
でも、長期計画のダイエットなら簡単なんです。努力なんか必要ない。ゆっくりゆるーく日常の習慣を変えればいいんだもん。
そう、だから習慣化がキーワードです。
結婚太り、転職太り、禁煙太りってよく聞きますよね。どれも習慣が変わるって共通点があります。1日たった20キロカロリーで1年後には1キロ増減するんですもん、そりゃ太ったり痩せたりしますって。
でもダイエットのために習慣を変えるのはなかなか大変。結婚や転職や禁煙なんてそう簡単にできるもんじゃないし、引越したり、通勤ルートを変えたり、起床時間を変えたりすんのも正直しんどい。そこで僕からの提案です。
こんにゃく米はどうでしょう?
センターピン理論って知ってます?
ボーリングでど真ん中のセンターピンに当てられれば8割がた成功が約束されるってことから派生したビジネス理論です。
ダイエットのセンターピンは食事か運動ですよね。食事か運動を改善(習慣化)できたら8割方ダイエットは成功したようなもんです。
で、運動を習慣化するのは結構しんどいので食事を変えたい。じゃあ食事の何を変えるかといえば主食のお米です。そう、ど真ん中をやっつける。
そこで、「こんにゃく米」。
あのね、こんにゃく米いいっすよー。普通のお米に混ぜて使うんだけど、良い意味で普通です。要するにこんにゃく米だって言われなきゃ気付かない。だから、いつも通りに食事してりゃ1日20キロカロリーなんて余裕で達成しちゃいます。
実際、家族や友人などトータル6名にも黙ってこんにゃく米を食べさせたんだけど誰一人として気づきませんでした。「実はこんにゃく米が混ざっててカロリー20%オフなんだよ」って教えるとみんなビックリだもん。
Amazonレビューをみてて面白かったのは、こんなクチコミ。
このクチコミ面白いですよね。でもね、これマジです。つまり、、
家族を内緒で痩せさせることできまっせ!
お米3合にこんにゃく米1合の割合なら普通の人は絶対に気付きません。お米2合にこんにゃく米1合の割合でも、気づく人はまれだと思います。マジで家族に内緒にして痩せさせることも可能です。
つぶやきシロー先輩が「デブはカロリーオフ食品だと知ると倍喰うね、うん、倍喰う」って言ってたから内緒のほうが効果的かも(笑)。
僕が試した「こんにゃく米」を紹介する
今年の2月ごろかな。僕は楽天市場の期間限定ポイントを消化するために何気なく買った「こんにゃく米」が良い意味で「普通」で、ドはまり。色んな種類のこんにゃく米を買いまくりました。僕が試したこんにゃく米をざっと紹介しますね。
アンビコ社「乾燥粒こんにゃくごはん」
原材料:でんぷん、こんにゃく精粉、貝Ca
賞味期限:2年
保存方法:常温保存
乾燥時100gあたりのカロリー:344Kcal
1合あたりの値段:119.5円
僕がはじめて買ったこんにゃく米がコレ。普通の米2合に1パック入れて炊いてみたんですが全く気付かないレベルでした。というか、実際に家族は僕が言うまで気付かなかった。「すげー!」です。
株式会社トレテス「粒こんきらり」
原材料:でんぷん、こんにゃく粉、貝カルシウム、水酸化カルシウム、クエン酸
賞味期限:1年半
保存方法:常温
乾燥時100gあたりのカロリー:344Kcal
1合分の値段:161円
ムカゴこんにゃく芋で作った低カロリー・低糖質のごはんです。上の写真ですが、普通の米2合に粒こんきらり1袋で炊きました。若干サラサラ感はあるけど、いたって普通。黙ってたら何も違和感を抱かないはずです。
伊豆河童「石井さんの無農薬乾燥こんにゃく米」
原材料:タピオカ澱粉・むかごこんにゃく粉・貝カルシウム・ビタミンC
賞味期限:1年間
保存方法:暗所
乾燥時100gあたりのカロリー:344Kcal
1合あたりの値段:100円
石井さんの無農薬乾燥こんにゃく米は無農薬&無添加なのが特徴。インドネシアでこんにゃく工場を営む日本人の石井さん一家が現地の契約農家で無農薬で育てられた「むかごこんにゃく」100%で完全無添加でつくられています。
上は炊き上がりの写真ですが、透明度の高いのが特徴です。言われて確認すればわかりますが、何も言われなけえれば気付くことはないでしょうね。普通のお米3合に1合分のこんにゃく米を入れる程度なら味も見た目も一切違和感ないです。
あとで気づいたんですが、上記3社の中身は同じみたいです。どうやらインドネシアに乾燥こんにゃくのパイオニアみたいな人(石井さんという日本人)がいるようで、そこから原材料を輸入しているようです。違うのはパッケージだけみたいです。
だから上の3つのどれかを買うなら、1合あたりの値段が安い伊豆河童のを選ぶべきだと思います。
DHC米こんにゃく
原材料:こんにゃく加工品(澱粉、こんにゃく精粉)、還元難消化性デキストリン、貝殻未焼成カルシウム
賞味期限:1年半
保存方法:常温
乾燥時100gあたりカロリー:311.6kcal
1合分の値段:112円
健康食品メーカーとして有名なDHCがひっそりと発売している乾燥こんにゃく米ですが、味も見た目も普通です。良い意味で普通。これも3合に1合の割合で混ぜるんならまったく普通のご飯です。商品説明には1対1で炊くと書かれていますが、それだとパサパサして違和感があるご飯になってしまいます。別に不味くないんですけど、箸で掴んだ時の感覚とか舌触りとかの違和感がでちゃいます。
大塚食品「マンナンヒカリ」
原材料:でんぷん、食物繊維(ポリデキストロース、セルロース)、オリゴ糖、デキストリン、グルコマンナン、グルコン酸Ca、増粘剤(昆布類粘質物)、調味料(有機酸)
賞味期限:1年半
保存方法:常温
乾燥時100gあたりカロリー:250kcal
1合分の値段:91.11円(15kg入りで18,222円)
こんにゃく米のなかで最も有名なのがマンナンヒカリです。ほとんどのスーパーで売られているから買いやすい。しかも賞味期限が長く、カロリーや値段なども優秀なので総合評価ではナンバー1かな。迷ったらまずはコレを試したらいいです。
上は普通の米2合にマンナンヒカリ1合の炊き上がり写真。パッと見た感じはほとんど気づきません。他の乾燥こんにゃく米がかなり透明感があって平べったいのに対して、マンナンヒカリは白くてラグビーボール状なので見た目も普通のお米に近いです。味は他の乾燥こんにゃくと同じように3合に1合の割合でいれたら言われなきゃわからない。
みゆきやフジモト「こんにゃくごはん」
原材料:こんにゃく粉(国産)、水酸化カルシウム
賞味期限:4ヶ月
保存方法:冷暗所
1パックのカロリー:12kcal
1パック分の値段:136円
みゆきやフジモト「こんにゃくごはん」って要するに小さくカットしたこんにゃくです。だから炊飯する前に臭うと薄っすらと生臭い「例のこんにゃく臭」がします。でも炊いたら臭いはほとんどしませんよ。注意深く臭いを嗅ぐとかすかに臭うくらい。この程度の臭いを気にする人って皆無だと思います。
上は炊き上がり写真。見た目も味も変えることなく、かさ増しできて便利です。黙ってご飯を出されて気付く人はまず居ないんじゃないかなぁ。
あと、実はコレ、いなげや東村山市役所前店で売ってたんです。でも残念ながら先週あたりから店頭から消えました。一応店員さんには復活希望を伝えときましたがどうだろう。とは言え、調べてみたらネット通販のほうが安かったからまぁいいか。
上原本店「ライスこんにゃく」
原材料:こんにゃく精粉(国産)、貝殻焼成Ca(こんにゃく用凝固剤)
賞味期限:4ヶ月
保存方法:冷暗所
1パックのカロリー:0.8Kcal
1パック分の値段:89円(※)
上原本店の「ライスこんにゃく」は生タイプ。これも要するに「粒こんにゃく」なんですよ。お米のサイズにカットした白滝とも言えるかな。だからガッツがあれば白滝を買ってきて自分で似たようなものを作れるはず。だからカロリーは劇的に少ないのが特徴。触感や味だけど、想像通りです。粒こんにゃくだもん。3合に1袋とかなら違和感ないし、全然気づかない。
(※)一袋が100gしかないのが難点ですね。1合分もない。小分けされていて使い勝手は良いんだけど、みゆきやフジモト「こんにゃくごはん」は200g入りなので比較すると割高感がある。
こんにゃく米の味は?
味は特にありません。
そう、ぶっちゃけ乾燥こんにゃく米の味や炊き上がりはどれも大差ないんです。だから一括りにして評論しちゃうけど、味は特にありません。本当に。
つまり、うまくもまずくもない。存在感がない。
食感が少しだけパサパサというかサラサラというか日本米特有の粘り気がすくなります。だから、こんにゃく米をたっぷり配当しちゃうとおにぎりの難易度は上がると思います。
でもまぁ、3合に1合の割合で混ぜるんだったら95%の人は言われなきゃ気付かないと思います。2合に1合の割合でも8割の人は気づかないはず。言われてはじめて「確かに少しパサパサしてんなぁ」と気づくくらいです。
生タイプの粒こんにゃくも味がなくてパサパサする点は一緒です。パサパサ度は粒こんにゃくの方が強いかな。
こんにゃく米の炊き方は?
こんにゃく米の炊き方も実に簡単です。
基本的に乾燥こんにゃく米は1合分に小分けパックされているから米を研いだら追加で入れればいいだけ。水加減は普通のお米と同じように1合分としてカウント。つまり普通のお米2合と乾燥こんにゃく米1合の場合は3合分の水で炊けばいいです。
生タイプの粒こんにゃくの場合は、水は追加で加えない。つまり普通のお米2合と粒こんにゃく1パックで炊く場合は、お米を研いで粒こんにゃくを入れた状態で2合分の水位に合わせて炊けばいいです。
つまり炊飯器での水加減は
⇒生こんにゃくタイプは水として扱う
と覚えておけばOK。簡単です。
結局どのこんにゃく米がいいの?
結局ぼくは「マンナンヒカリ」に落ち着きました。その理由をもうちょっと詳しく書きますね。
こんにゃく米は3種類に分類できる
まず、こんにゃく米って言ってもざっくり3つに分類できます。
- 乾燥こんにゃく米
- 粒こんにゃく
- マンナンヒカリ
ムカゴこんにゃく芋を乾燥させて作った「乾燥こんにゃく米」、こんにゃくを粒状に細かくした「粒こんにゃく」、こんにゃく粉に食物繊維などを加えてライス状に成型した「マンナンヒカリ」です。
それぞれメリットデメリットあるので一覧にしてみました。
乾燥タイプ | 生タイプ | マンナンヒカリ | |
味 | 〇 | 〇 | 〇 |
見た目 | 〇 | 〇 | 〇 |
保存期間 | 〇 | × | 〇 |
冷凍 | △ | × | 〇 |
カロリー | △ | 〇 | △ |
値段 | △ | △ | 〇 |
低カロリーってところを重視すると「生タイプ」が魅力的ですよね。
でもね、ご飯1合あたりの炊き上がり容量は320グラムってことを考えると、生タイプの1袋あたりのかさ増し効果は乾燥タイプの半分程度なんです。そう考えると、コスパはかなり悪いです。
しかも、生タイプは冷凍しちゃうと電子レンジで解凍しても10分の1サイズくらいに小さくなったままで復活しないんです。つまり、生タイプはカロリー低いけど値段が割高で使い勝手も悪いです。
マンナンヒカリはカロリーは多少あるものの、賞味期限が1年半と長く、解凍後も粒のサイズは変わりません。味、見た目、値段、カロリー、保存期間、冷凍対応など、もろもろ考慮するとマンナンヒカリで落ち着きました。
まとめ
まぁタイトルにも書いたけど「こんにゃく米を試さずにダイエット失敗を嘆くな!」ということですわ。こんなラクチンな方法があるのに試さなきゃ損ですよ。ご飯を炊くときに混ぜればいいだけですからね。
色んな商品を試してみたけど、僕がリピート購入しているのは大塚食品の「マンナンヒカリ」です。
ぼくは値段とカロリーを重視しています。普通のお米2合にマンナンヒカリ1袋とこんにゃくごはん1袋で炊くのが定番です。若干パサパサしたご飯になるけど別になんともないっすよ。普通においしい。
味も変わらず超簡単。糖質制限や食物繊維補給の強い味方。今年の夏はもう無理だけど1年計画で今からスタートするといいです。僕も続けます。さぁ、こんにゃく米ダイエットはじめましょう!
ではではー!グッドラックでーす。
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[…] ご飯もメチャクチャうまいなぁ。岩手県江刺産金札米ひとめぼれ。最高ランクの特A米だそうです。しっとりモチモチ。家では「五分づき米&こんにゃく米」が基本だから特にそう思うんですよ。僕にとって白米は特別なんです。特製とんかつソースをご飯にかけるだけでもおかわり2杯イケたけど深呼吸をして理性を保ちました笑。 […]