【豆知識】融雪剤(塩化カルシウム)は除湿剤で代用できる

融雪剤 除湿剤
タカタロウ
まず結論。雪降ったら除湿剤を買いましょう。そうです、除湿剤です。

はい、東京レベルの雪なら融雪剤(塩化カルシウム)をまけば即解決します。雪かきなんてする必要ない。融雪剤の効果は絶大。本当にビビるほど解けます。

ただし融雪剤を手に入れるのが困難だったりするわけですよ。どこも売り切れ。でもね、融雪剤は除湿剤で代用できますよって話をします。

もくじ

融雪剤を使えばオッケー

まずは東京レベルの雪なら融雪剤でオッケーですよって話から。

東京の雪

↑このくらいの雪なら融雪剤で余裕っす。

自動車で踏み固められて分厚い氷になっていたとしても1時間もあれば解けます。ええ、5年ほど前に融雪剤をはじめて使ってみてびっくらこきました。効果てきめん。破壊力抜群。「今までの労力はなんだったのか・・・」。そう思いましたねホントに。

先月の雪ではマクドナルドの店員さんが店舗の前を一生懸命に雪かきしていたんですよ。店長に教えたかったです。アルバイト君に雪かきをさせるより融雪剤を撒けば一発っすよ。

タカタロウ
東村山市民のみなさん、雪かきスコップは捨てて、今後は融雪剤を使いましょう。

融雪剤の正体は塩化カルシウム

じゃあね、「融雪剤ってなにでできているか?」って話ですが、塩化カルシウムです。ぼくは3種類の融雪剤を買ったことがあるけど、どれも成分は塩化カルシウム。

ペットボトル融雪剤

島忠ホームズで税込み千円ほどで買った2リットルペットボトル入りの融雪剤。

ペットボトル融雪剤

はい、塩化カルシウム。

雪とけっ子 融雪剤

ドラッグストアSEKIで買った2kg700円ほどで買った融雪剤。

雪とけっ子 融雪剤

はい、塩化カルシウム。

融雪剤 塩化カルシウム

綿半東村山店で買った5kgの融雪剤。

融雪剤 塩化カルシウム

はい、塩化カルシウム。

融雪剤としては、おおよそ塩化ナトリウム(塩)、塩化マグネシウム、塩化カルシウムが使われていますが塩化カルシウムがもっとも融雪効果が高いため、融雪剤として売られている商品は基本的に塩化カルシウムです。

タカタロウ
融雪剤の効果の原理ですが「凝固点が低くなるから」です。

塩化カルシウムが水に混ざると0度では凍らなくなります。 最大約マイナス50度ほど凝固点が低くなる(マイナス50度まで凍らない)ため今まで0度で凍っていた氷が溶けるわけです。

実は融雪剤と除湿剤の成分は同じ

「よし、じゃあ融雪剤を買おう!」ってなるかもですが、ちょっと待ってください。

そもそも入手困難です。天気予報で降雪について伝えられると融雪剤は売り切れが続出します。

↑うえの画像はカインズ昭島店。雪予報の2日前に訪問したら25kg入りの大袋しか在庫がなかったです。Amazonや楽天市場も確認したけど売り切れ。売ってたとしても届くの10日後とか。しかもぼったくり価格になってました。

しかもしかも、大雪警報がでてたのに結局は雪が積もらなかったりしますよね。買った融雪剤は在庫になる。邪魔です。

つまり、、、

(1)そもそも融雪剤は入手困難である
(2)購入できたとしても高額だったりする
(3)雪が降らないと融雪剤が無駄在庫になる

これらの問題点をすべて解決するのが除湿剤です。

ええ、実は多くの除湿剤は融雪剤と同じく塩化カルシウムでできています。

繰り返します。除湿剤の成分は塩化カルシウムです。

ここはカインズ昭島店の除湿剤コーナー。いろんな種類の除湿剤が売られていました。

カインズ 融雪剤

融雪剤の小口パックはすべて売り切れだったのに除湿剤は在庫モリモリ(やったね!)。

カインズ 除湿剤 融雪剤

除湿剤の成分をご覧ください。塩化カルシウムです。

またまた繰り返します。除湿剤の成分は塩化カルシウムです。融雪剤と同じ成分の塩化カルシウムです。

カインズ 除湿剤 融雪剤

買いました。タンクタイプの除湿剤3個入りパックが158円(税込み)。詰め替え用がひと袋198円(税込み)。

除湿剤なら・・

(1)入手しやすいし
(2)安いし
(3)在庫になっても保管しやすい
(4)除湿剤として使えばいい

ほら、完璧じゃないですか。ドヤ。

タカタロウ
ちなみに、

カインズの店員さんにも、カインズに入っている薬局の薬剤師さんにも確認しましたが融雪剤として売られている塩化カルシウムと効果はまったく同じです。

除湿剤を買うときの注意点

除湿剤を買うなら成分をしっかり確認してください。すべての除湿剤が「塩化カルシウムのみ」ではないからです。

ざっと除湿剤の商品棚をチェックしましたが、シリカゲル系の除湿剤と塩化カルシウム系の除湿剤があります。シリカゲルは融雪剤として使えません。

塩化カルシウム系だとしても香料が入っていたり、炭が入っていたりするので注意です。まぁ香料くらいならどうでもいいかもしれませんが成分が塩化カルシウムのみの商品が望ましいですよね。

100円ショップのDAISOで売られていた唯一の詰め替えタイプの塩化カルシウム系除湿剤は、無駄にハイスペックで炭が入っているのが残念。

ダイソー 除湿剤

DAISOにもパックタイプなら成分が塩化カルシウムのみの商品がありました。融雪剤として使うなら詰め替えタイプのほうが便利なんですけどねー。

まとめ

以上、カインズの店員さんから聞いた豆知識をドヤ顔でお伝えしました。

融雪剤は除湿剤で代用できます。そもそも多くの除湿剤は塩化カルシウムなので代用もなにもありません。中身は同じ。パッケージが違うだけ。融雪効果も同じ。それなのに入手がしやすく在庫リスクもないので、融雪剤を買うよりも除湿剤を買ったほうが賢いです。

ではでは以上でーす!

タカタロウ
マーケティング視点での学びもありましたね。

単なる塩化カルシウムだと25kgで2千円なのに「融雪剤」として小売り販売すると10倍ほどの価格でも売れちゃうわけです。そんでもって、雪で融雪剤が在庫切れ続出のときにまったく中身が一緒の除湿剤は見向きもされず在庫余りまくりという・・・。おもしろいなぁ。

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