ネット炎上での「私刑」が効きすぎ問題。モヤモヤするので書いておく

まったくもー!久しぶりに衝動的に文章を書きますわ。なぐり書き。定期的に似たようなニュースを目撃して、同じように心がモヤモヤするってのを繰り返しているのでブログ記事として世界に吐き出しておく。

おバカさんの炎上にいつもモヤモヤしてる

定期的におバカさんがネットで炎上するじゃないですか。今週話題になったのは、17歳の高校生による大手回転ずしチェーン店での寿司ぺろぺろ事件

いや、最低な行為ですよ?シンプルに気持ちが悪い。会社の株価も一時的に160億円ほど下落したらしく、会社側は民事と刑事で訴えるそうです。会社側からしたら回転ずしというビジネスモデル自体を揺るがしかねない行為ですから毅然たる態度は当然でしょう。

ネットでは大炎上しとります。すぐに加害者の高校生は特定され、名前も顔写真も学校もちょっと検索すればわかる状態。

で、ですよ。ぼくは「このおバカ高校生を非難するのはもういいだろ、やめろ!」って思っています。なぜなら十分に社会的制裁を受けているから。むしろ受けすぎていると思っています。今回のおバカな高校生だけではなく、炎上系でいっつも同じように思っていて、いつもモヤモヤしてます。

なんだろ、「高校生だろ、優しく見守れよ」って主張じゃないですよ。「外野が非難するな!」「寿司ぺろぺろくらい大したことないだろ!」って主張でもない。

上の画像に近いかな。格闘技のレフリーストップの瞬間だけど「これ以上の攻撃は危険だろ!」って話。

「私刑」がバカみたいに効く件

法による罰則は加害者を犯した罪以上の罰から守るために存在している、という側面があるわけです。ええ、「加害者を守る」です。

15歳の少年に夜中バイクを盗まれて「この野郎ぶっころすぞ!!」とか怒り狂うのはわかります。もしも法律がなかったら復讐が実行されてしまうかもしれない。でもそれって怖い社会ですよね。だから加害者を守る意味でもあらかじめ罰則を決めているわけです。

バイク窃盗の法定刑は「10年以下の懲役又は50万円以下の罰金」。盗まれた側からしたら罪が軽すぎると思えるかもしれないけど、刑罰というのは長い歴史のなかで時に変更されながら導き出された答えです。

いまは「私刑」が効きすぎます

批判する側はスマホで秒で投稿できるし「え?正義の小石を投げただけだよ(笑)」と認識している。あなたは小石ひとつしか投げていないのかもしれないけど、ちょっと想像すればいま加害者は数千人・数万人から一気に小石を投げられてるってわかりますよね。小石でも数千・数万個を投げつけられたら命が危ないよ。

当然の報い??いやいや、ほとんどのネット炎上は犯した罪以上に罰せられていると思いますよ。

悪評はデジタルタトゥーとして刻みこまれますからね。就職や結婚どころか今後の友だち作りすらなかなかキツイっすよ。アルバイトも受かるのかな。とにかく人生ハードモードになっちゃいました。

とりあえず尾崎でも聞いておこう

繰り返すけど「とにかく批判するな!」じゃないの。既に炎上している案件はあなたが批判する必要ないでしょって話です。加害者は法律によって裁かれるべきです。

上の画像は相撲の「かばい手」。相撲では相手が死に体(身体をコントロールできず負けることが確定している状態)になっているときに、怪我をさせないために先に土に手をつけても負けにならないそうです。かばい手、めっちゃいいですよね。

「いやいや、やっぱ腹が立つのよ!」だって?うんうんわかるよ、すごくわかる。瞬間的に頭に血が上るときってありますよね。まぁそんなときは音楽でも聴いて落ち着いてください。尾崎豊とかどうっすか?

いやー、いい曲っすよね。

ではではー!

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