泣けてくるから淡々といきますね。
先日、愛猫が亡くなりました。11歳でした。原因は肝リピドーシスという病気です。
これまで何度か動物病院にはお世話になっていて、今回もいつもの動物病院で診てもらいました。医師は「猫は1週間絶食しても大丈夫なんですよ(それは明確な間違い。猫の絶食は3日でも危険)」と深刻な感じではなく、これまでのようにすぐに回復するだろうと思っていました。
しかし病院に通えど猫ちゃんの症状はどんどん悪化。「これはマズイ」とネットで検索したところ、やたらとクチコミ評判の良い加藤動物病院を見つけて連れて行きました。
恨み節にはしたくないので詳細は書きませんが、前の動物病院と比較して加藤動物病院はレベルが違いました。設備もスタッフさんも医師の対応も段違いにレベルが高く、いやな表現になりますが「街の個人医院と総合病院」というくらいレベルが違いました。それでいて治療費は半額以下です。これまでひとつの動物病院しか知らず、比較対象がなかったので「ここまで違うのか」と驚きました。
肝リピドーシスという病名もはじめて聞かされ、前の動物病院で明確な診療ミスがあることもわかりました。前の病院では「高齢だから内臓が弱っている。いま何も食べずに老廃物がでるのを待っている。自己免疫力で治すサポートしかできない」と言われていましたが、本来ならもっと早く、無理やりにでも食事をさせなければいけなかった。
ミスもミスなのですが、そもそも前の動物病院には検査機器がそろっておらず適切な診察ができないということを加藤動物病院に行ってから理解しました。しかし残念ながら手遅れでした。
通っていた動物病院を恨んでも仕方がありません。何も抗議はしていませんし、ここで名前も書きません。結局は飼い主側の責任です。そもそももっと早くから健康に気を使ってあげればよかった。すべて飼い主の責任です。
ぼくは2つの動物病院しか知りません。つまり比較対象は2つだけ。なのでもっと優秀な動物病院はあるかもしれません。きっとあるでしょう。とはいえ、加藤動物病院が平均レベルは上回っているはずです。
あなたがすでに信頼している動物病院を知っているのならOKです。しかし信頼している動物病院を持ち合わせていないなら、セカンドオピニオンをしてみたいのなら小平市の加藤動物病院に行ってみてください。スタッフさんや医師に動物への愛を感じます。大切に扱われていると感じさせてくださいます。
早め早めに診てもらってください。いま健康でも定期検診をされると良いです。血液検査なども低価格で実施しています。
亡骸は東村山市に任せたのですが、すばらしかったです。
ペットの亡骸は東村山市が引き取ってくださいます。引き取りの申し込みだと5,200円、東村山市のごみ処理場の「秋水園(東村山市秋津町4丁目17番地1)」に自ら持ち込む場合は2,500円の手数料です。
託した亡骸は、動物供養で有名な府中市の慈恵院に送られて供養、火葬、埋葬されます。これは安心しました。信仰心は持ち合わせていませんが、かわいい亡骸をゴミとして処分されるのは耐えられませんから。
ぼくは事前に電話問い合わせをして、秋水園への自己持ち込みを選択しました。秋水園に行くとまずは事務所で簡単な書類を書き、手数料を支払います。次に秋水園の中にある動物安置所に行き、亡骸を指定の段ボールに詰めてスタッフさんに託すと、その場で大きな保冷庫に段ボールごと納棺。そんな流れです。
電話で「動物は裸の状態でお願いします」と伝えられていたのですが、対応スタッフさんのご厚意なのか亡骸を包んでいた猫マットと毛布も一緒に段ボールに入れさせてくださいました。お気に入りをお供にできてよかった。
動物安置所の中には仏壇もあり、お線香もあげさせていただけました。簡単ではありますが文化的、人間的なお別れができました。
お役所なのでドライな対応になるのかと思っていました。しかし、想像以上にこちらの気持ちに寄り添ってくれる対応をしていただきました。とても感謝しています。
ああ、やはり泣けてきた。ミミちゃんありがとね。
はい、おわります。思い出話はたくさんあるけど、そんなことは書きません。ただ、やっぱりちょっと後悔しているので「加藤動物病院がおすすめですよ」という情報だけは書いておきたいと思ったわけです。
それでは、またですね。
どうして動物霊園などでの供養ではなく、処分場持ち込みにしたのでしょうか?
責めてるとかではなく、大事な愛猫の最後(火葬・埋葬)に立ち会いたいと思わなかったのかな?と不思議に思いまして…。
なぜだろうと考えてみたんですが、信仰心みたいなものがないからだと思います。職員さんに慈恵院のパンフレットをもらいましたが読むことなく捨てたことは覚えています。
家族には「(ぼくが先に死んだとして)ぼくの葬式やお墓は必要ないと思っている。いらない。だけど葬式やお墓って生きている側が心の整理をしたりするのに便利なものだってのは理解しているから、もちろんやりたかったらやってもいいよ」と伝えています!
そんな考えの持ち主ですが、今でもあのコを思い出してさみしくなることはありますね。いまこうしてコメント返しを書きながら目頭が熱くなってきました。