もくじ
Vibram FiveFingersの何が最高なのか?
ども。今回は五本指シューズ、Vibram FiveFingersについてです。知ってます?写真の変な靴。
僕がVibram FiveFingers(ビブラム・ファイブフィンガーズ)を使いだして2年半。結論を言っちゃうと、最高です。ええ、最高なんですよビブラム。履けば履くほど好きになる。気づけば3足買ってました。
だから、ことあるごとに他人様にオススメしてるんだけど、ブログで書くの忘れてた(あーあっ!)。今更だけどVibram FiveFingersの魅力について書きますね。どこがどう最高なのか私見たっぷりにお伝えします。
この記事を読み終えるであろう120秒後、きっとあなたも欲しくなる。ふふふ。
Vibram FiveFingersってなーに?
まずVibram FiveFingersってなーに?ってところから説明。わかってる人はスパッと読み飛ばしてください。
「Vibram FiveFingers(ビブラム・ファイブフィンガーズ)」は1937年創業のソール(靴底ゴム)メーカー、Vibram社が提供している五本指シューズブランドです。
創業者が登山家ってこともありVibram社のソールは安全性や耐久性や軽さなど、機能性の高いことで有名です。今でも登山靴や高級ビジネスシューズなどに使われています。
そう、ビブラムソールって言ったらちょっとしたブランドなんです。(以前レビューした登山靴「Grandking GK72」もビブラムソールがウリでした)
パソコンでいうインテル、自転車でいうシマノ的な存在だったんです。部品メーカーだったんですが、2005年に5本指シューズ専門のシューズブランド「Vibram FiveFingers」を立ち上げて世界のアスリートたちをビックリ仰天させます。
「この摩訶不思議な5本指シューズ。一体何なんだ!?」って話になるわけですが、Vibram FiveFingersの主張はシンプルです。概ねこんな感じ。
人類は、誕生から現在まで、ほとんどの時間を「裸足(ベアフット)」で過ごしてきた。人類にとっては裸足こそが最も自然なのだ。
年々シューズのハイテク化が進んでいるがランニングによる怪我はまったく減っていない。みんな勘違いしているようだけど足は酷使されたがってるんだ。足を甘やかすから怪我をすんの。実際、ソールが薄いほど怪我をしにくいというデータもある。現在も裸足生活する民族がいるけど彼らに外反母趾など足の病気があるという報告はいまだにゼロだ。
とはいえ、ハイテクシューズに慣れきった現代人に素足になれと言うのは酷な話。甘やかされてきた足でいきなり裸足に戻るのは現実的じゃないし危険。そこで「Vibram FiveFingers(ビブラム・ファイブフィンガーズ)」をオススメしたい。Vibram FiveFingersを履いて、本来あるべき姿の素足感覚を蘇らせよう!
ここで出てきた「人類にとっては裸足こそが最も自然であり、素足だと怪我や病気の予防にもなる」という主張がVibram FiveFingersを理解するのに重要なキーワードです。
ランニング界を震撼させた『BORN TO RUN』
Vibram FiveFingersを紹介するうえで『BORN TO RUN(ボーントゥラン)』を無視することはできません。そう、本格的にVibram FiveFingersが注目されだしたのは『BORN TO RUN』という書籍発行された2009年からです。
『BORN TO RUN』はノンフィクション作品に関わらず異例の大ヒット。世界で300万部を超えるベストセラーになりました。本の中で軽く紹介されていたVibram FiveFingersは世界中のランナーに知られることになります
日本でも2010年に翻訳本が発行されてベストセラー。今ではランナーの必読書になってます。ええ、僕も『BORN TO RUN』の影響でVibram FiveFingersを買ったクチです。
『BORN TO RUN』の内容をざっくり紹介しますね。
この本は自身もランナーである著者のそんな素朴な疑問からはじまります。医者に言わせれば「ランニングは不健康」らしいのです。毎年全ランナーの65%から80%が何らかの故障をするそうで、著者も走るのをやめるよう医者に言われます。
そんな時に、メキシコの秘境に住む“走る民族”タラウマラ族の存在を知ります。彼らサンダル履きにもかかわらず怪我することなく700キロをノンストップで走るというのです。信じられない。おかしすぎる。「なぜ彼らは素足同然で険しい山の中を走り続けられるのか?」その謎を解き明かすために取材を始めます。
すると奇跡的な展開が。タラウマラ族が住むメキシコの未開の地で、(最新技術がつまったランニングシューズを履いている)世界最速のウルトラランナー、スコット・ジュレクなどを招いてレースを開催することになるのです。本の副題にもなっている「ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”」です。
このレースの顛末と同時にミステリーのように謎解きされるのが冒頭の疑問です。「なぜ私の足は痛むのか?」。オリンピック選手を育てる名コーチの話や世界一のスポーツメーカーNIKEの裏話、研究者の科学的知見に基づき取材をする中で「高機能ランニングシューズこそ怪我の元凶」という事実が明らかになります。
・最高のシューズは最悪である
・足はこき使われるのが好き
・人間は靴なしで走るように出来ている
・運動前ストレッチは怪我の確率を上げる
・マラソンは64歳と19歳が互角に渡り合う競技
・最も長距離を走れる動物は人間
・一流ウルトラランナーと走る部族の対決
読みながら「マジかよ!」の連続ですよ。
はい。今まで信じていた常識が圧倒的な説得力をもって覆されていきます。そして軽くVibram FiveFingersが登場するんですがメッチャ欲しくなります。とにかくこの本を読んだら走らずにはいられないですよ。絶対に走りたくなる本です。
東村山中央図書館にもあるので、ぜひぜひ読んでみてください。走るのとか関係なく、物語としても面白いですよ。
ララムリ(タラマウラ族の愛称:直訳は「軽い足」)に関するYouTube動画があったので貼っておきます。
Vibram FiveFingersの好きなところ
次にVibram FiveFingers全般に言える僕が好きな部分を挙げてみます。
軽い&コンパクト
ジムに行く時に最もバックを占有するのは運動靴でした。かさばるんです。スペースをとるんです。それが地味にストレスだったんですよね。でもVibram FiveFingersは超軽量で超コンパクト。
この通りペッタンコになります。どれくらいコンパクトかというと、バッグの中に手を突っ込んで「あれ?どこだ?」って探すことになるくらいコンパクトです。普通の運動靴なら手を突っ込めば瞬時に見付けることできますもんね。
「超軽量ランニングシューズ」と言われているシューズの重量はおよそ片足150g~200g前後です。Vibram FiveFingersのほとんどのシューズは150g以下。僕が履いてるEL-Xなんて片足109gですよ。異次元の軽さです。超ウルトラスーパー鬼軽い。ほぼ重量を感じません。靴下みたいな感じ。
コンパクトで軽いから登山やサイクリングに行く時にセカンドシューズとしてバッグに忍ばせることができます。普通のスニーカーだとかさばるし重いからセカンドシューズなんて発想すら浮かばないですよね。
履き心地・歩き心地
5本指ソックスを履いたことありますか?まだ履いたことがない人は履いてみてください。めっちゃ快適です。それまで普通の靴下やスニーカーにいかに足を拘束されていたか実感できます。で、5本指ソックスを快適に感じた人なら絶対にVibram FiveFingersも気に入ります。うん間違いない。
足裏のダイレクト感にはビックリしますよ。NIKE FREEの比じゃありません。足裏が刺激されて実に気持ちいいんです。外を歩くとニヤニヤが止まりません。慣れきった道がすべて新鮮に写ります。ただの散歩が好奇心をかきたてられるイベントになるんですもん。ついつい無駄に遠回りしちゃったりします。
清潔・丸洗いできる
ビブラムファイブフィンガーズは丸洗いできるので常に清潔を保てます。
洗濯ネットに入れたら洗濯機にポイッ!。生地も薄いので半日で乾きます。
デザイン
デザインに関しては好き嫌いが別れると思います。はじめから「カッコいい!」「かわいい!」って思う人は少数派なんじゃないかな。僕もそうでした。でも人間って不思議なもので目が慣れてくるんですね。最近じゃ「結構カッコよくない?」って思えてきました。
まぁ運動する時以外は履かないので機能面重視でOKだし、一周まわって言うと「見た目を重視してない俺カッコイイ」みたいなところあります(笑)。ちょっとキモいっすね。
話のネタになる
デザインの副産物的なメリットに「インパクト抜群だから知らない人に話しかけられることが多々あること」があります。「何これ!!」って人や「あー!私もビブラム履いてるんです!」って人など。僕は知らない人と話すの大好きなのでその点はすごく有難いです。
先日フリーレティクスで知り合ったドイツの人が日本にきたので一緒にトレーニングしたんです。彼はグレーのKSO EVOを履いていて、僕は色違いを持ってるから事前に「おお!!」って話になってたんです。で、初対面でお互いにビブラム履いて「最初フクラハギ張るよね」「知らない人に声かけられるよね」とかVibram FiveFingersあるあるで盛り上がりました。
そうそう、マイノリティ(少数派)って仲間を見つけるとすっごく打ち解けやすいんです。僕、お笑いコンビのラーメンズの古くからのファンなんだけど、ラーメンズが切っ掛けで超仲良くなった子います。まぁだからこのブログもあえて東村山市を打ち出してんですけどね。
耐久性
Vibram FiveFingersはペラッペラなくせに、かなり丈夫です。そもそもVibramソールは丈夫って評判なんですもんね。
2年間、かなりの頻度で使用してやっと新しいの買おうかなって思いだしたけど実際はまだまだイケますし、かなり耐久性はかなりありますよ。
鍛えられる・健康にいい
外反母趾や腰痛などに効果があるとかで、Vibram FiveFingersって整形外科や接骨院で販売されているケースがとても多いんです。「足裏は第二の心臓」とか言われてるから健康面でもプラスに働くのかな。正直言って僕は元々健康体だったので体の変化はわかんないです。わかんないけど今まで使っていなかった筋肉を刺激しているのは間違いありません。
怪我の予防ってことで言えば、「Vibram FiveFingersで足を鍛えられる」とかいう次元じゃなく、もっと直接的に効くシーンがあります。それは上の写真のように足首を捻って捻挫しちゃうことがまず無いってこと。
山道とかデコボコ道は足をくじきやすいじゃないですか。実際、上の写真は先日狭山緑地アスレチックスで軽く捻挫したときに撮影したものです。FiveFingersはソールが薄く地面をしっかり捉えられるのでまず捻らないです。
Vibram FiveFingersのデメリット
もちろんダメな部分もあります。ざっと挙げてみますね。
- 奇抜なデザイン
- 値段が高い
- 売っている店が少ない
- 冬季の雨や雪では無理(冷たすぎ)
こんなところです。人によっては「はい消えた!」と即答するくらいな弱点だと思います。
3種類のVibram FiveFingersをレビュー
次に僕が持っている「EL-X」「KSO EVO」「BIKILA EVO」のレビューを書きます。
EL-Xのレビュー
「EL-X」は室内向けのシューズです。Vibram FiveFingersのシリーズで最もソールが薄く、最も軽く、最もシンプルな作りで、一般的なシューズと最も掛け離れたシューズです。低価格も一番安い。良い意味でも悪い意味でも普通の運動靴とハッキリ違いがわかります。
EL-Xはソールが薄いためより素足に近い感覚を得られます。指も自由自在に動かせるので、ウェイトトレーニングなんかで良い感じに踏ん張れます。ボディビルディングのチャンピオンも愛用しているとか。うん、スポーツジムでの筋トレに使うにはピッタリです。
でもね、外での利用はキツイです。なにせソールが薄いのでランニングとか危険。まぁ文字通り素足で走っているクレイジーな人もいるので修行すればイケちゃうのかもしれないけど、普通の人はEL-Xを履いて長距離を走れないと思います。ウォーキングなら大丈夫だけど、それでも足元を注意する必要がありますね。ランニングマシーンはOKですよ。
そして他のビブラム持ちの人も知らないはずだけど、紐なしは最高です。紐ありシューズと比較して圧倒的に履きやすい。指で引っ掛けてホイ!。2秒で履けます。
みんな認識していないと思うけど紐の部分って生地が何重にもなっているから分厚くて熱をこもらせるんです。EL-Xを履いて他のビブラム履くと紐の部分のモワモワ感と熱を持つ感じに気づかされます。EL-Xはホント快適で爽やか。気持ちいい。
ただし紐なしの難点もあって、それは激しい動きをすると脱げちゃうってこと。僕はEL-Xを履いてバドミントンをしたことがあるんだけど何度か脱げました。バドミントンって瞬発的な横動きをするんです。紐がないから負荷に耐えられず脱げちゃうんですね。
重量は2足で218グラムと極めて軽いです。コンパクトなので持ち運びが楽なのも嬉しいポイント。Vibram FiveFingersは基本的にワンサイズ上を選ぼうって言われているんだけど、僕もその通りにしたらピッタリでした。
「基本的に室内で使う。激しい動きのスポーツはしない。ジムで筋トレやランニングマシーン程度」という人はEL-Xがオススメ。薄くて快適爽やかなので個人的にはこの世で一番好きなシューズです。オフィスシューズとして使うのもアリかもしれませんね。
KSO EVOのレビュー
Fivefingers KSO EVOはEL-Xの紐ありバージョンという認識でOKです。EL-Xとソールは同じだし、デザインも似ています。室内向けでソールは極薄なので外でのランニングはキツイ。これで外を走るのはかなりの修業が必要。室内用と使うのがベターです。
EL-Xには「紐なしだから激しい動きをすると靴が脱げてしまう」という弱点(デメリット)があったけど、KSO EVOはその点を見事に克服しています。じゃあ完璧なのかといえばそうでもなく、EL-Xの魅力であった「熱がこもらず快適で爽やか」とうい点は薄れてます。
あの、まるでKSO EVOが熱がこもってむさ苦しいシューズのように聞こえるけど、それはEL-Xと比較しての話ですからね。一般的な運動靴と比べたらKSO EVOは段違いに風通しがよく爽やかです。EL-Xが超ウルトラ快適なんですよ。
紐のおかげで見た目のインパクトも抑えられ、良くも悪くも無難な商品です。重量は両足で240グラム。EL-Xより20グラムほど重いけど、いわゆる超軽量シューズよりも軽いので初めて履いた人は感激するはず。サイズは普通のシューズよりワンサイズ上を選ぶのが正解だと思います。
「基本的に室内で使う予定。室内トレーニングだけじゃなく、バトミントン、卓球、バレーボールなどの室内スポーツもしたい」という人はKSO EVOがオススメです。
BIKILA EVOのレビュー
BIKILA EVOは外でランニングするためのシューズです。2年ちょっと「EL-X」を履き続けてソールの溝が薄くなってきたので半年前に「KSO EVO」を買い、ずっと外で走ってみたかったので「BIKILA EVO」も買いました。
ランニング用と書いたけど室内で使っても全く問題ありません。Fivefingersの中ではソールが厚い部類なので初めてビブラムを買う人にはBIKILA EVOが無難かも。Fivefingersのオールマイティ君です。
実は2016年の春に後継モデル「V-Run (Bikila Evo 2)」が発売されたので、BIKILA EVOは生産中止になってます。まだ売られているけど在庫が無くなれば手に入らなくなるはずです。でも軽く調べたところBikila EvoとV-Runは何から何までソックリですけどね。
室内用の「EL-X」や「KSO EVO」と比べればソールは厚いです。でも一般的なランニングシューズと比較したら段違いに薄いです。BIKILA EVOを履いて外を歩くと足裏が刺激されてとても気持ちいい。だからランニングは注意が必要。石ころを踏んだりすると結構痛い。怪我するレベルじゃないですけどね。
重量は両足で226グラム。KSO EVOよりも軽くて驚きです。サイズは「EL-X」や「KSO EVO」と比べて少し大きい印象。たぶん靴下ありで履く人を想定してるからだと思います。僕はいつものようにワンサイズ大き目で買ってそれで問題ないけど、通常通りのサイズでもOKだったかもしれません。
ああ、ビブラムは基本的に素足で履きます。寒い冬時期だけ5本指ソックスを履きますけど基本素足。だから試着の時は気を付けてくださいね。
BIKILA EVOは全ての人にオススメできます。筋トレ、ウォーキング、ランニング、スポーツなど。ソールが比較的厚いので初めての一足にはいいかも。
Vibram FiveFingersの走り心地はどう?
次に走り心地について。えーっと、走り心地は良くないです。はい、ウォーキングは気持ちいいのにランニングだとキツい。ソールが薄いから着地の衝撃がダイレクトに伝わりますからね。クッション性の高い高機能シューズの方が快適です。
ただね、「ランニングシューズの踵(かかと)の部分にクッション性の高い素材を入れて着地の衝撃を最小限にすることで安全な走りが実現できる」という定説を『BORN TO RUN』は数多くの科学データやトッププロの証言を交えて否定してんですよね。だから「快適な靴は悪」。そんな認識です。
裸足走法(ベアフットラン)をすれば本能で勝手にフォアフットになるって話なんだけど、実際にVibram FiveFingersを履いて走ってみたら本当につま先着地走法になりました。うぉおお!!って感じです。踵着地ではなくつま先着地(フォアフット)での走法をすることでアキレス腱やフクラハギが鍛えられ怪我をしにくい走りになるそうです。
でもね、別にビブラム履かなくても体育館とかで裸足で走ってみれば実験できますよ。勝手にフォアフットになります。裸足だとフォアフットなのに運動靴を履くと踵着地になるのって不思議ですよね。やっぱ、かかと着地は不自然とも言えんのかな。
でですね。Vibram FiveFingersのBIKILA EVOを買った僕は早速履いてニコニコ顔でいつのもランニングコースを走ってみたんです。でも3キロぐらいで走るの止めちゃいました。フクラハギが張って張ってとても走り続けられませんでした。3日間ぐらい強烈な筋肉痛でしたよ(T_T)。
実は多くの人がレビューで語っているんだけど、「いきなり裸足走法(ベアフットラン)をしたら逆に怪我するよ」ってことらしいです。僕は怪我までいかなかったけど、ちょっと記憶にないくらいの強烈な筋肉痛でした。あのまま我慢して10キロ走ってたら怪我してたかもしれません。
それだけ僕のアキレス腱やフクラハギは甘やかされていて貧弱で、それだけ鍛えられたってことですよね。今は5キロ以下のショートランニングやフリーレティクスのワークアウトの時にBIKILA EVOを履いて鍛えている段階です。ちょっとずつ裸足走法の距離を増やしていきたいです。最終的には普通のランニングシューズでもフォアフットになるのが目標です。
Vibram FiveFingersを履いている有名人
Vibram FiveFingersを着用している有名人をざっと紹介。
宮里藍(プロゴルファー)
女子ゴルフ選手の宮里藍さん。5本指シューズでつかんだ3冠っすか。
亀田大毅(プロボクサー)
世界チャンピオンの元ボクサー、亀田大毅さん。「つま先で踏ん張れるから、良い下半身強化になっている」そうです。
川尻達也(総合格闘家)
修斗、PRIDE、DREAM、UFC、RIZINなどで活躍し、日本の格闘技界を引っ張ってきた川尻達也選手。テレビでトレーニングの様子が写っていましたが、ぼくが一番オススメの「EL-X」を着用していました。
ポール・ピアース(バスケットボール選手)
NBAのロサンゼルス・クリッパーズに所属しているバスケットボール選手、ポール・ピアースさん。
エディ・ジョージ(アメリカンフットボール選手)
NFLで活躍した元アメリカンフットボール選手、「ザ・ビースト」ことエディ・ジョージさん。
オリバー・ウィルソン(プロゴルファー)
プロゴルファー、オリバー・ウィルソンさん。ゴルフの試合中に使ってます。
山本義徳(ボディビルダー、トレーニング指導者)
「日本の筋トレガチ勢に山本義徳さんを知らない人はいない」と断言できるほどのカリスマです。一般の人には「プロ野球選手のダルビッシュ有さんを継続的に指導している人」と言えばいいですかね。
そして山本義徳さんのブログを見たら、「ダルビッシュさんがプレゼントしてくれました!」とVibram FiveFingersの写真を載せていました。
「イチロー選手やダルビッシュ選手もビブラムをトレーニングに取り入れているけどシューズメーカーとの契約があるから公開できないんだよ」と言っている人がいるけど半信半疑なのですが、とりあえずダルビッシュ選手はビブラムを履いているかもしれませんね。
セルゲイ・ブリン(起業家)
Google共同創業者のセルゲイ・ブリンさん。彼はFiveFingersのファンらしく色んな場所で色んなタイプのFiveFingersを披露しています。
ロサ・ディエス(政治家)
2007年から2015年まで連合・進歩・民主主義の党首を務めたスペインの大物政治家、ロサ・ディエスさん。普段履きも良いもんですね。
ヒュー・ジャックマン(俳優)
「X-MEN」のウルヴァリン役などで有名なハリウッド俳優のヒュー・ジャックマンさん。ヒュー・ジャックマンは筋トレ中だけじゃなく犬の散歩などの時もVibram FiveFingersを履いています。
スカーレット・ヨハンソン(女優)
今最もセクシーなハリウッド女優として知られているスカーレット・ヨハンソンさん。上の写真は妊娠説がでるくらい太ってしまったときのものですね。
その他にもたくさんの有名人が
どうもハリウッド界隈でVibram FiveFingersは流行っているっぽいです。僕が調べただけでも他にアシュトン・カッチャー、マシュー・マコノヒー、カミラ・アルヴェス、ケイト・ハドソン、ジョシュ・デュアメル、デニース・バン アウトン、トーマス・ジェーン、ダニー・グローヴァー、エレン・ペイジ、チャニング・テイタムなどの俳優さん女優さんたちがビブラムを履いていました。
Vibram FiveFingersはどこで買うの?
根本的な話、Vibram FiveFingersを買うのはなかなか難しいんですよね。もちろんAmazonにも楽天市場にも普通に売っているのでネット通販なら簡単に買えるんだけど現物を見たいですよね。特に初めて買う人は。
Vibram FiveFingersの日本総代理店のBarefootinc Japan株式会社のホームページに取り扱い店舗情報が載っています。東村山市から行きやすいのは「小田急百貨店新宿店ハルクスポーツ2F」「アートスポーツ 新宿東口ビックロ」「ART SPORTS吉祥寺店」とかですかね。
実は2年くらい前まではイオンむさし村山のヴィクトリアにVibram FiveFingersが売られていたんです。でも撤去されちゃいました。やっぱ売れないのかなぁと思って店員さんに聞いてみたら、別に売れなかったわけじゃないけど代理店のレスポンスが遅くて商品を入荷してくれなかったそうです。だからタナ替えのタイミングで「もういいかな」って話になったとか(代理店ちゃんと仕事してよ!)。
ネット通販のリンクも貼っておきますね。今回紹介した3種類以外にも色んな種類があるのでチェックしてみてください。
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まとめ
Vibram FiveFingersは結構高いし、変なデザインだし、走ると強烈な筋肉痛になる。デメリットも沢山あるんだけど僕は3足買ってます。なぜかと言うと、履くと気分がアガるから。理由は単純明快、シンプルです。気持ちいし、楽しい。
ビブラム履くと行き飽きた場所、お馴染みの行為がキラキラっと新鮮になるんです。
ビブラム履いて狭山公園を歩いてニヤニヤ。ビブラム履いて自転車乗ってニヤニヤ。ビブラム履いて雪道歩いてニヤニヤ。ビブラム履いて畑仕事してニヤニヤ。今度は登山してみたいな!トレイルランニングもしてみたい!珠洲のビーチも歩いてみたいな!普通に電車に乗って新宿行ったらどうだろう?・・・そんなワクワク感を与えてくれます。あなたもビブラム履いたら僕と同じように思うはず。
さてさて皆さん。Vibram FiveFingersどうでしょう?
追記(2017年3月1日):EL-Xを再購入しました!
再び「EL-X」を購入しました!はい、気に入りすぎて再購入です(^_^)
上でも書いたけど、「EL-X」は室内トレーニングには最適なシューズなんですよ。紐がないから超絶軽くて爽快感バツグン。ほんとコレお勧めです。
では耐久性についてチェックしましょう。はじめてEL-Xを購入したのは2014年5月21日でした。つまり2年9か月ほど使用したってことです。使用頻度はジムで週3回くらい。
ソールです。右が新品、左が古いの。やっぱ摩耗していますね。ただグリップ感などは問題ありません。これだけならまだ使える。
再購入した原因は「親指部分のソールとメッシュの剥がれ」です。接着剤を試してみようかとも思ったんですが、だいぶ使い込んだので引退させることにしました。
結論的には「耐久性にも満足」です。まぁもともとVibramのソールって耐久性への評判高いですからね。評判通りでよかったです(^_^)
それでは、またですねー!
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こんにちは
興味深く拝見しました。
まさに今購入を考えているところなのですがサイズを合わせられる店がなく情報を集めています。
「普通のシューズよりワンサイズ上を選ぶのが正解」ということですが、
公式の「計測した長さに0.7~1㎝を足してください。下の表の日本人向けサイズ列で、2. の長さに最も近いものを選び、その左列にあるEUサイズで購入して下さい。そのサイズが、日本人の足のサイズにフィットすることが多いです。(弊社調べ)」
というやつよりワンサイズ上ということですか?
EUサイズでワンサイズ上が良いと思います!