東村山市民は周辺5市の図書館も利用できる

東村山市民の図書館

東村山市民はね、小平市、清瀬市、東久留米市、西東京市、東大和市の図書館も利用できるんですよ。

もくじ

周辺5市の図書館も利用できる

Twitterで反応があったのでブログにも書いておきます。

そう、普通に借りられます。

小平市、清瀬市、東久留米市、西東京市は「多摩六都」の枠組みで連携していて、東大和市は個別に連携しているっぽいです。

多摩六都とは

多摩北部地域の東村山市・小平市・西東京市・清瀬市・東久留米市からなる「多摩北部都市広域行政圏協議会」の愛称あるいは通称です。

その多摩北部都市広域行政圏協議会とは、市民サービスの質を高めることを目的に、多摩北部5市で連携協力しているグループのこと。

田無市と保谷市が2002年に合併して西東京市となったため、現在は5市ですが「多摩六都」の名称に変更はありません。

だから多摩六都はTPP(環太平洋パートナーシップ協定)で東大和市はFTA(二国間の自由貿易協定)ですね。たとえ話をして逆にわかりにくくなったかもですが(笑)。

多摩六都の市は(それぞれの図書館で利用登録は必要ですが)、図書カードを統一することができます。つまり東村山市の図書館カードで小平市、清瀬市、東久留米市、西東京市の図書館を利用できる。

東大和市は、別途東大和市の図書館カードを発行してもらえます。

東村山、東大和、東久留米の図書館カード

図書館カード

これぼくが持っている図書館カード。

東村山市の図書館カードは20年以上前に発行されたやつだから、管理番号の桁数が少なくてバーコードが横のタイプ。この旧タイプの図書館カードだと、六多摩他市で横断利用はできません。最新版にする必要があります。

東村山市の図書館カード

こちらが最新版の東村山市の図書館カード。

最新バージョンの図書館カードなら多摩六都の他市で横断利用もできるし自動貸出機を利用できます。図書館スタッフさんに頼めば最新バージョンに交換してもらえます。もちろん無料。

ちなみに、東村山市民が多摩六都他市の図書館カードに統一することもできます。東村山のカードを捨てて東久留米の図書館カードを愛用することも可能ってこと。

自動貸出機を導入している市もある

東久留米市図書館 自動貸し出し機

いま「自動貸出機」と聞いて「は??」って思った人も多いはず。ぼくもそうでした。

自動貸出機を導入している市もあるんですよ。たとえば東久留米市の中央図書館は自動貸出機が設置されています。小平市でも設置しているみたい。その他は知りません。東村山は未導入。

東久留米図書館 予約受け取りブース

予約本の受け取りも機械でできます。

図書館 防犯ゲート

本にはICチップが埋め込まれていて貸出情報が管理されています。図書館の出入口には防犯ゲートが設置されていて、貸し出し手続きをせずにゲートをでるとブザーがなるんだとか。

いやー、すすんでいますね。さぞかしコスト削減になっているのかと思ったら、どうも微妙みたい。

東久留米中央図書館のスタッフさんに聞いたんですが、自動貸出機を導入したのは3年前で、カウンタースタッフが2名ほど減ったそうです。ただしバックヤードでは20名以上のスタッフさんが働いていて、そちらの仕事は変わらず。

自動化にあたっては機械やネットワークの導入、すべての本にICチップを埋め込むなどの初期コストが膨大にかかりそうだから、図書館の経営改善にはあまりインパクトは大きくなさそうっすね。

そうそう、バックヤードに大量にスタッフさんがいるのには驚きました。東久留米市中央図書館は24名ほど、東村山市中央図書館は30名弱が勤務しているみたいです。

図書館についてあれこれ

ぼくは結構図書館を利用しているんだけど、全く利用しない人も多いはず。そんな人に基本的な情報をシェアしておきますね。

住民以外も利用できる

ほとんどの自治体図書館では、在住・在勤・在学の人が利用できます。この在勤・在学ってのが見落としがちですよね。ぼくも会社がある目黒区の図書館を利用できるっぽい。

インターネットで予約できる

東村山市の図書館はもちろん、小平市、清瀬市、東久留米市、西東京市、東大和市の図書館でもインターネット予約ができます。

これすごく便利。ネットを使えば物理的な距離は関係なく秒速で予約できちゃいますからね。

受け取る図書館も(借りた市内の図書館なら)選択できます。

借りた図書館以外でも返却OK

借りた図書館と同じ市内の図書館ならどこでも返却OKです。

東村山駅のサンパルネでも返却できる

これ最近知ったんですが、東村山駅の駅ビル2階にある「サンパルネ」の地域サービス窓口でも返却できるそうです。

贅沢を言うと、予約本もサンパルネで受け取れるようにしてほしい。通勤通学時に受け取り&返却できたら最高ですよね。

公衆無線LAN(Wi-Fi)を設置している図書館もある

冒頭のツイート画像の通りです。東村山市と東大和市以外にはWi-Fiが配備されている図書館があります。これ便利。東村山ファイト!

図書館の営業時間

↓多摩六都図書館の営業時間です。

多摩六都図書館の営業時間

↓東大和市図書館の営業時間です。

東大和市図書館 営業時間

(基本的に)東村山市と清瀬市と西東京市は月曜日が休館、東大和市は火曜日が休館、小平市と東久留米市は金曜日が休館。図書館で自習したい人とかはこれ知っておくと便利ですね。

くめがわ電車図書館もあるよ

市営の図書館ではないんですが、東村山市には「くめがわ電車図書館」もあります。詳しくはこちらの記事で。

運転席にも入れるよ!パパさんママさん子供を連れて「くめがわ電車図書館」に行こう!

2016年4月6日

各図書館のホームページについて

多摩六都&東大和市の図書館のホームページです。

東村山市立図書館
西東京市図書館
東久留米市立図書館
小平市立図書館
清瀬市立図書館
東大和市立図書館

東村山市だけスマホ版のリンクすら貼っていない件

正直言ってウェブサイトはどこも酷いんだけど東村山市が一番ヒドイっすね(苦笑)。一目瞭然。断トツで酷いと思います。頭ひとつ抜けてる。

ぼくインターネット野郎だから注文つけたいところは山ほどあるんですよね。山ほどあるけどひとつだけ言うと、東村山市は今すぐスマホ版のリンクを張りましょう。

東村山市図書館ホームページ

スマートフォンでアクセスしてスマホ版に切り替わるのは清瀬市だけなんですよ。他はパソコン版が表示される。これもあり得ないんだけど、東村山市に至ってはスマホ版のリンクすら設置していないの。

上の矢印の部分、クリックできません。

つまり、スマホでアクセスしてもスマホ版に切り替えることができないってこと。スマホ版への切り替えリンクすらないのは東村山市図書館だけです。

あのですね。ぼくは必ずしも素晴らしいウェブサイトを構築すべきだとは思いません。予算と天秤が必要だと思っているから、予算によってはウェブサイトの再構築に反対します。

ただし、もう3年以上前には「スマホファースト」が常識になっています。パソコン経由のアクセスよりスマートフォン経由のアクセスが多くなり、最も注力すべきなのはスマホ版のウェブサイトなんですよ。パソコン版はおまけ。これが常識です。

そんでもってスマホ版への切り替えリンクを貼るのなんか10秒でできることですからね。まったくコストかかんない。清瀬市だけはスマホでアクセスしたらスマホ版へ切り替えられるようになっているんですが、それくらいやってほしい。それも10分以内に終わる作業です。

わからんけどホームページの管理は業者に委託してんのかな。できたら清瀬市みたいに自動的にスマホ版に切り替えるポップがでるようにする。それが無理なら右サイドの検索ボックスの下あたりに目立つようにスマホ版への切り替えリンクのバナーを設置してもらいましょう。

もしもこんな作業で3万円以上請求してくるようなら、委託業者の切り替えを検討すべきだと思います。作業を依頼して1営業日以上かかる場合も切り替えを検討すべき。その業者ダメダメですから。

まとめ

最後ホームページについてのダメ出しになっちゃったけど、図書館はいつも利用させてもらっていて感謝しています。

文化庁が2014年に実施した調査によると、年に1冊も本を読まない人が47.5%もいるそうですね。これもったいない。

あのー、図書館ってタダじゃないですか。だから気になる本を5冊くらい借りてみる。そんで「冒頭をサクッと読んでハマらなかったら次」みたいな贅沢な読み方もできるんですよ。

雑誌もあるし、ベストセラー本も置いてある。写真集をパラパラ眺めんのもいいもんです。

そうだな、この前借りた奥田英朗さんの『ナオミとカナコ』はおもしろかった。おすすめでーす。

ではでは、今回はこのへんで。ありがとうございました。

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