もくじ
ハノイのカフェ事情
2019年1月に5日間だけハノイに滞在しました。30日間のミャンマーひとり旅から日本に帰国する前にちょこっと寄り道をしたわけです。
ベトナムのハノイは17年くらい前に訪問したきり。当時の記憶もほとんどありません(だからブログやるべきなんだなと再確認)。
そんで今回のハノイ旅で強烈に印象に残ったのがコーヒーやカフェでした。びっくらこきましたよ。だってハノイ、カフェだらけなんですもん。
上の写真、ハノイの街並みを適当に撮影したんだけど、写真の中だけでカフェが6件ありますからね。
調べてみたらベトナムってコーヒー豆の生産量がブラジルに次いで世界第二位。コーヒー通にとってはベトナムは身近な存在のようですね。
ベトナム🇻🇳ハノイのTranquil Books & Coffeeなう。
何軒かカフェに行ったんですがハノイのカフェのレベル高いっすね。
基本的にWi-Fi爆速。ソファに寝っ転がってもOKという文化はサイコーです😊😊カフェモカ約273円。 pic.twitter.com/VOPv9AB6lz
— タカタロウ@東村山市 (@189_0000) 2019年1月9日
現地でこんなツイートをしましたが、ハノイのカフェは総じて最高でした。1軒2軒すばらしい店舗があるって話ではなく、全体的にレベルが高かったです。
- おいしいコーヒー
- 心おどる店内設備
- 落ち着ける雰囲気
- 高速WIFI
- 低価格
こんな感じっすね。とりあえず近年訪問した都市(ロンドン、バンコク、クアラルンプール、ジャカルタ、ヤンゴン、東京)と比較して、カフェの満足度はハノイが一番高いです。
実際に訪問したハノイのカフェを紹介
ではぼくが実際に訪問したハノイのカフェを紹介しますね。
UBRANO COFFEE
コーヒーしか注文していないんですがお茶も一緒に提供されました。サービスっぽいです。
ハノイではじめに訪れたカフェがUBRANO COFFEEでした。
実はこの店には行く予定はなく、下で紹介するTranquil Books & Coffeeに行くつもりでした。Googleマップでめちゃくちゃ評価が高いTranquil Books & Coffeeに訪問したものの、イベント開催で入店できなかったために仕方がなく向かいにあるUBRANO COFFEEを利用したというわけです。
結果、UBRANO COFFEEがめちゃくちゃ良く「この店より評価の高いTranquil Books & Coffeeってどんだけだよ!」とカフェ巡りがスタート。
UBRANO COFFEEに話を戻しますが、一階には大きなテレビが掲げられており当時は複数のベトナム人がサッカー観戦していました。どうもベトナム代表が勝ってたようで帰り際にウィスキーを一杯もらいました。
二階席というかテラス席がありまして、こちらは人がおらずゆっくりできました。
営業時間:8時から23時
定休日:なし
Tranquil Books & Coffee
店舗は小道の奥にあります。はじめて来た人は「どこだ??」と混乱しちゃうかもしれませんが、Googleマップを信じて小道を進んでください。
店舗名がTranquil Books & Coffeeというように、店舗内には巨大な本棚があります。どうやら本を販売もしているっぽいです。
とりあえず店内はおしゃれ。むしろセンスが高すぎてアウェイ感をおぼえるほどでした。この店は行く価値アリです。
この店に限らず、カフェのソファー席で寝転がっている人を何度か目撃しました。ベトナムではソファーで寝転がっていい文化があるようです。
ちなみに、日本語をしゃべれる店員さんがいましたよ。
営業時間:8時から23時
定休日:なし
URL:https://tranquil-books-coffee.business.site/
THE COFFEE HOUSE
THE COFFEE HOUSEはハノイで最も店舗数の多いカフェチェーンかもしれません。ハノイ市内だけでも20店舗以上あります。
上の写真はThe Coffee HouseのBùi Thị Xuân店。ここから下はHai Bà Trưng店。
ぼくはBùi Thị Xuân店とHai Bà Trưng店の2店舗しか訪問していませんが、どちらもとても居心地が良かったです。大手コーヒーチェーンなのでお客の出入りが激しく、長居をしていても気を使う必要がないのがうれしいですね。
しかもキャラメルマキアートが55000ドン(約263円)から35000ドン(約167円)に値引きキャンペーンをしていてラッキーでした。
ノマドワーカー的な視点で言うと、どちらの店舗も合格点です。ぼくはどちらの店舗でもパソコン作業をしたわけですが、ぼく以外にもノートパソコンで作業している人は複数いました。電源は不明ですが、WIFIは爆速です。どちらかというと店舗面積が広いHai Bà Trưng店の方が好きです。
URL:https://www.thecoffeehouse.com
666 Coffee
666 Coffeeも二回利用。安宿が多いエリアに近いんです。ここは2階席でゆっくりパソコン作業ができました。バインミー(ベトナムのサンドウィッチ)もおいしかったです。難点をあげるとテラス席が喫煙可だったことですね。
HAN COFFEE
はじめてエッグコーヒーを飲んだのが「HAN COFFEE」でした。
ハノイに来たらエッグコーヒーは飲みましょう。甘いコーヒーの上にこれまた甘いエッグクリームがたっぷりのった飲み物です。飲み物というよりもスイーツと言ったほうがよさそう。苦いコーヒーがきらい人でも飲めます。
CONG CAPHE
CONG CAPHE(コンカフェ)はハノイの中でも人気のカフェチェーン。ハノイだけでも20店舗ほどあるみたい。トリップアドバイザーやGoogleマップに数多くのレビューが投稿されています。
この店で評判なのが上の写真の「ココナッツミルクコーヒー」。甘いコーヒーに、ココナッツミルクシャーベットをどっさり加えたデザートです。小さいサイズを頼んだんですが結構デカい。4.5万ドン(約217円)でした。
ぼくが行った店舗に限って言えば、席が低くテーブルが小さいのでパソコン作業には向かなかったです。他の店舗は不明。
Cafe Nang
Cafe Nangは2店舗あるようですね。路地裏にある大型店舗と小さな路面店の2店舗あるようです。路面店ではサッカーのアジアカップ日本代表戦を観戦しました。2店舗ともWIFIはあるものの、席や雰囲気的にパソコン作業には向いていません。
CAFE GIANG 39
「CAFE GIANG 39」はエッグコーヒーの発祥の店だそうです。エッグコーヒーにハマったのでこの店には行かなきゃと思い訪問しました。
ローカル向けカフェっぽく良い意味で店内は洗練していません。つまり店内は日本では感じられない雰囲気なので観光スポットとしての価値もありそう。
エッグコーヒー発祥の店ということで、他の店と違っていたのはカップの受け皿にお湯が入っていたこと。コーヒーが冷めないための工夫だと思います。これ他の店ではありませんでした。
URL:http://www.giangcafehanoi.com
COFFEE A
ドンスアン市場に向かう道すがらに休憩がてら寄ったのがCOFFEE Aでした。
交差点の角に店舗があるんですが、2階のテラス席から騒がしい交差点を眺めるのはエンタメ性ありました。
濃厚でとろとろクリーミーなエッグコーヒーもおすすめ。
Diiing & Drink Coffe
Diiing & Drink Coffeは空港までのシャトルバスのバス停の向かいにある店です。バスの待ち時間に利用しました。店内はアメリカ風。ソファー席があり音楽がボリューム強めでかかっています。
この店ではじめてエッグコーヒーをつくるところを見学させてもらったのですが、本当に卵を使っているんですね。あとコーラを入れていましたよ。この店だけのレシピかもしれませんが。
ハノイのカフェまとめ
ベトナムのハノイはカフェ天国でした。カフェ好きな人はカフェ巡りだけでも満足できる都市だと思いますよ。
ノマドワーカー的な視点では、ハノイあるいはベトナムは大アリだなぁとの感想を持ちました。だって宿が安くて、食事がおいしくて、カフェが充実しているわけですよ。治安も悪くない。
逆に、これだけ条件が揃っているのにノマドワーカーの聖地になっていない理由が気になりますね。
ちなみにノマドの聖地はタイのバンコクとマレーシアのクアラルンプールでして、まぁこの2都市は物価が高いシンガポールと並んで東南アジアのビジネスや空路の拠点なのでそれが理由だと思いますけどね。ベトナムのビジネス都市ならハノイではなくホーチミンだし。
あ、話がズレました。
繰り返しますがハノイのカフェは最高です。ハノイ発祥のエッグコーヒーは「日本でも流行るんじゃない??」と思っています。ぜひお見知りおきを。
ではでは、Hen gap lai(またね!)
追記;サンマルクカフェにベトナムコーヒーあった
サンマルクカフェに「ベトナムコーヒー(320円+税」)」がありました!
どんなコーヒーか質問してみたら「練乳が入っているコーヒー」とのこと。ベトナムで言うミルクコーヒーですね。
ちなみに、Wifiあるかも聞いてみたら「ない」と。「例外はあるかもしれないけど基本的にサンマルクカフェにはwifiは設置していない」との回答でした。日本はwifi少なすぎですよねー。
端的に言うと、「ベトナムのハノイはカフェのレベルが異常に高いのでまぁ見てよ」という話。気に入ったらハノイへGOです。
ええ、ぼく別にコーヒー好きでもないのにハノイのカフェに完全に魅了され、5日で17回もカフェに行ってしまいました。