秋津町の音楽カフェ「Soundy」にぶったまげた件

秋津町の音楽カフェ「Soundy」について、昨日以下のようなツイートをしたのですがブログ記事にもまとめておきます。

秋津の住宅地でSoundyという素晴らしきカフェを発見した

ぼくの趣味のひとつにGoogle Mapsのローカルガイド活動ってのがあります。散歩がてらGoogle Mapsの地図情報の更新をしたりしているわけですが、Google Maps上に見知らぬカフェがあることを知ります。それが今回紹介する「Soundy」でした。

そこは秋津町の住宅街です。移動に使う道からひとつ奥に入ったところにあるため、近隣のかたでさえ存在に気づいていない人は多いかもしれません。結論から言うと、この店は最高です。

まず空間としての価値が極めて高いです。お店は立派なログハウス。かわいい。

店内は異空間。新築の木のいい匂いがして、ジャズミュージックがやさしく流れていて、レコードや楽器がキレイに並んでいる。

「いらっしゃいませ」。ぼくが圧倒されていたら店主がひょっこり現れた。店主の田島さんは非常に物腰がやわらかく一流ホテルマンのよう。なんと言うか、大人度が高い。育ちが良さそう。紳士。

『すいません、はじめてお邪魔したんですがこの店スゴいっすね。これ全部レコードですか？えっこれは何ですか？』。ぼくはこんな調子。大人度は低い。本当に驚いたから好奇心のまま質問。先客ゼロだったこともあり店主の田島さんも嬉しそうに説明してくれた。

定年を機に４、５年前にこちらに引越し、このログハウスを建てる。内装はぜんぶ田島さんがやったため２年以上かかり、去年8月にオープン。

テーブル、レコードラック、本棚、CDアルバム風のメニューなど全部手作り。もうそれだけで驚愕。めちゃくちゃレベル高い。

店内には田島さんが学生時代から集めたレコードが5000枚ある。オーディオ機器やら楽器もたくさん。自身もバンドをやっていたこともあるとか。

お客のリクエストで音楽を流してくれるし（ぼくは松任谷由実をお願いした）、お客の持ち込みで曲を流すのもＯＫ。無料。

どんなお客さんが来るのか聞いたら、やはり音楽好きのかたは多いみたい。現役ミュージシャンもいれば、レコードを５時間以上もながめている人もいるとか。

音楽マニアの店と思いきや、女学生が2人組でおしゃべりしに来たりもするそう。たしかに店内は死角も多いので他のお客さんを気にすることなく長居もできる雰囲気。

ぼくはカレーを注文。しかしその日は作っていなかったようで、最近田島さんが気に入っているという一品をお願い。

これが激うま。メニューには記載されていし、名前さえ決まっていない。「ふわふわ卵かけコンビーフ丼」とでも呼びましょうか。わさび醤油で味付けされてて本当にうまい。サラダも具沢山スープもついて、ご飯大盛りで税込み650円。

『これうますぎます！感動すらしました。絶対にレギュラーメニューに加えたほうがいいですよ』と伝えたら、それも考えてる的なこと仰っていました。

ぼくは初訪問で１時間ほど滞在。田島さん手作りのケーキや自慢のハンドドリップコーヒーもいただきたかったけど徒歩での訪問でこれから天気が崩れる予報だったので次回の楽しみにとっておきます。

お会計を済ましたら、入り口まで田島さんが来てドアをあけ、ぼくがお店を出たら深くお辞儀をされていました。

まとめ：Soundyに行きましょう

もう完璧だと思うんです。

「空間、サービス、料理、店員さん、価格」あたりは文句のつけようのない満点ですよ。立地が悪いとか営業日が少ないとか、それもストーリー性に昇華されている感じもするので問題なし。こんな質の高いカフェが東村山市にあることがうれしいです。

結論、みなさん行きましょう。この記事を読んだ全員行ってください、全員です。