もくじ
面白かったのはコミケの警備員。オススメなのは法人テレアポ。
ども、タカタロウです。「今まで経験した中で一番面白かったアルバイトはなに?」と問われたら「コミケの警備員」と答えます。あれは面白かった。
日本中、世界中からオタクさん達が何十万人も集まる大イベント「コミックマーケット(通称コミケ)」にて、警備員として信号を守るよう促すだけの簡単な仕事。基本は立っているだけなのに2泊3日で7万円くらい貰えました。
暑さはキツかったけどコミケのお客さんを眺めているのは飽きないし、目の前で交通事故が2回も発生して不謹慎だけど面白かった(命に別状はないです)。とても良い思い出。
でも、「一番オススメなアルバイトはなに?」と問われたら「法人向けのテレアポ」と答えます。「今までやってよかったと思うバイトの1位は?」と聞かれても同じく「法人テレアポ」です。うん、超オススメ。
この記事では、なぜテレアポバイトが大学生にオススメなのかを書きたいと思います。
仕事内容は?
「テレアポ」とはテレフォンアポインターの略称のこと。平たく言うと電話営業。
企業から依頼を受けて、訪問営業のアポイントメント取りやセミナーへの案内をするのが主な仕事です。
僕は恵比寿のマーケティング関連会社でテレアポのアルバイトを1年弱経験しました。
シャープ、東芝、日本オラクル、ワークスアプリケーションズなど誰もが知っているような有名企業から無名のベンチャー企業までクライアント企業は様々。新製品・新サービスの特性を伝えて訪問営業のアポ取りをしたり、展示会やセミナーへの集客を担っていました。
基本的に顧客データベースを利用していたのでコール対象者の名前や役職などは把握しています。だから受付突破とか担当者割り出しとかの必要はありません。
絶対に「法人向け」のテレアポ。個人向けは地獄。
注意してほしいのは、テレアポにはコール対象者が個人の場合と法人の場合があるということ。
僕がオススメしているのは法人向けのほう。個人向けは経験したことないけど地獄らしい。
テレアポのデメリットとして「相手に怒鳴られる」とか「断られまくって精神的に病む」とかが挙がるんだけど、それって個人向けテレアポの話だと思う。僕は100%法人向けだったから怒鳴られたことなんてないし、断られる時も丁寧なものでした。成績悪い案件でも15件に1件くらいは成約したし、精神的にも楽でした。
なのでテレアポのバイトに興味を持った人は事前に個人向けか法人向けかチェックした方がいい。天国と地獄くらいに違うと思うから。
どんな人たちが働いているの?
僕が働いていたのは恵比寿のマーケティング関連会社でした。僕が働き始めて1カ月後くらいに渋谷から恵比寿に引っ越したりして、今まさに成長中のベンチャー企業でした。会社が急成長する現場を肌で感じれたのは貴重な経験です。
バイト仲間は学生起業を目指している東大生、クラブでDJやってるフリーター、中国留学のためにお金を貯めているお兄さん、元会社経営者のおじ様、普通の主婦など幅広かったです。
良い意味で活気があり、働いている人は正社員、バイト問わず皆さんポジティブ。仕事一直線な雰囲気がありました。
バイトも希望すれば社内勉強会に参加できたりして、ホント熱かった。さっき元職場をチェックしてみたら僕が働いていた10年ちょっと前より会社の規模が5倍くらい大きくなっている様子。なんか嬉しいです。
法人向けテレアポの3つのメリット
法人向けテレアポの強力なメリットを3つ紹介しますね。
仕事にキツさがない
まず、仕事がとても楽です。ノルマもないし、勤務時間の融通もききやすかったです。個人向けじゃなく法人向けにコールしていたので相手の対応も丁寧です。ガチャ切りとか皆無な世界。
話す内容は「トークスクリプト」という台本が用意されていて、相手の返答に対して次にどう発言するかが詳細に書かれている。だから営業スキルが無い人でも大丈夫。むしろ営業スキルが見についたので感謝しています。
最強の営業トークを学べる
トークスクリプト(営業台本)は会社内の精鋭と取引先とで磨き上げた最強営業トークなんです。いわば秘伝の書。それをアルバイト身分で知れちゃうのはメチャクチャ凄いことなんです。
世の中の仕事はほとんど「営業」で回っています。あなたが営業マンになることがなかったとしても、その後の人生の財産となるスキルが身につきますよ。
あとね、テレアポを使って営業をかけるくらいだから取り扱う案件はどれも最先端の商品やサービスばかりなんです。だから面白かった。特定の案件を始める前には研修会も開かれてかなり勉強になる。クライアント企業の社員として電話するわけなので疑似サラリーマン経験が出来ました。
高額報酬である
最後が「高額報酬が貰える」ということ。
テレアポは総じて時給が高いです。僕は10年以上前ですが時給1200円で働いていました。しかも時給の他に成果報酬のインセンティブが付くんです。これが相当デカかった。
夏休み時期なんかは1日8時間の週4日勤務くらい入ってたので月25~27万円くらい稼いでました。インセンティブ報酬だけで5万円以上貰ってました。つまり実質の時給は1700円から1950円くらいになるんです。
大学生に法人テレアポをオススメします
僕が特に大学生に法人向けテレアポをオススメしているのは、2つ目の「営業スキルが身につく」という点にあります。
もちろん他のバイトでも経験値は積めるけど、大企業の社員という設定でビジネスマン相手に電話営業するという経験は就職活動をする学生にとっては財産になるはず。
ただただ楽しいだけのアルバイトで漫然と過ごすのは勿体ないです。お金以外にも得るものがあるバイトをするべきです。特に一生涯の財産となるような営業スキルを身につけられるのはオイシイです。
きっと今でも就活生は業界研究とか企業研究とかやっているんですよね。無駄とは言わないけど、机の上であーだこーだと研究するよりも、テレアポのバイトしたほうが何倍も有益です。大金を稼ぎながら色んな業界の社員として働けるんですから。
でも、たぶん一部の大学生は法人テレアポの有益性を理解しているんだと思います。同じ職場仲間でも特に大学生たちは意識が高い系が多かったです。僕もかなり触発されました。
テレアポバイトはどこで見つけるの?
アルバイト求人サイトに普通に載っていますよ。例えば「タウンワーク」をチェックしてみてください。
ぼくは「法人向け」「インセンティブあり」のテレアポをオススメします。
まとめ
・テレアポは個人対象と法人対象がある
・絶対に法人対象のテレアポを選ぶべき
・仕事が楽で、高額報酬で、スキルアップする
・時給の他にも成果報酬を貰える
・バイト仲間は意識高い系が多い
・就活生にとっては社会人経験と業界研究になる
以上です。失礼しましたー!
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