武蔵野うどんを提供している店で最も繁盛している店は「小平うどん」なんじゃないかな。とりあえず武蔵野うどんを語る上で「小平うどん」は外せない。そんな存在。
僕が来店したのは平日の14時20分ごろ。比較的空いているはずの時間だけど店内は9割埋まっていました。かなりの人気店。
カウンター席に着席。店内は「南京亭」とかに近い雰囲気。居心地は悪くないです。
お腹ペコペコだったので「肉汁うどん800g(980円)」を注文。5分ほどで提供される。すんごい量(笑)。
無料でネギ増量できるそうなのでお願いしました。
麺はかなり太い。すするのではなく、1本ずつ食べていく感じ。噛みごたえはあるけど、「コシがある」とはチョット違う気がする。讃岐うどんやパスタのアルデンテのような芯の固さを感じるわけではなく、おでんの「ちくわぶ」と同列の感じ。個人的には好きなタイプです。
地粉と呼ばれる小麦粉でうどんを練っております。地粉うどんは讃岐系のうどんに比べて麺自体に味があり、色がやや茶色という特色があります。
この麺は武蔵野の地に昔からある郷土料理のようなもので肉汁に良く合います。
当店では、ただ練るだけではなく麺自体を時期に応じて数日間寝かせることにより、麺の良さをさらに引き出すよう工夫しています。
店に記載されていた麺のうんちくです。
ネギ多めにして正解だった。麺が太いから肉汁だけだと噛んでいるうちに味が薄まる。ネギや肉を絡めてすすると僕的にはちょうどいい塩梅になった。
肉汁のダシには産地の異なる本格かつお、さば節、宋田節等の節を混ぜ、さらに厚削りした節を長時間煮出すことで独特の風味を持たせるようにしています。
また醤油、本みりん、砂糖を混ぜ長期熟成させた「かえし」と呼ばれるものをダシとあわせることで当店の肉汁が出来上がります。
店に掲載されていた肉汁のうんちく。
ショウガと揚げ玉がカウンターの上にある。
お願いすれば「うどん湯」も貰える。うどん湯は初体験だったけど、これはこれで良いもんですね。
店舗の隣には「小平製麺所」と評した製麺所がある。麺だけ買うことも可能みたい。
■僕のグルメ点数表
【10点】感動。10万の遠征費を使ってでもまた食べに行きたい。
【9点】感激。好き過ぎてクチコミしまくるレベル。
【8点】絶賛。積極的にリピート訪問する。
【7点】拍手。近くに寄ったらまた食べに行く。
【6点】満足。良かった。
【5点】納得。チェーン店レベル。
【4点】微妙。チェーン店のほうがいいや。
【3点】後悔。入店して損した。
【2点】憤慨。まずい、不潔、態度悪いの3拍子レベル。
【1点】告発。警察やら保健所に通報すべきレベル。
僕のトータルの評価は7点。あの太い麺は好みは別れるかもしれないけど、間違いなくインパクトがあるので一定の割合で確実にファンを作るうどんだと思います。肉汁も普通に旨かった。人気が出るのも納得。
個人的にも歯ごたえのある太麺は大好きなので好みなタイプでした。もうちょっと自宅から近い場所にあれば良かったのにと残念に思います。あと値段がもう少し安くあってほしかった。並盛で700円だもんね。全体的に1割安くしてくれたらチョット遠いけど通っちゃうだろうな。
小平うどん 基本情報
住所:東京都小平市回田町297-1
電話番号:042-300-3133
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休(年末年始のみ)
府中店は閉店してた。まあ、開店日に行ったけど不味くて残したくらいだからな。