もくじ
60代のカッコいいトライアスリートが履いたスニーカーに一目ぼれ
ということで、OnのCloudですよ。
先日トライアスロン珠洲に参加したんですけど、60代っぽい日焼けしたカッコいいオジサマがOnのCloudを履いていたんです。一目ぼれでした。オジサマにじゃないっすよ?OnのCloudに一目ぼれね(笑)。
見たこともないメーカーだったのでオジサマに声をかけて教えてもらいました。怪しい奴ですよね(笑)。「On(オン)」というスイスのランニングシューズメーカーが発売している「Cloud(クラウド)」という商品だとわかり、速攻でネット通販しました。
デザイン先行で買ったわけですが、「雲に浮いているような感覚」とか評されるくらいに履き心地が良いシューズなんです。実際にかなり良かったので沢山の写真を掲載しながらレビューします。
On(オン)について
・Onはトライアスロンで最も過酷なアイアンマンレース(スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km、合計約226km)で6度の優勝をした元プロトライアスリートのオリヴィエ・ベルンハルド氏と仲間2名で2005年に創業した新しいシューズメーカー
・チューリッヒ工科大学のエンジニアと共に開発
・マラソン競技者やトライアスロン競技者を中心に注目されている
・シンプルの極みなミニマルデザインには全て意味があり、デザインに機能を伴っている
・「シューズ界のアップル」「シューズ界のダイソン」と評されることもある
・トップアスリートがOnのシューズを履いて次々と自己ベストを更新している
・2015年、国際的に権威のあるISPOベストパフォーマンスランニングシューズ部門で、クラウドは金賞を受賞
OnのCloudを36枚の写真で紹介
「ランニングシューズ界のアップル」と言われるのも何かわかる。とにかくデザイン性が高い。細部までこだわっています。
包装紙ってコストカットで有名メーカーも無地のやつじゃないですか。Onはオリジナルです。
型崩れ防止のシューズキーパーもOnオリジナルです。ホントにデザインに重きを置いていますよね。
ソールが斬新です。以下文章はOnホームページより転載。
ゼロ・グラヴィティ・フォームによる CloudTecR システムを採用したクラウドは、極めて高いクッション性を備えた、世界で最も軽量なランニングシューズです。信じられないほど軽量なシューズから生み出されるソフトな着地と、爆発的な蹴り出し。これまでは考えられなかったランニング体験をお楽しみください。
実際にクッション性はかなり高いです。とりあえずアディダスのブーストシリーズよりもクッション性は強いと思います。
かかと部に通っているゴム紐。デザイン的にもGOODですが、機能面で意味があるそうです。
かかと部分のデザインが良いですよね。左右並べると「on」となります。
かかと横部分のデザインも左右非対称。
スイスの国旗とSWISS ENGINEERING(スイス工学)。
上から見てもカワイイ!
正面からの写真。
ゴム紐はOnクラウドの特徴的な部分です。
普通の紐も付属しています。紐の先端部分を見てくださいよ。こーいう部分からもセンス感じます。
オーナーIDが付いています。特設サイトにて会員登録できてOn愛用者で繋がることも可能。
紐を取ると「親愛なるランナーへ」とメッセージがありました。「アスリートによるアスリートのためのコミュニティがあるから是非参加してください」といった内容です。
ベロ部分のデザインもカワイイんです。
前から見てもカワイイ。
横から見てもカワイイ。
わかりますかね。紐を通す穴枠も単なる丸じゃない。onのロゴになっています。いいなぁ。
ロゴ部分は光を反射します。
ソール部分は斬新なデザインになっていますよね。インパクトあります。以下ONホームページより引用です。
クラウドは、世界最軽量のクッショニング・ランニングシューズです。最大のクッション性を発揮するミニマルシューズを求めるランナーのためにデザインされています。ゼロ・グラヴィティ・フォームと呼ばれる超軽量素材でできたクラウドは200gを切る軽量性で、完璧なパフォーマンスを発揮します。
実際、反発力はかなり感じます。
以下はソールについての説明です。
クラウドのCloudTecRは、超軽量、フレキシブル、そして反発性に優れたゼロ・グラヴィティ EVAフォームから作られています。加えて、ソールに刻まれた深い溝は、ランナーの自然な動きを助け、究極のフレキシビリティを発揮します。
ソールのデザインもカワイイ。
クラウドだから雲が描かれています。
つま先部分にはOnのロゴ。
ソールの角度。
中敷きです。
中敷きもonオリジナルプロダクト。
中の縫製具合です。
ベロタブの裏側。
ベロは切込みが浅いんです。だから紐なしでも履けちゃうレベルのホールド感があるんです。
計量してみたら2足で413グラムでした。確かに軽い。
履いてみました!ゴム紐バージョンです。
続いて、紐を通して履いてみました。どっちもイケてます(^_^)
悩んじゃうな。普通の紐にすべきか・・。
ゴム紐にするべきか・・。
こっちかな?
やっぱこっち?うーん、困ったことにどちらもカワイイ。
動画もアップしました
YouTubeに動画もアップしてみました。無音ですいません。
↓こちらはonが公開している公式動画(英語です)。
Onクラウドの履き心地は?
まずサイズなんですけど、僕は基本26.5cmでシューズによっては0.5cm前後するって感じです。で、Onクラウドは僕の基本サイズ26.5cmで丁度よかったです。
早速2キロほどランニングしてきました。困ったことに履き心地もメチャクチャ良いんです。フィット感が抜群です。それでいて嫌な締め付け感はありません。走り出した時から何の違和感もない。
「雲に浮いているようだ」と評する人もいますが、流石にそれは無い(笑)。でも反発力は強いです。でも違和感はない。バカみたいな反発力を想像していたんだけど、良い意味で普通。
とりあえず第一印象ですが、すごく良い。初めから履きならしたランニングシューズのようです。そう、ぼくの足にピッタリ合わせて作られたみたいなシューズ。
on cloudのクチコミ評価
ぼくの評価だけってのもなんなんで、他人さまのクチコミ評価を調べてみました。
雑誌の読者評価で二年連続二冠
ランニング雑誌『ランニングマガジン・クリール』が主催するランニングシューズの試し履きイベントにてonクラウドは2年連続2冠に輝いたようです。
結果、クラウドが二部門で二冠。ちなみに、クラウドは昨年も同じ二部門で二冠を獲っている。つまり、二年連続二冠。
なお、クラウドは「サブ3.5モデル」カテゴリーでも1位を獲得している。
-「駒田博紀の鉄人鍛練記」より引用
ランニング雑誌の読者が、実際に走ってみての投票です。たくさんの有名ランニングシューズの中から2年連続2冠に選ばれるのは凄いですね。
Twitterのクチコミは?
Twitterクチコミを集めてみました。
新しいシューズon Cloudが、どんな使い方しても疲れない。
走っても、立ち仕事でも有能すぎる。
普段用にもう1足欲しい
— ぐっち (@o_sakanasashimi) 2016年11月30日
今日の休出手当を見込んでニューシューズ、買っちゃった。On Cloud。…で、早速走ってみましたが、凄く気に入りました。特に速く走った時の反発が凄くてまだ柴又の筋肉痛があるのに勝手にスピードに乗る感じ。Onしか履けなくなるかも。 pic.twitter.com/7FaBawpemW
— ニッキー (@nikky2kky) 2016年6月11日
ジョギングシューズは何となくずっとアシックスを買ってたんだけど、先日ふとアマゾンで目に入ったOnのクラウドというシューズを買って走ってみたら、これがめちゃくちゃいい。10年ほど走ってるけど、これは段違いだ。走り出し5分でわかるその違い。やっぱ何でも、色々試してみないとダメね。
— ゼファー 1日目M-39a (@zepher_make) 2016年10月10日
うーん。このon cloudって靴、DDR性能は未知な部分が多いけど、ランニングシューズとしては凄いのかもしれない。まず軽い。履いた内部が適度に硬いから過度に沈まない。でも、軽くは沈んで反発も反発もする。靴底のゴムが薄いわけではないから、路面影響が少ない。
— いぬ_tr (@ken_tr) 2017年7月9日
少し前に誕生日プレゼントにランシューズ、onクラウドを貰った。
2代目のonクラウドなのだが、これはとても軽くて足にフィットしてレスポンスも良く、なにより走るのが楽しくなるシューズです。
大阪マラソンはこれで走ろう! pic.twitter.com/LyD9VINCNd— robauma (@kd_shu) 2017年7月4日
年明け早々、前から気になっていたonのシューズcloud購入し今日初ラン。軽いし足全体を包み込む様な履き心地。普段愛用のadizero japan boostに近い気がする。こりゃ良いわ😍 pic.twitter.com/YGY4qpMLoi
— TOSHI (@toshikana1048) 2017年1月7日
走るなら靴は大事。脚故障したらもともこもないので。 ONのクラウドという靴が凄くいい!もちろん高い!13000円w 私は毎日会社から駅まで1.5kmほどを走ってるがそれまでのアディダスのおしゃれランニングシューズとは雲泥の差です
— 十勝見 (@katsumix10) 2016年12月24日
onクラウド試走インプレ3。慣らし前の第一印象なので断定的なことは言えないが、ターサーや匠戦のような「楽にスピードが乗るシューズ」とは違い、スピードを出すにはそれなりにエネルギーが要る。反面、反発力とクッションのバランスが取れたペース帯に上手くハマると気持ちよく脚を運んでくれる。
— 晋作⌬HIITピリオド (@02h59m59s) 2016年12月2日
Onのクラウド、ソールがツルッツルになってきたので新調した。ランニングシューズのリピートは初。安いシューズじゃないけど、このフィット感はプライスレス
— すとん@10/1弘前アップル (@ston0609) 2016年9月19日
ほぼ絶賛オンリーです。というか、批判的なツイートをひとつも見付けられなかったです。
On Cloudのカラーバリエーションを紹介
On Cloudはメンズ、ウェメンズそれぞれ多くのカラーバリエーションあります。ざっと写真を貼り付けておきますんで、気になるカラーがあれば下のAmazonリンクから詳細を確認してみてください。
On Cloudのメンズ7色
オレンジ/ファイア
ダイバー/ライム
パシフィック/サンセット
ブラック/スレート
ブラック/ホワイト
レッド/フラッシュ
ネイビー/ホワイト
ブルース/イエロー
ウェメンズの6色
アイス/ホワイト
グレー/ネオンピンク
フォレスト/ラズベリー
マリーナ/ジェイド
マリーナ/ジェイド
ホライゾン/コーラル
カラーバリエーションは増えています。下のリンクからチェックしてみてください。
On Cloudを買うなら。
On Cloudで残念なのは販売している店が少ないってこと。
僕が見かけたことがあるのは、新宿駅西口にある新宿小田急ハルクの2階にあるハルクスポーツと、新宿東口の「ビックロ」の8階にあるアートスポーツ。この2店にはonのシューズが売られていました。新宿に行ける人はぜひチェックしてみてください。
イオンむさし村山のヴィクトリアがonの取り扱いを開始しました。もちろんクラウドもあります。東村山市民はここが一番近いでしょうね。
僕はAmazonで買ったんですけど、ネット通販が現実的かもしれませんね。幸いにもonクラウドのサイズは普通で、普段通りのサイズで僕はピッタリでした。Amazonのサイズ感レビューでも、みなさんいつものサイズで大丈夫みたいです。
リンクを貼っておきます。こちらメンズです。
下がウェメンズです。
楽天市場やヤフーショッピングは店舗ごと条件は違うと思いますが、とりあえずAmazonは靴の返品が無料です。靴のネット通販はサイズ選びが心配なので嬉しいですね。
まとめ
デザイン先行で購入したOnクラウドですが、調べれば調べるほどガチなランニングシューズでした。
ロンドンオリンピック金メダリスト、ニコラ・スピリグ選手がこの靴を履いて自己ベストを出してたりします。実際にクッション性は僕がこれまで履いてきたどのランニングシューズよりも高いです。
ただ、やっぱりデザインかな。僕は圧倒的にデザインが気に入りました。機能性が高いのに、走るのが勿体ないくらいにデザイン性が高いのが魅力です。スニーカーとしても普段履きしたいと思います。
あと、まだ履いている人が少ないのも魅力ですね。トライアスロン珠洲で初めてOnのシューズを見かけましたが、それだけ。今なら他人とカブる可能性は低いのが嬉しいです。
以上、失礼しましたー!
追記:ゴム紐が切れた!onクラウドの耐久性を検証
先日、ジャパンショートトライアスロン赤穂に参加したんですけど、onクラウドを履いて走りました。で、まぁ無事に完走して温泉に行ったときに気づきました。ゴム紐が切れてたんです!
下の結び目がブチ切れた感じっすね。左足は完全に千切れてて、右足はギリギリ繋がっているけど切れるのは時間の問題。
onクラウドを買ってから1年経っていません。まだ11カ月。どれだけの距離を走ったか記録しておけばよかったんですが、そんな走っていないと思います。ランニング練習は熱心な方でもないし、そもそもラン練習で毎回onクラウドを履いているわけでもないですから。
実際、靴自体は型崩れなどはしておらず、今もくたびれた感じはありません。
ソールの劣化はこんな感じ。
僕の感覚では「まだまだイケる」。つまり、「ゴム紐だけが際立って耐久性がない」というのが僕の評価です。こんなんじゃ困る。onクラウドは大満足なのでゴム紐の耐久性については何らかの対策を講じてほしい。初めからゴム紐を2本用意してくれないかな。原価は1つ10円もしないと思う。
ただ、ゴム紐が切れたらもう履けなくなるって訳じゃありません。劣化しているのは下の結び目だけなんです。だから少し短く詰めればいいんですよ。(ゴムじゃない普通の紐も付属していますし)
写真わかりますかね。手前の結び目が今回切れたから短く詰めて結び直したやつ。奥の結び目は上なので今も元気です。これでOK。
ちなみに、手芸屋さんでゴム紐を買って新しくしちゃってもいいっすね。実はゴム紐を買った後に「あ、短く詰めればいいんじゃん!」って気づきました(笑)。ゴム紐を買うなら3mmのやつがサイズ的には合ってると思います。
更に更に!!なんとonが新しいゴムを送ってくれました。
実はonのホームページにある問い合わせフォームを使って「onクラウドはすごく気に入っているんだけどゴム紐の劣化が激しいみたい。なんか対策考えてください」みたいなことを伝えたんですよ。そしたら、「ゴム紐(ならびに通常の靴紐)の交換や販売は現在行っておりませんが、今回早期の劣化をいう点を踏まえまして、新しいゴム紐をお送りさせていただきたいと存じます。」と返事がきて新しいゴム紐を送っていただきました。
onは顧客対応を重視してそうなイメージでしたが、やっぱり素晴らしい対応ですね。こういう対応をしてもらうとまたonのランニングシューズを買おうって思います。
【追・追記】またクラウド購入しました!
2016年9月末に「ブラック/スレート」を買いました(ちなみに上で紹介した時点よりカラーバリエーションが増えています)。
「ネイビー/ホワイト」もまだイケそうだけど微妙にヘタって来たのでクラウドを再購入です。「ブラック/スレート」もかっこいい!!ネイビーは雨の日用にします。
同じシューズを再購入したのは人生初です。うん、記憶にない。それだけ気に入っているってことです。デザインが気に入っているし、僕のために作られたんじゃないかってほど履き心地がいいのが好きです。
ああ!!そういや、この前、知らないお兄さんに「このシューズ良いっすね!なんてメーカーですか?」って声をかけられました。なんか以前の僕みたいですね(笑)。あのお兄さん、クラウド買ったのかなー?
考えてみたら1年前のトライアスロン珠洲のオジサマ以降、Onクラウドを履いている人を見かけたことないです。クラウドどころかonのシューズを履いている人すら見たことない。それが微妙に嬉しかったりもするんだけど、寂しくもあります。
なにかの縁でこの記事を読んでくれているあなたにも是非クラウドを体験してほしいです。きっと気に入りますよ。
はい、ではではまたですねー!
→Amazonでonクラウドを探す
→楽天市場でonクラウドを探す
ありがとう!!参考になりました。昨年の9月にあるマラソン大会で「オン」を売っているお兄さんがいたんです。でも、買いそびれてしまって・・・。探していました!!買います!!ありがとー。
ぽにさん
参考になってよかったです!
良いシューズです。きっと気に入りますよ(^_^)
ものすごい参考になりました。ありがとうございました。
こちらこそ、わざわざ嬉しいコメントありがとうございます(^_^)
onの性能の良さは、いろいろな口コミで分かっていたのですが、耐久性について中々ふれられている記事がなくて…こういう記事は本当に参考になります。
デザイン,性能は文句なしと思っていました。本記事で耐久性もある程度ありそうな事が分かりました。次のランニングシューズはonのクラウドに決めました。…私はランシュウと普段履きは明確に分けたいタイプなので、普段履きとしてもおしゃれなのが難点といば難点なのですが…
とても参考になる記事ありがとうございました。
ダンケシェンさん
コメントありがとうございます!参考になって嬉しいです(^_^)
記事拝見しました。私も日本橋の三越で通りがけに見つけて、日頃機能にこだわる自分としてはものすごく珍しいのですが、このシューズのデザインに一目惚れ。とはいえ、聞いたこと無いがないメーカーなのでダメ元で試着してみたのですが、あまりによい履き心地で、「買うしか無い!」と決断出来ました。こちらのページの記事を拝見していればもっと楽に購入できたはず。このような記事が増えて良い靴が売れると良いですね!
コメントありがとうございます!
デザイン最高ですよね。そして履き心地も最高です。ソール部分と紐の部分が構造的に普通のランニングシューズと違うから唯一無二だと思います!onクラウド、徐々に人気が出てきているようなので嬉しく思ってます!
この記事に出会ってからずっと頭の隅にあったのですがついに買いました。通勤用に防水のやつで、身が軽くなりますね。ランナーじゃないですが走れそうな気になります。歳取ってきたので出来るだけ良いものに触れたいと思っていて、思えばスマホはBIC SIM、ガス会社見直し、餃子は雪松という具合に貴ブログに影響されてます
えええ!うれしいです、めちゃくちゃうれしいです!ありがとうございます!!