先ほど図書館の予算を調べたのでシェアしておきます。結論、東村山市民ひとり当たり272円です。。
もくじ
図書館の予算を調べてみた
読書家ってわけでもないですが日常的に図書館を利用しています。ぼくの図書館利用スタイルはこんな感じ。
(2)図書館のウェブサイトで蔵書を検索
(3)図書館に蔵書あった
(4)すぐにインターネット予約
(5)受取時に図書館で流し読み
(6)不要ならその場で返却
(7)必要なものだけ自宅に持ち帰る
さくさく気軽に予約して、実際に手に取って流し読みしてみて、必要なものだけ持ち帰って読んでいます。
本日もネットで2冊予約。「図書館サイコー!もしも月額課金サービスだったら月2000円までなら迷わず入る!」とか思いつつ、ふと気になって図書館にどれだけ予算を使っているのか調べてみたんです。
せっかく調べたのでブログでもシェアしておきますね。
図書館の予算データを紹介する
東村山市の図書整備事業のデータ
市民ひとり当たりの図書資料費は2020年(令和2年)で272円です。過去5年の数字も載っていますが、ほぼ横ばい。
東京都23区外の26市の数字
ひとり当たり272円と言われてもピンとこないので、他の都市と比較してみましょう。
ほうほう。他の都市と比較して、東村山市のひとり当たりの予算は「下位グループ」ですね。1位の武蔵野市と東村山市は人口は同じくらいだけど図書資料購入費は2.4倍ほどの開きがある。そして町田市ひどすぎ。
東京23区の図書資料購入費
文京区の資料に東京23区の数字がまとめられていて参考になります。
かつては東京市立日比谷図書館、後には東京都立日比谷図書館として、東京市・東京都の図書館活動の中心を担っていた場所とのこと。
この資料から一般会計比が重要だなって思いました。都市部のほうが税収が多いでしょうから、ひとり当たりの図書資料予算が大きくなるのは当然です。しかし一般会計比をみれば区市が文化資本をどれだけ重視しているのかわかりますよね。
そういう意味では一般会計比トップの港区(0.209%)はさすが。港区はたしか平均年収が日本一の地域ですよね。金持ちは有益な文化資本にも容易にアクセスできるため、さらに経済格差が広がるわけですね。社会経済学の教本に載っているようなことがデータで裏付けされています。
そして東村山市ですよ。電卓をはじいてみたところ東村山市の一般会計比の図書資料購入費は0.073%でした。うーん、一般会計比でも「中の下」くらいですね。
まとめ
・東村山市の市民一人当たりの図書資料購入費は272円
・一般会計比の予算は0.073%
・東村山市は東京都の区市と比較して図書資料購入費が少ない部類
・千代田区、港区すげー!!町田市どしたー?!
余談:近隣6つの市の図書館を利用できる
「多摩六都」の協定で、東村山市民は、東久留米市、小平市、清瀬市、西東京市の図書館も利用することができます。「多摩六都」とは別に東大和市とも個別に協定を結んでいるようで、東大和市の図書館も利用できます。
社会学の本ですが、普段こんな小難しそうな本は読みません!いまCOTEN RADIOというポットキャスト番組にハマっていて、その番組内で紹介されていて興味を持ちました。
ちょっと興味をもったくらいのレベルで気軽に本を借りられる図書館って最高ですよね。みなさん図書館を利用しましょー。ではではー。
23区外の2番目の南野市ってどこですか?
コメントありがとうございます。「あきる野市」です!修正しました。