もくじ
グルテンフリー食とは?
要するに小麦・大麦・ライ麦を除いた抜いた食事のことです。
小麦粉にグルテンっていう成分が入っていて、こいつが非常に悪い奴みたいなんです。本人も気付いていないような弱いレベルのアレルギー体質も含めると5人に1人はグルテンフリーアレルギーなんだとか。
アレルギーじゃなかったとしてもグルテンは肥満の元になり美容や健康を害する可能性が高くなるため、やって損はないです。現在、欧米を中心にグルテンフリー食が浸透しつつあります。
グルテンフリーにして絶対王者になったジョコビッチ
グルテンフリー食が日本で一躍有名になったのは、たぶん2015年3月に発売された『ジョコビッチの生まれ変わる食事』という本によるところだと思います。テニス界の絶対王者ノバク・ジョコビッチの自伝的作品です。世界的にバカ売れしているそうですが、日本でも12万部を超えるベストセラー。僕がグルテンフリーを知ったのもこの本です。
今の錦織圭選手のように「有望な若手」でしかなかったジョコビッチ。才能はあるけど大事なところで勝ち切れず、好不調に波のある選手でした。それが奇跡的な巡り合わせでグルテンフリー食を試したところ、翌年からテニス史上最強クラスの強さを誇る絶対王者に生まれ変わったのです。
ジョコビッチは言います。
「私がこの本を書こうと思ったのは、私ならあなたの肉体だけでなく人生すべてを変えられる。それもたったの14日間で、と知っていたからだ。」
「グルテン(小麦などに含まれるタンパク質)を14日間だけやめてみて、どういう気分になるか試してみてほしい。そして15日目にパンを少しだけ食べて様子をみてほしい。体が発する声に耳を傾けてほしい。」
絶対王者からの自信満々な提案です。たった14日間だし、もう試すしかないじゃないですか(笑)。で、やってみました。
グルテンフリー食は意外と簡単
グルテンフリー食を完璧に実践しようとしたら非常に難しいです。例えば普通のしょう油にも小麦粉が入っているくらいなので、加工品はほぼ食べられません。だから完璧は無理ですが、グルテンの摂取量を今までの95%カットするくらいの食生活は簡単です。
どんな食事か?
十割蕎麦はOKだけど基本的に麺類はダメ。お好み焼きやたこ焼きなどの粉モノ系はダメ。天ぷらやから揚げなどの揚げ物もダメ。ケーキやお菓子類もほとんどダメです。だけどお米はOK、肉OK、魚OK、野菜OK、トウモロコシなどの穀物もOKです。
炭水化物抜きダイエット(糖質制限ダイエット)ってあるじゃないですか。あれの難易度低いバージョンだと思ってください。炭水化物抜きダイエットは小麦だけじゃなく、お米も芋やトウモロコシなどの穀物も摂取しちゃダメなんですよね。炭水化物抜きダイエットと比べたらグルテンフリー食はかなり楽です。
最近じゃグルテンフリー向けの製品が沢山でてますからね。大抵は小麦粉の代わりに米粉で代用してるんです、米粉パンケーキ、米粉カレー、米粉パスタ、米粉のお好み焼きとかまで売られています。ちょくちょく買ってみましたが美味しいですよ。
で、あまりにも簡単だったので14日を経過した後もずっとグルテンフリー食を継続してたんです。
なんで今日小麦粉を摂取したの?
268日もグルテンフリー食をしてたんなら、なぜ今日小麦粉を摂取したの?って疑問がわくと思います。それは僕が今日から海外に行くからです。北京とジャカルタに行ってきます。あと数時間でフライトです。
あの本で「14日間グルテンフリー食に挑戦して15日目にパンをひと切れ食べてみん。体の変化を理解できるはず」ってジョコビッチが言ってたので僕もその人体実験をしてみたいんですよ。
でも海外でグルテンフリー食を貫くのは困難かもしれないし、仮に食べることになって体調が悪くなったとしてもグルテンが原因なのか海外の食事に合わなかったのが原因なのか特定できないじゃないですか。だから海外に行くタイミングで小麦粉を摂取してみました。
268日ぶりの小麦は「10分どん兵衛」
で、久々の小麦粉は「10分どん兵衛」にしました。みんな知ってるかな。去年の年末に話題になった「10分どん兵衛」。
TBSラジオで放送されている「東京ポッド許可局」にて、お笑い芸人のマキタスポーツさんが提唱したカップうどん「どん兵衛」の食べ方です。
うどん通にまかり通っている「コシ偏重主義」を否定する文脈から生まれた「どん兵衛」の新しい食べ方で、作り方は非常にシンプル。通常は熱湯を入れて5分で完成のところ、5分経ったところで麺をほぐして追加で5分待ちます。それだけです。
深夜のラジオ番組にもかかわらず放送直後からTwitterなどで「10分どん兵衛」が拡散。瞬く間に急上昇キーワードになり話題に。最終的には販売元の日清食品が公式ホームページにて「おわび」を公開するに至りました(ネタ的にですけどね)。
■10分どん兵衛公式サイト
⇒http://www.donbei.jp/10min/
でね、10分どん兵衛は想像通りの味でした。柔らかいだけのどん兵衛。「あー、なるほどね」って何の感動もない。普通に美味しいけど5分でいいんじゃない?って感じです。
グルテンフリーを268日間実践した結果
10分どん兵衛を美味しくいただいて10時間が経とうとしています。今のところ何も変化なし!嬉しいやら悲しいやら、何ひとつ変化を感じてません。おい!!って感じですが正直わからないので仕方ないです。
で、実はグルテンフリーを始めた頃から7キロほど痩せてんですが、それも正直グルテンフリーが原因かわからない。だって去年の11月からフリーレティクスを始めて運動量が圧倒的に増えたから、痩せたのはフリーレティクスが原因かもしれません。
まぁグルテンフリー食はどう考えても今までより健康的な食事なので、7キロ減の原因がすべてとは言わないけど半分くらいはグルテンフリー食のおかげだと思いますけどね。
まとめ
グルテンフリー食の話に、海外に行くだとか10分どん兵衛だとか入ってきて情報量が多くてグチャグチャした記事になっちゃいましたね。しかも結果はグダグダ(笑)。
まぁ僕が言えるのは「グルテンフリー食は想像以上に簡単っすよ!」ってことくらいかな。今後も続けていこうと思ってます。
Amazonレビューが120件もあるので、興味がある人は是非チェックしてみてください。僕の記事より300倍参考になりますよ!
追記:行ってきました。
行ってきました!
インドネシアと北京の旅は下記記事にまとめています。
[…] 食べていない「シーフード」のプレートをおかわりしたらシーフードヌードルでした。おかわりを貰っといて食べ残すわけにはいきません。この旅ではグルテンフリー食(小麦粉を食べない)を諦めた瞬間でした。「10分どん兵衛」を食べててよかった! […]
[…] やりません:酒、煙草、賭け事、ゲーム 食事:2015年9月からグルテンフリー食(小麦粉を食べない)です。 […]
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