まちジャム2017のレポート記事だョ！全員集合

あ、どーもです。タカタロウです。2017年7月21、22、23日に開催された「まちジャム」に参加したんでレポート記事書きますね。

「まちジャムってなに？」

まちジャムってなに？わたしダイエット中だからジャムとか無理！

いや、パンに付けるジャムじゃねーんだわ。むしろダイエットしてんなら良いかも。まちジャムってね・・・

今年もそんな会話が日本のどこかで繰り広げられていたとかいないとか。。。ないね、ない。すいません。

でも、まちジャムのこと知らない人もいると思うからサクッと紹介しとくと、東京都東村山市で開催される音楽イベントです。

東村山駅ビル、駅前広場、大善院、全生園など、全16ステージで繰り広げられる入場無料の音楽ライブイベントです。今年で4回目。毎年7月後半に開催されています。ちなみに「ジャム」は「ジャムセッション（即興演奏）」という意味。

東村山市内あちこちで同地多発的に開催されるってのが特徴です。タイムテーブルも貼っておきますね。

バラエティ豊かなアーティストが参加。多種多様な音楽を楽しめます！ぼくは2015年に続き2回目のまちジャムでした（2016年はトライアスロン大会と日程が被って参加できーず）。2015年の記事も貼っておきます。

東村山の音楽イベント「まちジャム2015」に参加しなかった人がマジで可哀想なので来年のために予習記事を書く

2015年7月27日

まちジャム初日

こっからぼくが参加したライブを写真といっしょにレビュー。

まちジャム2017の初ライブは久米川駅の駅前で「みちゅのりんご」さん。めちゃくちゃかわいいし名前からしてごりごりのアイドルさんだと想像してたんだけど、歌ったら本格的でビビりました。憑依型というか、よくわからんけどUAさんとかそっち系っぽかった。とてもよかった！

続いて中谷浩之さん。中谷さんはまちジャム実行委員長だそうです。素敵なイベントをありがとうございます。

唄猿ケイタさんです。声量すごい。伸びる伸びる。

ヤマザキヤマトさん。スイスの楽器、ハングをはじめて聴きました。癒されるー。

久米川から東村山駅の西口ビルの「サンパルネ」へ移動。

「東京最前線」です。津軽三味線、和太鼓、ピアノ、ベースの4人組バンド。イケてる。

まちジャム2日目

2日目、最初に行ったのは場所は東村山市美住のリサイクルショップ「夢ハウス」。

アフリカの音ささじ（笹島君枝）さんによるアフリカの楽器「ムビラ」をつかったライブ。ドンキーモンキーブージー♪という歌声が耳に残ってます。

「夢ハウス」をアフリカの音ささじさんだけで抜け出して向かったのが東村山市地域福祉センターにある「ころころの森」。0-2歳児の子育て広場で、ぼくの甥っ子・姪っ子も毎週のようにお世話になっているらしいんだけど、保護者登録している人しか入れーず。ぼくは保護者登録してなかったので入場禁止です。

たぶんパンフレットに注意書きすんの忘れたんでしょうね。しゃーない。ころころの森のスタッフさんが同情してくれて、特別に中を見学させてくれました（ちょうどステージの合間時間でした）。

ころころの森では幼児向けのライブが開催されたようです。

東村山駅東口にて葉下桃真子さん（はしもとまこ）のライブをみる。一曲だけ聞いて速攻で移動するつもりが時間を忘れてしまった。

葉下桃真子さんのライブが終わって「やべっ！」と猛ダッシュ。東村山駅西口でやる「survive style（サバイブスタイル）」さんのライブをみたいと思っていたんだけど、ちょうど終わったところだった(;_;)。

痛恨のミスをして落ち込んでた時に河野圭佑さんが登場。歌もMCも大変素晴らしい！楽しませていただきました。

ライブ終わりに河野さんご本人からCDを買いましたー。あとで聴くぞー。

つづいて、東村山駅西口から徒歩2分の場所にあるユニークな絵本屋さん「トロル」へ移動。

山口土下座さんがネガティブな歌詞を明るく歌っていました。おもしろいね！

2017年度のメインステージ、大善院へ。ぼく大善院に来たのはじめてでした。良いお寺さんですね。

大善院の空間デザインは東村山在住のデコレーター、飯野モモコさんが手掛けたそうです。なるほど、プロによる仕事だったのか。とてもいい雰囲気になっていました。

ガイドブックを使ったスタンプラリーが実施されていました。すごいなぁー、色々考えてるんですね。頭が下がります。

かわいいバッジたち。いいでしょ。

ぼくは青いの選びました。

大善院では「寺カフェ」と題して飲食販売も実施。東京都東村山市本町にある「くまの食堂」さんが出張してくれていました。

参加アーティストのグッズなど、物販もしていました。

今年のまちジャム公式Tシャツは東村山市在住のクリエイティブユニット、「monotooto（モノトオト）」さんによるデザインだそうです。

那須で染織アトリエショップ「Brillante」を営む染織アーティスト遠藤聖香さんの作品も販売されていました。聖香さんご本人も来ていてお話しできたんですが、愉快な方でした(^^)

さてさて、ぼくは暑かったのでカキ氷（100円）を食べながら音楽をきく。

楽団エウロパDXさんです。YMO的な音楽でした。というか、YMOのカバーも演奏されていました！

「五目亭ひじき」と「ミチマチガエタズ」のコラボユニット。会場を沸かせてました。

そして、ゲストアーティストの晋平太さん＆DJのPACHI-YELLOWさん。あんま詳しくないんですが今って日本語ラップブームなんですよね。だからかな、若いお客さんがたくさん集まっていました。

ぼくは2015年のまちジャムでも晋平太さんのステージを見たんだけど、2015年と2017年で明らかに違うんですよ。2015年は観客が今回の半分くらいだったし。だからだと思うけど晋平太さんも「日本語ラップとは？」というレクチャーに時間を割いていた印象でした。

今回はね、もう煽る煽る。これが本来の晋平太さんなんでしょうね。座っているお客さん立たせて「もっと声だせんだろ！」的な煽りに若者はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんも呼応してて、なんか異世界でした。

つづいてゲストミュージシャンの「kirim」さん。晋平太さんからガラッと雰囲気変わってカントリーミュージックっていうのかな、ゆったりとした美しい楽曲でした。

まちジャム3日目

3日目は、まず恩多町にある「大岱稲荷神社」で開催された「おいなりさんジャム」に行きました。

2015年度の記事にも書いたかもしれないけど、特にお気に入りのアーティストさんとかいなくてどこ行くか迷ったらココ来たらいいですよ。もっとも敷居が低いし（ふらっと行ってふらっと帰れる）、出店もあるし、子どもたちが遊んでて賑やか。ピースフル。家族連れだったらここです。

東村山の地元野菜と平飼いたまごを買いましたー。平飼いたまごに興奮して店員さんに質問攻めしたんだけどあんま把握してない感じでした（笑）。

写真は「Neccobocco（ねっこぼっこ）」さん。with琉球國祭り太鼓with子どもたち。小沢健二さんの「僕らが旅に出る理由」などを歌ってましたがうまいうまい！

ジャージャー麺（400円）とニンジンびっくりフライ（100円）。なにこれウマ過ぎるんですけど。レベル高いなー。

ジャージャー麺食べてたときに後ろか賑やかなメロディー聞こえてきて「なんだ！？」と振り返ったら「Grupo Os Molequinhos」がテンションマックスで登場。うわー、おぼえてる。2015年もみたサンバチームだ！

なんか2015年よりパワーアップしてんですよね。メンバーも増えてるっぽい。東村山のダンスチーム「Shooting Stars」も一緒になって踊ってくれました。

サンバ、いいっすね。馴染みのない音楽だけど、本能的に気分が上がる感じ。Grupo Os Molequinhosは会場を盛り上げるプロフェッショナルみたいな人たちだから、最後の方は会場で大きな輪を作ったり、美女メンバーがトンネルを作ってハイタッチとか発生してました。

「Grupo Os Molequinhos」のステージが終わったら、渡部市長の挨拶。実はぼく、出番前の市長の横にいたんだけど「この後に喋んのかー」と言って苦笑していましたよ。かなり盛り上がった後でしたからね。ご苦労様です。

「イナリカジプロジェクト」さん。「島人ぬ宝」「海の声」「三線の花」を披露。どれも好き。どれもよかった。あーそうだ、琉球國祭り太鼓東京支部さんはメンバー募集しているそうですよー。

そんで次が「moimoi」さん。家族で組んでるバンドらしいです。小さな子の歌声って好きなんですよ。心が平和になるんですよ。

さてさて、全生園に移動。

木村ヒロシさんのライブがはじまっていました。なんちゅー良い声なんだ。

全生園の会場はね、お客さんの年齢層高め。まちジャムはステージごとに雰囲気が違って面白いですね。

「まるこたぬ」さんは、ヴァイオリンやアコースティックギターなど揃えた4人組バンド。情熱大陸のテーマなど披露していました。バイオリンがすごい。

映画「あん」の原作者でもあるドリアン助川さん。ぼくラジオっ子なんだけどラジオを聞きだした頃に「ドリアン助川の正義のラジオ!ジャンベルジャン!」が放送されてて聞いていました。こうしてドリアンさんを生で見る機会があるとは。

トリは中川五郎さん。「Sports For Tomorrow」はよかったなぁー。安倍首相のスピーチを元ネタにしている曲で、「作曲：中川五郎、作詞：安倍晋三です」ってウケました。『わたしが保証します♪汚染水はアンダーコントロールー♪』とかって安倍さんのスピーチを歌ってるんだけど今聞くと皮肉のように感じてしまうのが悲しいですが、こういう政治色が強い歌も新鮮味ありました。

そうそう、今回のまちジャムでは投げ銭ができるようになってました。ほとんどのミュージシャンはギャラがでていないらしいんですよ。で、投げ銭がミュージシャンに分配されるっぽいです。こんな盛りだくさんのイベント、無料なのは気が引けますからね。お客に優しいシステムだと思います。

まとめ

まちジャム全3日間、いろんなライブに参加できました。いやー、疲れた。元気になった。ぼくは音楽に疎いんですが、だからこそ貴重で有意義な時間となりました。

このイベントを開催してくれたスタッフさんやアーティストさんには感謝です。ありがとうございました。