東村山駅東口から徒歩2分ほどの場所に冷凍餃子テイクアウト専門店「やさしい餃子きたもと」ができたので行ってきました。結論、万人ウケすると思う。雪松より好きなひとは多いかも。でもぼくは・・・
もくじ
やさしい餃子きたもと:行ってみた
「やさしい餃子」なる店をちょっと前に発見したんですが遂に行ってきました。
東村山駅東口(噴水側)から徒歩2分ほどの場所。セブンイレブンの近くにあります。
住所は東京都東村山市本町2丁目19−61。
この日は強風が吹いていたんですが、看板が倒れていました。一瞬看板を立て直してあげようと思ったけど、こーいうのはそのままにするのが無難です。また倒れてダメージがデカくなる。自転車で学びました。
店内はこんな感じ。無人です。餃子の雪松とシステムは一緒ですね。
こういう店がはじめてのかたでも混乱することはないと思います。
(1)冷蔵庫から餃子を自分で取り出して
(2)料金箱にお金を入れる
これだけです。大丈夫。
店内モニターで流れていた動画がYouTubeにあったので貼っておきます。
ほう、箱詰めされているんですね。ロゴがかわいい。
おつりがでないので注意してください!!個人的にはQR決済に対応していただきたい。財布を持たずに散歩とかしていること多いんです。
「誰もが安心して食べられる美味しい餃子をつくりたい」。だそうです。いいと思います。
ただ、「誰もが安心して食べられる」のならもっと説明をしてほしいと思ってしまいました。
すみません!原材料の産地から生産者まで公開してほしいし、餃子の製造施設を公開してほしいし、製造過程を公開してほしいし、経営者や従業員を公開してほしいし、この店を開店するまでのストーリーを公開してほしい。
逆に言うと、原材料や運営会社すらもわからないんですよね。ネットで軽く調べたら、運営会社は渋谷のシェアオフィスに事務所があるっぽいことはわかったけど会社名がわからないし、安心につながる情報といえば「無添加らしい」くらいしかわかりませんでした。
「やさしい餃子」「誰もが安心して食べられる」と掲げるなら、原材料くらいは全面公開して欲しいし、製造年月日や賞味期限は必須だと思うし、食品アレルギーに対する表示も必須だと思う。それが最低ライン。そして原材料の生産現場や生産者の公開、SDGsうんぬんかんぬんとか、ハラル認証とか、フェアトレードとか語ってたら「この店マジですげぇ!!」ってなるけど、とりあえず情報公開的には安心できなかったです。これなら味の素の冷凍餃子のほうが安心だなぁと。ほんとすみません!!!
【※添付たれのアレルギー物質 小麦・ごま・大豆を含む ※本製品製造ラインでは、エビ、カニ、卵を使用した製品も製造しております。】とあります。
商品パッケージや販売ディスプレイにも明記するとよりやさしいですね。普通に買い物したら知りえないですから。すみません。姪っ子がアレルギー持ちだったりするのでちょっと敏感です。
むかし、「冷凍食品は保存料を使う必要がないからむしろ安心なんだよ」って聞いてへぇーー!ってなった。
箱がかわいい。
店内にはビニール袋と保冷剤が用意されています。無料です。
やさしい餃子きたもと:作ってみた
さて、買ってきました。
1箱30個入りで税込み価格1,000円です。
箱の中身はこんな感じ。
イラスト付きの焼き方マニュアルです。フライパンでは餃子9個なのに、お皿には10個というね。すみません!!こんな細かいイラスト間違いに気付いたのは理由があって、あとで詳しく書くけど「水とお酢の分量が多い」ように思えたからです。
餃子の雪松は餃子をプラスチック製トレーに入れていますが、やさしい餃子きたもとは袋にまとめて入れられていました。
箱にはタレば2種類入っていました。普通のラー油入りタレとみそ餃子のタレ。これはうれしい。
ビニール袋込みですが、30個で549gでした。1個当たり18.3gということですね。ちなみに餃子の雪松の生餃子が1個20g、ぎょうざの満州の生餃子が1個24gです。やさしい餃子きたもとは若干小さい。
作りかたマニュアルで「水100mlとお酢20mlを餃子にまんべんなく注ぐ」と書いてあるんです。まずお酢にへぇーって思いました。珍しいですね。黒酢しかなかったですがOKなのかな。
直径30cmのフライパンを使用しています。
実際に焼いてみて思ったんですが、適切な水分量って焼く餃子の数やフライパンの大きさによって違うはずです。ここをマニュアルでハッキリ書いてほしい。一度に何個を焼くことを想定してのマニュアルなのか謎です。
ぼくは水分はマニュアルの半分にしました。冷凍餃子は何度も焼いたことがあるけど水とお酢合わせて120mlは絶対に多いと思って。
水分を注いだら蓋を閉めて蒸します。
水分がなくなってきたら蓋を開けて焼き、仕上げます。
焼き上がりました!!2種類のタレで実食です!
やさしい餃子きたもと:食べてみた
うまいです。
「やさしい餃子」という名前から想像していた通り、ニンニクなどの刺激が少ない餃子ですね。
刺激が少ないといってもぎょうざの満州のように「これニンニク入ってんの?」みたいなレベルでもないので、ちゃんと餃子っぽさはあります。そういう意味でも老若男女の多くがおいしいと言って満足する味だと思います。
タレが2種類付いているのもうれしい。食事のエンターテイメント性がアップします。
やさしい餃子きたもと:餃子の雪松と比較する
テイクアウト専門餃子店のトップランナーである「餃子の雪松」と比較します。
まずは実質的な価格はやさしい餃子きたもとのほうが少しだけ高いです。
- 餃子の雪松
1個20gで36個入りで1000円
- やさしい餃子きたもと
1個18.3gで30個入りで1000円
※ただし雪松はタレ付属ナシ(有料販売)で、やさしい餃子きたもとはタレが付属
味ですが、個人的には雪松のほうが好きなんですよね。うん、雪松のほうがおじさんウケはすると思う。アレは強烈ですから、好き嫌いが分かれるんですよ。実際、ぼくの周囲の子どもや女性のウケはあまり良くない。
餃子の雪松は強烈にパンチが効いているので万人ウケはしないし、毎日食べるような餃子ではないけど、記憶に残る味で2カ月に一回くらい食べたくなる。
やさしい餃子きたもとは美味しいんですよ?美味しいんだけど個性は薄いですよね。良い意味でも悪い意味でも優等生的。子どもに食べさせるならやさしい餃子きたもとを選ぶと思います。
余談:水分にお酢をくわえる謎
余談です。やさしい餃子きたもとの焼きかたマニュアルに書いてある、餃子を焼くときにお酢を入れる意味がよくわからないんです。
上の写真はお酢を入れたバージョンのフライパン。焦げが残っていますね。
上は水だけで焼いたフライパン。お酢を入れると焦げ目がつきやすくなるようですが、それってどうなんでしょうかね。水だけでも十分に焦げ目はつきます。わざわざお酢を入れると「無駄に焦げる」とぼくは思いました。水だけのほうがいい。
やさしい餃子きたもと:まとめ
東村山駅東口から徒歩2分の場所にできたテイクアウト専門餃子店「やさしい餃子きたもと」。おいしかったです。万人受けする美味しい餃子だと思います。買って後悔することはないはずなのでぜひお試しくださいませ。
ではではー!
やさしいの箱の裏に
商品情報
すべて書いてありますよ。
そうでしたか!?失礼しました。食物アレルギーとかも書いてあるんですかね。確認してみます。
焼きたか見て「お酢⁈」と思ったので作り方の参考になる情報ないかなと思い辿り着きました。
雪松やぎょうざの満州と比べていたり、お酢の疑問も解決(?)できたので助かりました。
お酢使わずに焼きました。
ネットサーフィンしていてたまたま見かけたので買ってみました。確かに美味しかったです!
きっかけ作ってくださりありがとうございました。
いえいえー!冷凍餃子専門店、どんどん新しいのが登場していますね!
最近家の近くで見かけて、気になったのでありがたいです。