【朗報】1月から12月まで英語で書けない僕が英語でバリバリ仕事をしている件

もくじ

「英語?書けないし読めないし喋れないよ?でも英語を使って仕事してるよ。」

コツコツ英語を勉強している人に冷や水を浴びせることになるかもしれないから、言おうかどうか迷ったんだけど、本当のことを言っちゃう。

あのー、僕、アメリカとシンガポールの企業と仕事してるんで、日常的に英語を使って仕事をしてるんです。カッコいいでしょ?凄いでしょ?でもね、正直に言うと全然なの。だって今1月から12月まで英語で書けと言われたら断るもん。たぶん正確に書けないから。

「じゃあ英語どうしてんだよ!?」

ええとね、Google翻訳。以上。

英語で仕事をするのに英語力はいらない。

東進ハイスクールの安河内先生

『英語なんて言葉なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』

と東進ハイスクールの安河内先生が言ってる。うん、そうかもしんないね。でも僕も安河内先生と同じくらいのテンションで言いたい。

「英語で仕事をするのに英語力はいらないんだ!」

そりゃ使えるに越したことないよ。ビジネスシーンでも友達作りでも英語が使えたら便利。それは間違いない。でもさ、英語力なくても何とかなる。というか実はみんな結構英語使える。

僕なんて良い例。僕は英語力は低いけど英語でバリバリ仕事してるもん(Google翻訳さいこー!)。

基本はメールだからってのもあるけどさ、Google翻訳で事足りるんだ。たまに遭遇する意味不明な部分は更に深くググれば大丈夫。Yahoo知恵袋を使ったこともあった(笑)。まったくお手上げの時は「スピード翻訳」という有料の翻訳サービスを利用。それで結構込み入った打ち合わせやアメリカの税務手続きなんかも一人でこなしているからね。

電話は相当苦手だけど、実際に会ってのコミュニケーションも結構できちゃう。詳細はメールで分かりあっているから、そもそも会う目的ってお互いの信頼を確認するだけなんだよね。顔見せと言うかさ、握手するのが目的って感じだから英語力はそれほど必要ない。あとは笑顔とノリでOK。

繰り返すけど、僕がやってきた実務経験からの感想だと、英語で仕事をするのに英語力は必要ない。テクノロジーの進化で、これからもっと楽になるんだろうね。それは間違いないよ。

僕のGoogle翻訳活用術

かなり薄っぺらい内容なんだけど、本当にコレだけだから仕方がない。僕のGoogle翻訳活用術の要点を書いておく。

・文章を短く区切る
・翻訳した英語を日本語翻訳して再チェックする
・同じ内容を別の表現にして繰り返して伝える

以上。これだけで飛躍的に誤訳や誤解を防ぐことができる。

みんな過剰に英語力が必要だと思い込んでいる

こう言った方が近いかな。「みんな過剰に英語力が必要だと思い込んでいる」。

あの、僕は大学時代に一人でバックパック旅行をしてたんですよ。東南アジアと中米、それぞれ1か月くらいね。で、地元の友達なんかにその話をすると、「え?英語しゃべれんの?」ってメッチャ聞かれる。ホントみんな聞く。

でもさ、僕が喋れる程度の英語なんてみんな喋れるの。みんな一人旅できるくらいの英語力はあるの。つまり、過剰に英語力が必要だと思い込んでいるんだよ。大丈夫なのに。

そもそもスペイン語圏の中米なんて出入国管理のやり取りでさえも英語通じなかったりするんだよ(笑)。それでも、笑顔とノリと事前に覚えた少しの単語で楽しく乗り切れる。これ実際。

そう、逆に考えてみるといい。カタコトな日本語を話す外国人が可愛く映ったりしませんか?「シンジュク、ワタシ、デンシャ」とか言って話しかけられたら何となく意味わかるし、助けてあげようと思いますよね。だって頑張っている姿が素敵じゃないですか。そんで「アリガト、アナタ!アリガト!」とか言われたら最高に嬉しいですよね。

なぜ本田圭佑は英語ペラペラなのか?

確か神田昌典さんの『お金と英語の非常識な関係』って本に書いてあったと思うんだけど、英語は日常会話よりもビジネス英語の方が簡単なの。ほんとコレ。

なぜモンゴル人力士はすぐに日本語ペラペラになるのか?答え、実はペラペラなのは相撲の話題だけかも。そう、記者からどんな質問が飛んでくるか想定できるので答えるのも簡単なんです。僕たちは海外メディアに英語で答える本田圭佑選手や松田聖子さんにビックリするわけだけど、それも同じ。自分の仕事、得意分野なら外国語の難易度はグッと下がる。

ビジネスシーンはもちろんのこと、入国管理手続き、ホテルのチェックイン、一人旅での自己紹介など決まった場面に対しては事前に想定問答を調査できるし、全部テンプレ化できる。いくつかのパターンやフレーズを覚えておけば大丈夫。

マネックス証券 松本大

マネックス証券会長CEOの松本大さんもこんなことを言っている。

私の持論は「仕事で英語を使うぶんには、高度な英語力など必要ない」というもの。なぜそう言えるのか。私自身、中学生に毛が生えたレベルの英語力しかないのに、英語で仕事を十分にこなせているからです。

私が使っている英単語や文法は中学1~2年生レベルのものばかりです。つい先ほど送ったメールを見ても、”I want you to do ○○.”や”You don’t need to sell ○○ yet.”といった具合ですから、中学生レベルの作文と大差ありませんよね。

東京大学法学部卒業でアメリカのゴールドマン・サックス証券で役員も務めた超エリートの松本さんの「中学生に毛が生えたレベルの英語力しかない」という発言は正直疑わしいけど(笑)、言っている内容はホント共感する。

必要なのは英語力じゃない

英語を使いこなせないのは英語力の問題じゃなく、広義の意味でコミュニケーション能力の問題なの。じゃあコミュニケーション能力って具体的に何なのさ?って話だけど。

例えば、さっき紹介した神田昌典さんの『お金と英語の非常識な関係』には、確か日本人の英語が伝わらない最大の理由として「声が小さいから」と書いてあった。日本人の多くは英語にコンプレックスを抱えているから英語で話す時に小さい声になってしまい、発音や文法以前に純粋に聞き取れないらしい。

僕がバックパッカーだった時、ミッションとしてその国のサッカー代表ユニフォームを買うことにしてたんだけど、買ったらユニフォームを着るわけですよ。すると「サッカー好きなの?」とか声をかけてくれる。つまり共通の話題をこちらから用意するわけ。相手が話しやすくて自分も得意なネタを用意するの。そんだけで現地の方と好意的なコミュニケーションがとれちゃう。

ビジネスシーンでは掴みとして相手を褒めまくる。「あなたは賢いし、優しいし、アイデアを持ってる。そんなあなたを僕は好きだし一緒に仕事ができて最高に幸せだ。いつもありがとう」。このくらいのことは毎回伝える。褒められたら誰だって嬉しいし、自分に好意を抱いてくれる奴を嫌いになるのは難しいんだよ。

もう薄々感づいている人もいると思うけど、対外国人に限った話じゃないからね。日本人にもかなり有用です。元気よく話す、話しやすい話題を用意する、相手を褒める。この3つを意識するだけでもだいぶ違う。まずは日本人相手に訓練してみると良いと思う。

まとめ

みんな過剰に英語力が必要だと思い込んでる。実際は英語で仕事をするのに英語力は必要ではないし、バックパック旅行も英語力は必要ない。

目的は流暢な英語を喋ることではなく、こちらの言いたいこと伝えること。

もちろん英語力があるのは良いこと。素晴らしい。でも、なくても大丈夫。ググる力やコミュニケーション能力で代用できちゃう。

ググる力やコミュニケーション能力ってのも大層なもんじゃない。コツさえ身に付ければすぐに向上する。

 
以上、失礼しましたー。

SPONSORED LINK

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です